【御嶽山噴火】ジャーナリスト江川氏「自衛隊よりも富山県警や山岳警備隊を派遣すべき」

dandanda
ジャーナリスト江川氏(江川紹子さん)がTwitterにて、つぶやいた言葉が話題になっています。

◆隊員を丸腰で行かせようと言わんばかりの発言をする江川氏

2014年9月27日20時頃・・・

ジャーナリスト江川氏がつぶやく
「なぜ、御嶽山に自衛隊派遣なんだろ…。人が必要なら、むしろ警視庁や富山県警の機動隊や山岳警備隊の応援派遣をした方がよさそうな気もするが…。」

◆これに対し、ちゃんと確認の取れる知識を持つ方が反論する

@amneris84 火砕流に巻き込まれても平気な装甲車両を持っているのは、自衛隊だけだからじゃないかな。雲仙普賢岳では活躍しましたよ。

◆これに対し江川氏は・・・(ここからはやりとりを)

Shoko Egawa@amneris84

@obiekt_JP 装甲車や戦車は、火砕流には勝てません。
@amneris84 え? 勝てますよ? NBC防護能力があるので平然と行動できます。
@amneris84 【60式装甲車】 mmsdf.sakura.ne.jp/public/glossar… 「本車は1990年代に起きた長崎県・雲仙普賢岳の火山災害の時、火砕流に耐えられる鋼製の車体が買われ、危険地域で偵察を行った実績がある。」

Shoko Egawa@amneris84

@obiekt_JP 実際は火砕流浴びたら、中の隊員、みな焼け死にます。
@amneris84 えっと、江川さんは一体どういう根拠でそんなことを言われてるんですか? 実際に耐えられますよ。

Shoko Egawa@amneris84

@obiekt_JP 現地で聞きました。

Shoko Egawa@amneris84

@obiekt_JP そもそも、御嶽山の山頂に装甲車あげるという発想がよくわからん

Shoko Egawa@amneris84

@richoutan 御嶽山の山頂に装甲車あげるんですか?
@amneris84 誰に? 装甲車の専門家でもない人に聞いても意味が無いです。 装甲車はハッチを占めていれば火砕流にも耐えられますし、大きな噴石も装甲で跳ね返します。江川さんの勧めるような警察や消防の車両ではどちらも無理なんじゃないかな。
@amneris84 雲仙普賢岳でも装甲車は出動しましたけど。
@jpoldman64 @amneris84 噴石に耐えられるかどうかとなると、普通の車両では無理ですね。

Shoko Egawa@amneris84

@obiekt_JP はい、出ました。けど、障害物が多くて、遺体収容にあたった隊員たちは、結局、途中から徒歩で現場に向かってます。
@jpoldman64 @amneris84 あと温度もそうですが持続時間が問題なんです。数千度のナパームを受けても戦車が耐えた事例がある(乗員も生存)ので。
@amneris84 途中まで進出した装甲車を中継基地とすれば危険な状態の時間を短く出来ますよね? 装甲車まで到達すれば火砕流や噴石の危険かが逃れられる。有用ですよ。
@jpoldman64 @amneris84 長期戦に備える以上は、噴石の被害も考えないといけないので、装甲車を前線監視スポットとして使うのは有効でしょうね。

Shoko Egawa@amneris84

@obiekt_JP 装甲車でどこに行くんですか?
@amneris84 出来る限り近くまで。中継基地と言った意味、理解できてますか?

Arizonian Chandler@chandlerblv

@obiekt_JP 火砕流に耐えられる?本当ですか~?あれだけの熱と運動エネルギーに耐えられるとは思いませんが・・・。 twitter.com/shiki_shima/st…
@chandlerblv 装甲車は核爆発の爆風もある程度までは想定してますから。
@chandlerblv というかそのリンク先、運動エネルギーと言ってる時点で全然分かってないですね・・・面積当たりの圧力から言えば大したことは無いです。

Shoko Egawa@amneris84

そうなんですか。教えてくださって、ありがとう RT @Pteromysmomong 松本駐屯地には山岳救助隊があるのです。長野県ですから。しかし、今のところ硫化水素が噴出し、二次災害の危険があるため山に向かえないと。
@poppoab @3pF 持続時間によります。数千度でも短時間なら耐えますし、長時間なら耐えられない。

◆ここまで丁寧に説明を貰っても、謎の持論を曲げようとせず、理解しようとしない江川氏

Shoko Egawa@amneris84

@obiekt_JP 御嶽山の噴火に関して装甲車を使う案はまったく理解できませんが、陸自の松本駐屯地に山岳救助隊があると教えて下さった方がいて、それはよく理解できました。
@amneris84 雲仙普賢岳でも装甲車は出てますが何か。
@richoutan @amneris84 「軽装甲機動車」ですね。装甲の無い「高機動車」ではなくこれを投入するということは、噴石を想定しているのでしょう。

◆自分の持論を正しいと言ってくれるミリオタが来なかったことをボヤく江川氏

Shoko Egawa@amneris84

自衛隊にかかわると、「ほわい?」と問うただけで、勝手に深読みして「きーっ」となったリアクションがうようよ来るにゃ。その中に、まともな「びこーず」がちらほら。やれやれ…。
@amneris84 「ほわい?」ではなく江川さん断言してたでしょう?

Shoko Egawa@amneris84

@obiekt_JP なぜ、自衛隊を?と問うたのですよ。ちなみに、火砕流に装甲車が勝てないのは、装甲車そのものは原型を保っても、中の人間が死んでは意味がないからです。
@amneris84 自衛隊の装甲車は火砕流と噴石と火山性ガスから中の人員を守れます。江川さんはこれら3つに反論できていません。また火砕流に付いては中の人が耐えられるかどうかは持続時間次第です。窪地で滞留し続けたら助かりませんが、先進配備されて斜面に居たならば助かりますよ。

◆窪地の説明はこの方に対して

火砕流に巻き込まれて無事な人工物は地球上にない件。車輌の中の人間は瞬時に蒸し焼きで死亡。RT @amneris84: @obiekt_JP 装甲車や戦車は、火砕流には勝てません。

◆>江川さんはこれら3つに反論できていません。に対し江川氏は・・・

Shoko Egawa@amneris84

@remua7 残念なことに、まともなミリオタからのリアクションはないのだにゃ。

Shoko Egawa@amneris84

@Simon_Sin @Shinden28 @garfield0802 何度でも言いますが、装甲車本体が原型を保っても、中の人間が死んでは意味がありません。

Shoko Egawa@amneris84

@Shinden28 @garfield0802 @Simon_Sin 普賢岳では、「マシでは」ということで投入されましたが、あくまでそのレベルです。頂上付近に残されている登山者を救助することが必要な御嶽山の噴火で装甲車を投入する意味が全く理解できませんね。

◆このやりとりの後、装甲車から89式装甲戦闘車が救助に配備されるかもという話題に

マジかー、アルミ装甲の装甲車では駄目で、鋼鉄製の89式を投入したらしい

生けもの@ons816

@obiekt_JP @marman_band いまTBSでキャタピラ式装甲戦闘車4両が派遣されていて 使用するかは検討中 との事です。
なんで89式装甲戦闘車なのかというと、
・人をたくさん乗せられる兵員輸送車
・悪路の走破性が高いキャタピラ車両
・熱に弱いアルミではなく鋼鉄製車体
・噴石に耐える為になるべく厚い装甲
・火山性ガスを無効化するNBC防護力
…以上の条件を満たす車両がこれしかなかった。

◆何を言われようと、自衛隊の災害派遣を認めようとしない江川氏

Shoko Egawa@amneris84

@corosanta01 自衛隊の災害派遣が気に入らないとかいう話ではなく、何度も書いたように、今回の災害の規模や陸自松本駐屯地の山岳部隊としての能力について、無知だったということです。必要だったのは、個々の装備に限定した話ではなく、その数も含めた全体としての能力だと思います。

◆この発言の後、江川氏より謝罪のつぶやきが

Shoko Egawa@amneris84

1)昨日から何度もツイしていることですが、今なお苦情や誤解があるので、改めてツイします。一昨日の自衛隊投入についての疑問は、今回の災害の規模と陸自松本駐屯地の山岳部隊としての能力について、私の無知から生じたものです。自衛隊を災害で派遣することに反対しているわけではありません。

Shoko Egawa@amneris84

2)一昨日のツイが、今もRTされ、現在の私の認識であるように思っている方も少なくないようですので、削除いたします。救助の状況や被災者の多さ、現場の困難さを知るにつけ、救助隊の方々が二次災害に遭うことなく、山に残された方々が早くご家族の元に帰れるよう祈るばかりです。(了)

Shoko Egawa@amneris84

1)装甲車についてはどうなのか、という問いがありますが、火砕流というと高温のものを想定していたので、装甲車でも直撃を受ければ、中の隊員に犠牲が出てしまうし、装甲車で山頂に登って救助活動するわけにはいかないので、装甲車を理由に自衛隊投入したのではないはず、との趣旨です。

Shoko Egawa@amneris84

2)その点、言葉が足らず、不適当な物言いになって、@obiekt_JP さんに不快な思いをさせたことはお詫びします。ただ、普賢岳の噴火災害の際、自衛隊の装甲車が火砕流の中を駆け回ったかのような印象を持つ方が少なくないようですが、それは事実ではありません。

Shoko Egawa@amneris84

3)多くの死者を出した大火砕流では、警察官も犠牲になり、「自衛隊なんとかしてくれ」という期待に応えて、自衛隊が遺体の収容に向かいました。この時、装甲車は出ていますが、現場まで到達していません。隊員たちは、途中から徒歩で現場に向かい、遺体を収容しました。その最中に、火砕流が発生。

Shoko Egawa@amneris84

4)地元出身で現場の地理をよく知っている隊長の適確な判断で正しい方向に避難し、危機一髪で無事でした。自衛隊も、この時の教訓から学んで、隊員の二次災害を避けながら、活動を行うためのいろいろな研究をしたはずです。火砕流の中を、装甲車で突っ込むような無謀なことはやるわけがありません。

Shoko Egawa@amneris84

5)なお、今回、〈登山口には、戦車型の装甲車5台が待機。気密性が高く、ガスや粉じんに強いため、急な噴火時の避難先になるが、28日は本格的な活動機会がなかった〉と報じられています。さらなる大噴火が起きた場合に備え、安全を高めるために、あるものは全て使うという対応はよく理解できます。

Shoko Egawa@amneris84

6)何度もツイしたように、今回は、山岳での活動、ヘリでの救助活動などの能力が高く、よく訓練された人が数多く必要だったので、自衛隊が投入されたのだと理解しています。今後も、装甲車の「本格的な活動機会」が訪れることなく、すべての救助隊員たちの安全が守られるよう祈るものです。了

◆この話題に対してなのか関連は不明であるが、防衛大臣も務めた小野寺五典氏のつぶやき

小野寺 五典@itsunori510

今回の御嶽山噴火の救助には自衛隊の装甲車が活用されています。火山灰や噴石が降るような状態では一般的な車両では対応が難しい為です。御嶽山に限らず活火山に近い駐屯地には今回のような場合の為、装甲車が配備されています。重ねて一刻も早い被災者の救出を願います。
https://matome.naver.jp/odai/2141201834468970101
2014年10月05日