【ボクらは】ぼのぼのの名言集【ムリばかりしている】

vonobo
最近になってブームが再燃した漫画「ぼのぼの」。その中にある、独特な名言を集めてみました。うーん、考えさせられます。

誰かといっしょに歩くのはたいへんだね。
ぶつからないように、はなれないように、話しながら笑ったり、曲がらないようにして、あわてないようにして、うるさくないようにして。
ぼのぼの

人との距離感って、その相手が自分にとってどういうものかで変わってきますけども、自分がこうだと思った距離感が必ずしも相手が考えているのと同じではないのです。

ボクはおこるのがヘタだ。
おこるっていうのはみんなに『自分のモノ』を教えたがることだってスナドリネコさんが言ってたけど、ボクは『自分のモノ』ってなんなのかわからないからボクはおこるのがヘタなんだと思う。
ぼのぼの

自分の主張・信念をちゃんと持つことはきっといいことなのでしょうけど、それを頑固に捻じ曲げないというのも考え物です。

助けてくれるのはいいのかな。
ホントはいけないのかな。
ホントはいけないのかな。
ホントはいけないから助けてもらうとうれしいのかな。
ぼのぼの

すごくおこってたのにすぐ親切になれるなんてスゴイと思う。
おこってないのがすぐ親切になれるよりスゴイのかなァって思う。
ぼのぼの

そうじゃないのにそう見えるのは、そうじゃないといいなァと思いすぎるからだろうか。
ぼのぼの

なんだか自分のことを言われているようでドキッとしました。

いつだったか、苦しいのは必ず終わるってスナドリネコさんが言ってたけど、シマリスくんは、おかしいのも必ず終わると言うのだった。
ぼのぼの

明けない夜はない、暮れない朝はない。

ボクらはムリばかりしている。
どうなりたいんだろう。
どうなりたくないんだろう。
ぼのぼの

なりたいものがあって、ああはならないぞって決心することって、結局ムリしているんですよね。
人間はもっと自由であるべきなのかもしれません。

毎日あたたかいものを食べられたらとても幸せだろう。
ぼのぼの

一見なんでもないような言葉ですが、当たり前のことに感謝できる幸福さについて考えさせられます。
この時、ちょうど作者のいがらしみきおさんが東北で被災されていたことを考慮すると、俄然含蓄のある言葉に聞こえてくるのではないでしょうか。

みんななにかを忘れている。
もっとも忘れないと生きていけないだろうから、覚えているのはとても苦しいことなんだ。
忘れることでみんな生きていけるんだろう。
ぼのぼの

辛いことさえも全部覚えているような人は、悩んでいるばかりでしょうね。
忘れてしまうことで、きっと未来を見据えて生きていけるんでしょう。

おまえはよ、要するに今の自分に不満があるんだろ。
え?
だからなにかになりたがったりするんだよ。
ちがうゥ?
アライグマくん

生きていくのってむずかしいとか思ってるわけ?
むずかしいって誰かに言われたからむずかしいと思ってるんじゃないの?
メシくって動きまわって寝て、メシくって動きまわって寝て、死ぬ時が来たら死ぬしかないんだよ。
それのどこがむずかしいんだよ。
アライグマくん

確かに、人って人生を難しく考えすぎなのかも。
なんだか説教くさいアライグマくんですが、生きることに悩みを覚えがちな我々現代人にこそグサリと心に突き刺さる一言ですよね。

後でこまることをなんで今こまるわけ?
アライグマくん

後でどうなろうと、今クヨクヨ悩んでも仕方ないんだよ。

大人になるとともだちはいなくなるのよ。
大人になると『ともだち』じゃなくて『友人』になるのよ。
『友人』だから『ともだちの人』ということよ。
だから『ともだち』とはちがうのよ。
シマリスくん

スタンドバイミー的なことですね。
子供のころの友達と大人になってからできる友達って、確かに全然意味が違いますよね。

シマリスはウワキっていうのだけはわからないのでぃす。
他人のやることのうちで一番よくわからないことでぃす。
ウワキなんていうものは、こんな枯れ枝をどこまで渡れるか試してみるのと同じでは。
シマリスくん

生き物は絶対こまるんだよ。
生きてる限り絶対こまるんだよ。
こまらない生き方なんか絶対ないんだよ。
そしてこまるのは絶対おわるんだよ。
どうだ、少しは安心してこまれるようになったか?
スナドリネコさん

アライグマくんの言葉にかぶるところがあります。
初期のぼのぼののメインテーマが「悩まずに生きること」なのではないでしょうか。

たいがいの頭にくることって他人といっしょにいるから起きることなんだよ。
だからひとりになるとすっきりするんだろ。
スナドリネコさん

たまにはひとりになることも大事だよ。

楽しいことは必ず終わるし苦しいことも必ず終わる。
この世にあるのは全部必ず終わってしまうものばかりだ。
なぜだと思う?
それは多分、生き物というものが何かをやるために生まれてきたわけじゃない証拠だろう。
スナドリネコさん

離れていても忘れないのは家族だけだよ。
そして忘れていいのも家族だけだよ。
いつか必ず思い出すのも家族だけだよ。
フェネックギツネくん

家族って、生まれながらの愛を享受し合う存在なんです。
このつながりを消すことは、何者にもできないんです。

オレたちはなんのためにメシ喰ってるんだ?
またメシを喰うためじゃねえだろう。
自分にできることを探してるのさ。
世の中はみんなそれを探してウロウロしてるんだ。
アライグマくんのおとうさん

生きることは、自分のできることを探すことなんだ。
自分にできることは全然ないって?
大丈夫、みんなできないことばっかりなんだから。

自分をすてることができない限り自立はできないでしょう。
ダイねえちゃん

その通りです!
自立って自由と簡単に結び付けられるものではないんですよね。
むしろある意味では自由を制限するものなのかも。

Twitterでも、いくつかぼのぼのに関するBOTがあるようです

全部フォローしてもよし、お気に入りのbotだけをフォローしてもよし。

もっとも古くに作成されたbotのようです。
漫画だけでなく、絵本や映画の言葉もtweetされている様子。
なお、更新は漫画34巻のものを最後に途絶えています。

他のbotと比較すると、一日につぶやく頻度が若干多めです。
更新は24巻を最後に途絶えているようです。

恐らく一番最近に作られたbot。
新しいだけあって、漫画全巻の言葉をつぶやかれています。
なお、巻数表示はありません。

名言というよりも、哲学botの名の通りちょっと考えさせる一言をつぶやいてくれるbotです。
長めのtweetはほとんどなく、一文だけポロッとつぶやく形式をとられています。
巻数の表示はありません。

名言をまとめた公式の書籍もあります

こちらもセットでぜひどうぞ。

https://matome.naver.jp/odai/2141276134865612001
2014年10月19日