遠藤の後継者!アギーレJAPANの7番、柴崎岳の素顔

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新生アギーレJAPANで7番を手にしたのは、若き司令塔・柴崎岳!ヤットさんこと遠藤から直々に「後継者指名」された柴崎。中田英寿、遠藤保仁に次ぐ司令塔7番として、アギーレジャパンを生き残ることはできるのか!?ここでは、柴崎の来歴に触れつつ、プレースタイル・長点・欠点も紹介。

遠藤保仁が後継者指名するMF「柴崎岳」

日本代表の新「7番」
柴崎 岳
1992年5月28日生まれ。
青森県出身。
Jリーグ・鹿島アントラーズ所属。
ポジションはMF(ボランチ)。
日本代表。
精度の高いパス能力と、守備・攻撃両面に参加できるユーティリティ性が持ち味。
遠藤二世の呼び声も高い。

代表デビュー戦で初ゴール!

美しいボレーシュート!
代表デビュー戦で即ゴール!
試合は引き分けに終わったが、柴崎の潜在能力を見せつける一戦となった

自陣で柴崎と武藤のパス交換から武藤が左サイドのスペースに展開。岡崎がドリブルで駆け上がって、ゴールライン際までえぐると、折り返しに走り込んできたのが柴崎だ。ワンバウンドしたボールをしっかりと右足でミートするボレーシュートをゴールネットに突き刺した。
武藤&柴崎が代表初ゴールも…ベネズエラと2-2ドローでアギーレJ初勝利ならず | ゲキサカ[講談社]

――日本代表として初めてピッチでプレーしました。どのような気持でプレーしました?

「プレーでミスだったり、いいプレーって必ず出ると思うんですけれど、その前に積極的にやるという心を大事にしました。まずプレーは二の次で、とりあえず積極的にやることだけを考えました」
柴崎岳が代表初ゴール、鮮やかボレー弾は「流し込むだけだった」 – サッカーキング

遠藤が名指しで指名!司令塔後継者として名高い柴崎

旧日本代表7番・遠藤保仁

ザックJAPANの心臓とも言えた、遠藤保仁。あらゆるサッカーの専門家が「代えが利かない」と口を揃える選手である。

正確無比のキックの技術、試合の流れを作ることができるパス…彼のすべてのプレーが試合を「メイキング」していた。

代名詞といえる“コロコロPK”、日本代表最多選出、日本代表の裏のキャプテンなど、遠藤の凄さを挙げるときりがない。

そんな遠藤も、30代後半に差し掛かり、体力面など選手としてのピークを過ぎてしまったのでは、という声が上がっている。

そんななか、遠藤自身が「自分の後継者」として指名したのが柴崎。
遠藤も柴崎の潜在能力を認めているのだ。

ポスト遠藤の話題になり、「誰が当てはまるか?」と振られた遠藤は「僕は本人なので」と前置きした上で「岳ちゃん」と鹿島アントラーズの柴崎岳を指名。
日本代表・遠藤ヤット、柴崎岳を後継者に指名 – 鹿島アントラーズ原理主義

「やっぱり、岳ちゃん。クールにボールをさばきますしね」
「岳ちゃんが成長したら、、、ね。(なれると思います)」
遠藤が指名 “ポスト遠藤”はあの若手選手 – サッカーなう

ヤットさん→岳ちゃんへの「7番」禅譲

受け継がれる日本の司令塔
中田英寿→遠藤保仁→柴崎岳
と受け継がれてきた日本代表の7番。
そこには数字以上の意味がある。遠藤は柴崎を「7番に値する」選手と評価し、
ドウゾと7番を差し出したのだ。

アギーレJAPANの目指すサッカーに符合

アギーレも期待

柴崎の攻撃・守備の両面性、高いパス能力、カウンター攻撃への適合性は、ピッタリとアギーレ監督の「目指している日本サッカー」に符合する。

アギーレ監督も、柴崎に対して高い評価を下している。

■ボランチの柴崎岳について
「私にとってボランチはとても重要です。今のサッカーは攻撃なしの守備、守備なしの攻撃ではダメです。私はJリーグの中から攻撃と守備が両方できる選手を探したいのです」
アギーレ語る選出の意図 「攻撃と守備が両方できる選手を」 – ライブドアニュース

アギーレ監督が右足でのFKのキッカーに指名した。
柴崎は「監督の言っているポイントがあるので、狙ったところに蹴ることは意識したい」と意欲。
柴崎、アギーレ監督からFKキッカー指名!「スタンスは変えずに」 – サッカー – SANSPO.COM(サンスポ)

~柴崎の強みとは?~

柴崎の強み①:遠藤レベルのゲームメイク技術

遠藤が後継者指名するだけあって、その「大局観」は本物。司令塔タイプとしてふさわしい。

柴崎の最大の売りは、ゲームを読む力だ。敵の「ここが穴だ!」という急所を突くことに長(た)けている。
アギーレJの有力候補、鹿島・柴崎岳に唯一足りないモノ (webスポルティーバ) – Yahoo!ニュース

ゲームで、MF柴崎はさまざまなパスを繰り出した。両足のいろいろな部分を使って、多彩なパスを出し味方選手を動かした。
柴崎岳、ベネズエラ戦で代表初先発へ「効果的な攻撃が構築できるようにしたい」

「今日のゴールはアバウトというか、個人技で取ったもの。次は味方とのコンビネーションで奪いたい」
アギーレジャパン入りへ鹿島・柴崎が持っている条件 | THE PAGE(ザ・ページ)

柴崎の精度の高いパス、シュートの理由は、しっかりと蹴り足に体重が乗っていること。

重心の真下をボールにしっかりと合わせ、コントロールしやすい状態にしているから、正確無比なキックができるのだ!

これが重心を考えず、足だけでコントロールするようなプレーになると、身体全体を有効活用できないため、思ったところにボールを運ぶことはできない。

柴崎の強み②:豊富なスタミナ

攻撃・守備両面に参加するスタミナを持ち合わせている。

総移動距離もチーム中トップレベル。

「(柴崎)岳があそこまで走るから、オレらも走れる。アイツは間違いなく鹿島の心臓。例えば自分たちのゴール前でクリアしたボールが味方につながり、カウンターになっても、アイツはいつもゴール前まで走っている。」
アギーレジャパン入りへ鹿島・柴崎が持っている条件 | THE PAGE(ザ・ページ)

柴崎の「走る」能力はほぼ百点。今シーズンは全20試合に先発し、後半31分にベンチへ退いた5月3日の柏レイソル戦を除けば、すべてでフル出場している。J1では現在、64試合連続先発出場を続けている。175cm、64kgの華奢な体には、無尽蔵のスタミナが搭載されている。
アギーレジャパン入りへ鹿島・柴崎が持っている条件 | THE PAGE(ザ・ページ)

柴崎の強み③:セットプレイ・ロングシュートの高い精度

先代・遠藤と同じく、ロングシュートの精度はなかなかのもの。無回転シュートも打てる

アギーレ監督が右足でのFKのキッカーに指名した。柴崎は「監督の言っているポイントがあるので、狙ったところに蹴ることは意識したい」と意欲
柴崎、アギーレ監督からFKキッカー指名!「スタンスは変えずに」 – サッカー – SANSPO.COM(サンスポ)

センターサークルのやや前方に転がるルーズボールへ、トップスピードで走り込んできたのがアントラーズのMF柴崎岳だった。右足でボールの位置を整え、間髪入れずに右足を振り抜く。距離にして実に35m。無回転の強烈な一撃はまず右へ曲がり、ゴールに近づくにつれて左へ滑るようにぶれていく。
柴崎岳 サッカー日本代表の若き司令塔 – NAVER まとめ

では、柴崎の弱みとは?

柴崎の弱み①:フィジカルの弱さ

日本人プレーヤーすべてに当てはまることだが、柴崎は群を抜いてフィジカルが弱い。チャージをかけられるとこちらがヒヤヒヤしてしまう。

課題は、本人もわかっているだろうけど、ボールへのアプローチの速さとか、守備における強さ。ただそれらは、代表入りして、国際経験を積んでいけば、だんだんと身についていくもの。
アギーレJの有力候補、鹿島・柴崎岳に唯一足りないモノ (webスポルティーバ) – Yahoo!ニュース

柴崎の弱み②:味方も感情を読み取れないポーカーフェイス

「クール」といえば聞こえはいいが、
監督からしてみれば選手の疲れ・感情・体調が全く読めない。
選手間の連携にもかかわる。試合中ぐらいポーカーフェイスを取り去っては

しかしひとつだけ、柴崎には早急に直してほしいというか、自らのプレイに肉付けしてほしいモノがある。それは、ピッチの中での”温度”だ。
アギーレJの有力候補、鹿島・柴崎岳に唯一足りないモノ (webスポルティーバ) – Yahoo!ニュース

言葉では説明しづらいんだけれども、彼は一試合通してずっと”低温”でプレイし続けている感じがする。小笠原と比べると、その差は歴然。熱いモノが見ている側に伝わってこない。
アギーレJの有力候補、鹿島・柴崎岳に唯一足りないモノ (webスポルティーバ) – Yahoo!ニュース

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2014年09月16日