マララさんノーベル平和賞受賞で、風向きが変わる事が望まれる『途上国の女の子たちを取り巻く過酷な現状』

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マララさんのノーベル平和賞受賞により少し風が変わるかもしれない、と期待される途上国の女子教育。なぜ女子教育が大切なのか?貧困や、文化などから底辺に追いやられる女の子達の状況などや、支援のため商品などについてまとめました。

女の子だから、10代で結婚させられる。
女の子だから、学校に行かせてもらえない。
女の子だから、生まれてさえこられないこともある。
Because I am a Girl(女の子だから)とは|Because I am a Girl 世界の女の子たちに、生きていく力を 国際NGOプラン・ジャパン

▶ノーベル平和賞を受賞したマララさんは、そもそも「女の子が教育を受けるなんて!」という考えのもと銃撃されました

それは彼女が「勉強をしたい」と訴えたからなのです。パキスタンはイスラム教の国です。マララさんも敬虔なイスラム教徒です。しかし、マララさんの住むパキスタン北部の地域にはタリバーンと呼ばれるイスラム教の組織が強い勢力を持っています。そして、この組織は、女性は子どもを産み育て、家庭を守ることが神から与えられた仕事であり、家を離れて社会に出て働くことは許されない。従って女性は学校教育を受ける必要もないと主張し、女子の通う学校への襲撃や破壊を繰り返していました。
10月28日朝礼「マララ・ユスフザイさんについて」 | 横浜翠陵中学・高等学校

マララさんは5年前、11歳の時、イギリスBBC放送のブログに「パキスタン女子学生の日記」を投稿し、恐怖におびえながらも暴力に屈することなく勉強に取り組む決意を表明しました。そして、このブログが欧米諸国で大きな反響を呼び、マララさんは教育の機会を奪われた女性達の希望の象徴になりました。マララさんは世界各国のマスコミによって紹介され、各種の表彰も受けましたが、それによりタリバーンの反感を買って、武装グループによる襲撃を受けることになってしまいました。
10月28日朝礼「マララ・ユスフザイさんについて」 | 横浜翠陵中学・高等学校

▶途上国では、貧困や、文化の違いから、「女の子だから」と、学校に行けなかったり、時に命が脅かされることも…

世界では、14億人(世界人口の約5人に1人)が1日1.25ドル未満というわずかな収入で生計を立てています。貧困は、人々の健康不良や教育水準の低下を招き、労働生産性をも低下させます。その中でもさらに、開発途上国の女の子や女性たちは、貧しさの中、女子であるために社会の底辺に置かれ、より困難な状況に直面している現実があります。
1.途上国の女の子が直面する貧困 | 特集(トピックス) | なんとかしなきゃ!プロジェクト

▶クローズアップされる3つの問題点

1. そもそも生まれないことがある

インドでは「女の子の赤ちゃん殺し」が収まらない。女子の新生児はある時は水路やごみ箱に捨てられ、ある時は親に毒で殺され、またある時は生まれる前に殺される。
開発メディアganas: インドで止まらない女子新生児殺し、タミルナードゥ州の「赤ちゃんポスト」は是か非か

南アジアでは、「女の子は将来の稼ぎ手として期待できない」「嫁ぐ際にダウリー(結婚持参金)が必要で家計に負担」などの理由で、女の子は中絶の対象になりがちです。
2.もし、あなたが途上国の女の子として生まれたら… | 特集(トピックス) | なんとかしなきゃ!プロジェクト

2. 貧困のために売られてしまうことがある

世界中の人身売買の被害者が売られてしまう平均の金額は
なんとわずか90ドル。
現在の日本円に換算すると6,750円という驚くべき数字です。
数字から見る人身売買の衝撃の真実|インド便り|国際NGO NPO法人(特定非営利活動法人)かものはしプロジェクト

インドの大都市で、インド国内で「売春に従事する」ネパール人は約41万人であるという統計データも存在する。被害者の年齢層は、14-18歳が最も多いが、近年HIV/AIDSの蔓延などを理由に処女性を重視する傾向が高まり、10歳以下の少女が売買の対象となることもある。被害者の少女たちは、まず家庭が貧しい、社会的に立場が弱い低カースト・少数民族であるなどの傾向が見られる。

また、教育制度の不備と貧しさが原因で教育を受けていない者も多く、文字が読めないことなどから情報を得る機会も制限される。そうした少女は、街で高給の仕事があるなどの甘い言葉に騙されて、ブローカーを介して売られていくのである。
ネパールの人身売買被害者を支援する施設を訪ねて | ヒューライツ大阪(財団法人アジア・太平洋人権情報センター)

ネパール→インドは一例で、この他にも、ベトナム・ラオス、カンボジア、ミャンマーから中国に花嫁として売られるケースや、売春目的でカンボジア→タイへ売られるケースなどがあります。この件は長くなるので、また別の機会にまとめを作りたいと思います。

3. 早すぎる結婚

今日、途上国では6千万人にも上る少女たちが、17歳以下で、倍以上もの年齢の男性と結婚しています。

こうした未成熟な年齢で結婚した少女たちは、教育の機会を失うだけでなく、妊娠・出産による負担から身体に深刻な悪影響を受けるケースも少なくありません。UNICEFからは15歳以下の少女の妊産婦死亡率が20歳代女性に比べ5倍に上るというデータが発表されており、生まれてきた子どもたちも低体重児になる確率も高いことが確認されています。また、花嫁側の持参金を背景とするレイプや拉致の増加など、強制的な早期婚に絡んだ、少女に対する暴力も問題となっています。
10月11日は「国際ガールズ・デー」、CAREは児童婚、少女婚の問題に取り組んでいます | ニュースリリース | ニュース一覧 | 国際協力NGO CARE|ケア・インターナショナル ジャパン

▶思想的背景から誘拐までされることがある

かなり話題になったのでご存知の方も多いと思いますが、改めて、女子教育がどのように考えられているかを示す極端な例としてご紹介いたします。

「少女たちよ。学校を去り、結婚しなさい」。イスラム過激派ボコ・ハラムの指導者アブバカル・シェカウ容疑者はビデオ映像で、4月にナイジェリア北東部の学校から200人以上の女子生徒を拉致したことを認め、こう警告した。

ボコ・ハラムの組織名は地元の言葉で「西洋の教育は罪」。その象徴である欧米式の学校を襲撃し、これまで多数の生徒や教員を殺害した。シャリア(イスラム法)の導入を要求し、女性は家事や子育てをするべきだと主張、女子教育を真っ向から否定している。
【マララさんにノーベル平和賞】人身売買、拉致、襲撃 抑圧続く女子教育の現実 : 47トピックス – 47NEWS(よんななニュース)

▶紛争下では性暴力も増加

これは女の子に限ったことではありません

・性暴力の被害にあう子どもは毎年、少女1億5,000万人以上、少年7,300万人以上、紛争下にある国の子どもが最もその被害にあいやすい
・最近では、南スーダンで戦闘中に両陣営により、レイプが行われている
・コンゴの女性の約40%は、これまでに何らかの性暴力にあっているとみられる
・コンゴ民主共和国の南キブ地方で実施したレイプ被害者への調査では、91%が膣や膀胱、直腸の裂傷などを含め、1回または複数回にわたって、レイプが関係する病気にかかったことが明らかになっている
・紛争後のリベリアでは、15歳未満でレイプの被害にあった子どもは65%、何らかの性暴力にあった子どもは87%と推計されている
・ケニアでの最近の推計では、紛争が頻繁に起こる場所では、女性の約3人にひとり、男性の約5人にひとりが子ども時代に性暴力を受けたとみている
(中略)
・1994年、ルワンダで起きた大虐殺では、25万人から50万人の女性がレイプの被害にあった
・1990年代初め、ボスニア・ヘルツェゴビナでは、2万人から5万人の女子がレイプされたと推計される
紛争下での性暴力撲滅を目指す ロンドンでグローバル・サミット開催| 日本ユニセフ協会 |子どもの保護

▶しかし、貧困の連鎖を断ち切るには女子教育が大事なようです

女の子が初等教育を5年間受けると、将来生む子どもが5歳まで生き延びる確率が40%もあがります。ケニアでは、女性が男性と同レベルの教育を受けた場合、収穫高が22%も向上したと言うデータもあります。

ガーナの教育者J.E.クウェーギル博士は「男性への教育とは、一個人を教育することだが、女性への教育は、一家族を教育すること」と言いました。女の子の生きる環境を改善するために必要なのは、女の子への教育なのです。
世界中の女の子にエールを!エシカルファッションから、女性の未来を考える「国際ガールズ・デー」[イベントレポート] | greenz.jp グリーンズ

65の途上国や東欧諸国の多くの女の子が中等教育を受けられないことによる経済的な損失の試算は、年間約10兆円。
プラン・アカデミーを見学 | 月本たくや

▶そんな現状をなんとかしようということで、2012年に、国連が制定した「国際ガールズデー」である10月11日には、ライトアップなどが行われました。

Empire State Bldg@EmpireStateBldg

On the heels of Malala Yousafzai’s #NobelPeacePrize, we’re proud to go pink for @PlanUSA & #DayoftheGirl! pic.twitter.com/1QhLdxI2bg

ParksCanadaNL@ParksCanadaNL

Tomorrow! #SignalHill will be lit in pink to celebrate the Int’l #DayoftheGirl @biaagcanada Photo: Sam Smith pic.twitter.com/2ayJfg57EG

Orion Corporation@OrionPharma

In developing countries 1 out of 3 girls under 18 are married.That’s why #dayofthegirl matters! #tyttöjenpäivä pic.twitter.com/D0uWVV1ud8

▶商品代金から一定の額が寄付される日本で買える色々な商品


https://matome.naver.jp/odai/2141300512391215801/2141343328076953603
チャリティピンキーリング|NGOジョイセフ
http://gmgpj.com/action/index.html
リングひとつにつき100円が、途上国の女の子支援に使われます。※他にも途上国&東北の女の子の両方を支援できるピンキーリングもあります。

【Because I am a Girl×Anisha】チャリティーブレスレット|Aisha

チャリティーブレスレットの売り上げを、全額AnishaよりPlan japanへ寄付。

http://www.cayhane.jp/shop/g/g2209909631010/

クロスシー|シチズン

シチズン クロスシー は、Because I am a Girlキャンペーンのコンセプトに賛同し、売上の一部をプラン・ジャパンに寄付し、途上国の厳しい状況にある女の子・女性たちの人生を応援します。

http://citizen.jp/xc/girl/index.html

▶特に女の子たちの権利について活動している団体など

ル ブルターニュ(LE BRETAGNE)

18年に渡りプラン・ジャパンを支援してきた当社では、10月13日(月・祝)~19日(日)の7日間、神楽坂/表参道/新宿/銀座の4店舗において「Because I am a Girl メニュー」をご提供。その売り上げの一部をプラン・ジャパンに寄付し、途上国の女の子を応援するプロジェクトに役立てていただきます。

濃厚なブリードモー・チーズにバイヨンヌ産生ハム、洋梨、グリーンサラダを添え、りんごのはちみつをかけた彩りも鮮やかで、女の子らしいスペシャルガレット。デザートはグルメ垂涎のボルディエのバターとブラウンシュガーも香り高いクレープ。(中略)ブルターニュの味わいを満喫できるお得なセットです。

https://matome.naver.jp/odai/2141300512391215801
2014年10月16日