童謡『虫のこえ』では秋の虫たちの鳴き声が歌われている。
1.あれ松蟲が鳴いてゐる。
ちんちろちんちろ ちんちろりん。
あれ鈴蟲も鳴き出した。
りんりんりんりん りいんりん。
あきの夜長を鳴き通す
あゝおもしろい蟲のこゑ。2.きりきりきりきり きりぎりす。
がちやがちやがちやがちや くつわ蟲。
あとから馬おひおひついて
ちよんちよんちよんちよん すいつちよん。
秋の夜長を鳴き通す
あゝおもしろい蟲のこゑ。
蟲のこゑ – Wikipedia
『蟲のこゑ』(むしのこえ)は文部省唱歌。戦後は一般に『虫のこえ』と表記される場合が多い。1910年『尋常小学読本唱歌』に初出。1998年告知の『小学校学習指導要領』において、第2学年の歌唱共通教材とされている。2007年(平成19年)には「日本の歌百選」に選ばれた。
マツムシ
あれ松蟲が鳴いてゐる。
ちんちろちんちろ ちんちろりん。
蟲のこゑ – Wikipedia
『虫のこえ』歌詞
スズムシ
あれ鈴蟲も鳴き出した。
りんりんりんりん りいんりん。
蟲のこゑ – Wikipedia
『虫のこえ』歌詞
コオロギ
きりきりきりきり きりぎりす。
蟲のこゑ – Wikipedia
『虫のこえ』歌詞
1932年の『新訂尋常小学唱歌』では2番の「きりぎりす」が「こほろぎや」に改められた。これは歌詞にある「きりぎりす」がコオロギを指す古語であり、「きりきり」という歌詞もまたコオロギの鳴き声を表現したものであることから、虫の名と鳴き声とを整合させるためであった。しかし、そのために「きりきり きりきり きりぎりす」という韻は失われた。
蟲のこゑ – Wikipedia
エンマコオロギは日本で一番数の多いコオロギ。一般にコオロギといえばこのエンマコオロギのことを指しますが、童謡「蟲の声(むしのこえ)」で出てくるコオロギはきりきりきりきりと鳴くものとされています。そのため、よく親しまれているこの童謡に登場してくるコオロギはエンマコオロギではなく、カマドコオロギなのだそうです。
夏の終わりに聞こえる虫の声は? ~閻魔コオロギ? エンマコオロギ? | コトバノ
カマドコオロギの鳴き声が聞けます。
クツワムシ
がちやがちやがちやがちや くつわ蟲。
蟲のこゑ – Wikipedia
『虫のこえ』歌詞
ウマオイ
あとから馬おひおひついて
ちよんちよんちよんちよん すいつちよん。
蟲のこゑ – Wikipedia
『虫のこえ』歌詞
ハヤシノウマオイ H. japonicus Karny「スィーーーッ・チョン」と長くのばして鳴く。
ハタケノウマオイ H. unicolor Serville「シッチョン・シッチョン……」と短く鳴く。
ウマオイ – Wikipedia
ハヤシノウマオイの鳴き声が聞けます。