昭和57年6月 南武線に103系が投入される
昭和57年の6月から翌年の3月まで豊田区から計71両の103系が中原区に転入し、今まで101系のみであった中原区に待望の103系が転入しました。
最初の1本目の103系(3+3編成)、次ぎのT142は黄色でしたが、その後のT771、759、767、Mc11 M’84を除いて全てオレンジ色で転入してきました。
103系投入当初の頃の南武線 – Asian Railway Plaza
103系の2本目のMc69 M’177 T760 M167 M’314 T’c525や3本目のMc54 M’153 T168 M149 M’280 T’c582がオレンジ色のまま8月より営業に入り、101系冷房車が豊田区から転入してきた時と同様に、オレンジ色の編成が多く見られました。
103系投入当初の頃の南武線 – Asian Railway Plaza
南武線に投入された103系は新車ではなく転属車だった
ここで、南武線103系第1陣の車両番号と転入日を下記のようにまとめました。
昭和57年6月11日 T’c526(カナリア)
昭和57年6月16日 Mc121 M’260(カナリア)
昭和57年7月6日 Mc57 M’157(カナリア)
昭和57年7月17日 T’c528(カナリア)
昭和57年7月31日 T142(カナリア)
昭和57年8月11日 Mc69 M’177 T760 M167 M’314 T’c525(オレンジ)
昭和57年8月17日 Mc46 M’142(オレンジ)
昭和57年8月21日 Mc54 M’153 T168 M’149 M’280 T’c582(オレンジ)
昭和57年8月28日 T771(カナリア)
103系投入当初の頃の南武線Part4 – Asian Railway Plaza
昭和57年10月14日 M749 M’2006 T770(オレンジ)
昭和57年11月9日 M165 M’310(オレンジ)
昭和57年12月14日 Mc42 M’135 T211 M93 M’132 T’c608(オレンジ)
昭和57年12月17日 T759(カナリア)
昭和57年12月26日 Mc55 M’154 T761 M170 M’325 T’c507(オレンジ)
103系投入当初の頃の南武線Part4 – Asian Railway Plaza
昭和57年12月28日 Mc11 M’84(カナリア)
昭和58年1月7日 T767(カナリア)
昭和58年1月19日 Mc53 M’152 T’c523 T’c614(オレンジ)
昭和58年2月1日 Mc59 M’160 T’c513 M103 M’164 T’c576(オレンジ)
昭和58年2月23日 Mc58 M’158 T766 M142 M’267 T’c515(オレンジ)
昭和58年3月1日 Mc84 M’200 T’c539 Mc56 M’156 T’c510(オレンジ)
昭和58年3月23日 Mc85 M’201 T210 M96 M’141 T’c509(オレンジ)
以上71両が豊田区から中原区に転入しました。
103系投入当初の頃の南武線Part4 – Asian Railway Plaza
国鉄名物混色編成
平成元年3月 南武線に205系の新車が投入。103系も高運車が入る。
平成3年度に205系16本が投入され、残りの103系を一掃する予定であったようですが、計画が変更されたことにより平成3年度以降の205系の新製投入はなくなりました。
南武線 – Asian Railway Plaza
平成5年4月10日のダイヤ改正に先立ち、中原区の205系1本(Tc103の編成)が三鷹区へ転出すると同時に、中原区に209系(Tc13の編成)1本が川重から新製投入され、ダイヤ改正前の2月に配置されました。
この209系投入前には205系投入時と同様に京浜東北線の901系を用いて講習が行われたようですが、私は残念ながら本線上での姿を目にすることができませんでした。(中原区内に留置されているのを見たことがあります)
この209系は205系の帯の色をそのまま踏襲し、ダイヤ改正前の4月1日に営業につきましたが、いつも23運用についており、平成6年12月のダイヤ改正時までは限定運用でした。
その後も103系を209系に置き換える計画はあったようですが結局実現されず、平成9年3月のダイヤ改正による増発用1本(Tc68の編成)が新製投入されたのみで、いまだに南武線の209系はこの2本だけの陣容になっております。
南武線 – Asian Railway Plaza