中秋の名月とは
旧暦の8月15日を「十五夜」「中秋の名月」といいます。「中秋の名月」とは”秋の真ん中に出る満月”の意味で、旧暦では1月~3月を春、4月~6月を夏、7月~9月を秋、10月~12月を冬としていたことから、8月は秋のちょうど真中であり、8月15日の夜に出る満月ということで、そう呼ばれるようになりました。
十五夜|日本文化いろは事典
現在用いられている新暦では1ヵ月程度のズレが生じるため、9月7日から10月8日の間に訪れる満月の日を十五夜・中秋の名月と呼んでいます。
中秋は年によって違いますが、9月中旬から10月上旬にあたることが多い。9月8日、と早い時期に中秋の名月がやってくるのは38年ぶりのこと。
中秋の名月 見えるかな(日直予報士) – 日本気象協会 tenki.jp
中秋の名月は「満月」とは限らない!!
旧暦では月の満ち欠けを見て日付決めており、新月のときが1日となり、満月になる頃が15日、その後また新月になる日に新しい月に切り替わります。
ただ、新月から満月になるまでの日数が毎回15日であるとは限らないため、15日は満月ではない可能性があるそうです。
中秋の名月(十五夜、お月見)の由来とお飾り − おかざり庵
満月じゃなくても「名月」なんですね~。
お月見の歴史
秋は、最も空が澄みわたり月が明るく美しいとされていたため、平安時代から十五夜には観月の宴が開催されてきました。江戸時代には、その宴と秋の収穫を感謝する祭事が合わさって一般に広まり、今の「お月見」が形成されて行ったようです。
2014年の十五夜(中秋の名月)はいつ?お月見を楽しむための基礎知識まとめ | nanapi [ナナピ]
一般の人々は、農作物の収穫が一段落した頃でもあったので、収穫の感謝のお祝いも兼ねて、月に収穫した初物を供えたり、また満月に似ている里芋や、満月をかたどった団子を月に供えていました。
お月見の正しい作法
正しいお月見の仕方
▼お団子
穀物の収穫に感謝し、米を粉にして丸めて作ったのが始まりです。月に見たてた丸くて白い団子が一般的ですが、地域に根ざした様々な月見団子があります。
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供える数には2つの説があります。
【満月の数⇒12個】
その年に出た満月の数を供えるので平年は12個、閏年は13個となります。
【十五夜⇒15個】
十五夜だから15個(十三夜には13個)。15個の並べ方は、下から9個、4個、2個となります。
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お団子を飾るときは、秋の七草のひとつである「萩」のお箸を使うと縁起がよいとされています。
正しいお月見の作法を知って、月のパワーを味方につけよう! – ライブドアニュース
十五夜にお月見をしながら食べるのが正しい作法
十五夜でお月見団子を飾る意味とは?お月見団子を食べるタイミングはいつ? | ものしりNews
▼ススキ
ススキは鋭い葉を持つことから魔よけの効果があると信じられていました。また、稲穂に形が似ているためにススキを稲と見立てて豊作を祈願したり、月の神様に見つけてもらえるようにするための目印のような働きを果たすとも考えられていたのです。
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供えたススキを家の軒に吊るしておくと一年間病気をしない、という言い伝えが全国に分布しています。
お月見のはなし
さらに、秋の七草や秋桜など、季節の草花で彩りましょう。この時期はお月見用の切り花セットも売っていますし、お庭に咲いている野草もフル活用して楽しみましょう。
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▼里芋
十五夜は別名「芋名月(いもめいげつ)」といい、里芋などの芋類の収穫を祝う行事でもあるため、里芋やさつまいもなどをお供えします。
2/3 2014年の十五夜(中秋の名月)の楽しみ方 [暮らしの歳時記] All About
十五夜のお供え物として全国的に見られるのが、サトイモ等の芋類。これは、中秋の名月がサトイモの収穫祭の性格を持つことを示しています。
お月見のはなし
翌9月28日はスーパームーン!
2015年の中秋の名月は9月27日。翌日の9月28日は、スーパームーンになります。スーパームーンとは、月が地球に最も接近する日で、地球から見た月は、いつもよりかなり大きく見えます。
中秋の名月2015年はスーパームーンの前日 時間とお供えの仕方は?
今回は、9月28日午前10時46分に月が地球に今年最も近づきます(約35万6900キロメートル)。そして、その約1時間後の午前11時51分に満月の瞬間を迎えます。ただし、日本では月が地平線の上に出ていない時間帯となります。
ほしぞら情報 2015年9月 | 国立天文台(NAOJ)
なんと残念…。
よいお月見を!
満月ではありませんがきっと大きく美しく見える、
はず!
よいお月見をお過ごしください。












