精神薬・太る?依存性はある?病気になる?早死にする?妊娠は?

littlesky

依存性はありますか?

向精神薬の多くは薬物依存症の危険性があるものが多いです。
向精神薬 – Wikipedia

精神的な依存が強い場合もあります。

向精神薬で薬物依存症に陥る患者が増加

MSNニュース
2013.5.8 02:06
向精神薬で薬物依存症に陥る患者が増加 12年間で割合倍増
精神科などで処方される向精神薬の服用で薬物依存症になった
患者の割合が、平成12~24年の12年間で約2倍になったことが
7日、国立精神・神経医療研究センター(東京)の調査で分かった。
向精神薬は法律の取り締まり対象だが、
医師の処方があれば治療に使用することができる。
安易に使い続けて依存症になる患者も少なくないといい、
関係者は「安直に処方し続ける医師側にも責任がある」と指摘している。

同センターの松本俊彦・診断治療開発研究室長は
「医師側も向精神薬を与え続けるだけではなく、
最終的に患者を断薬に導くためのノウハウを身に付けていく必要がある」
とした上で、患者側には
「急にやめようとしても頭痛や不眠、記憶障害など副作用を起こす可能性がある」と
注意を促している。
http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/130508/waf13050802070001-n1.ht

太りますか?

太ることもあります。

定型抗精神病薬ではクロルプロマジンとレボメプロマジン、
非定型抗精神病薬ではクロザピンとオランザピン(ジプレキサ)が
食欲亢進を引き起こすため体重増加の副作用が表れる。
精神医療における事故と抗精神病薬の副作用

副作用で逆に体重減少することがあります。

稀に痩せの症状も見られる。
抗精神病薬の副作用である手の振るえなどを抑えるために使われる
抗パーキンソン薬の影響や
抗精神病薬の副作用が複合的に影響しあって
体重の減少を引き起こすと考えられる。
精神医療における事故と抗精神病薬の副作用

精神薬を飲み続けると早死にするか?

抗不安薬や睡眠薬を服用することで、
認知症、転倒や交通事故、癌、肺炎などが増加することにより、
若年死亡率が高まることが懸念されている。

抗不安薬・睡眠薬を使用していなかった
対照群に比べて、投薬群全体では総死亡は2倍多く、
1年以内の投薬群に限定すると総死亡が3.32倍多い、
という結果です。また、処方量が多くなればなるほど、
総死亡が増加する傾向が認められています。
抗不安薬や睡眠薬で早死しますか? – 地域医療日誌

便秘は副作用?

便秘は副作用でも起こります。

抗精神病薬の副作用である抗コリン作用によって
便秘の症状が表れることは珍しくない。
特に重篤な場合
腹膜炎などを併発することもある。
精神医療における事故と抗精神病薬の副作用

ふらつくのは副作用?

副作用です。
転倒、怪我、
骨折などを引き起こすことがある。

口渇は副作用?

副作用です。
抗精神病薬の副作用によって
口の渇きが起きることがある。
これは薬の副作用のために神経伝達物質の
アセチルコリンの働きが阻害されることが原因とされる。
(抗コリン作用)

他にもイライラする、じっとできない、
瞳が閉じられず、眠れない。
よだれが大量に出るなど
さまざまな耐え難い副作用があります。
早めに医師に連絡してください。

参考文献

抗精神病薬の「身体副作用」がわかる―The Third Disease単行本
長嶺 敬彦(著)

妊娠・子どもが欲しいが服用はどうするべきか?

できれば、つくる前に止めて欲しい。

できないときは、主治医と相談の上、薬を減らす。

詳しくは

http://miyake-clinic.gr.jp/ippannsikkann/ippan142.htm
三宅婦人科内科医院“一般婦人科疾患”

薬で病気は治りますか?

長い時間が必要ですが
寛解することが多いです。

研究では、20~30年後の時点で、全体の20~30%が快復または社会的治癒に至っています。
そう聞くとちょっと気が遠くなる人もいるかもしれませんが、軽症(日常生活に支障ない程度)を保っている人も25~30%、あわせれば、統合失調症と診断された人のおよそ半数は社会生活を問題なく営むことができるようになっているのです。

さらに近年では、新しい薬剤が登場したことや、薬物療法のみならすリハビリテーションプログラムなどの心理社会的療法が充実してきたことが功を奏し、早い段階から社会生活を十分に楽しめる人がいっそう増えています。

「かんばらない、けどあきらめない」、どこかで聞いたことがあるかもしれません。
ですが、統合失調症治療の合い言葉にもぴったりなのです。

統合失調症は、切り傷のように、目に見えて回復していく病気ではありません。
良くなったり悪くなったりを繰り返しながら、じわじわ改善していくものです。

重要なのは回復期。とくに長期にわたるところですが、何年かかったとしても、ゆったり気長に、「がんばらない」ように、やれることを焦らず増やしていくことです。
逆に、「目に見えて改善したから」と自己判断で薬をやめると再発する場合もあります。

http://happywinwin.blog75.fc2.com/blog-entry-61.html

https://matome.naver.jp/odai/2141345244603618501
2014年10月31日