山での相次ぐ遭難。知っとくべき自力脱出の術と救助費用

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◆北アルプスで相次ぐ遭難相次ぐ遭難

2014.9.5 富山県の北アルプス薬師岳(2926メートル)付近で登山中だった京大山岳部の部員2人が5日に行方不明。
京大山岳部員遭難 警察「濁流で近づけない」 北アルプス・薬師岳(1/2ページ) – MSN産経west

2014.8.18 岐阜県高山市の北アルプス・槍ケ岳(3180メートル)に向かう登山道で、男女3人が大雨で増水した沢に流された遭難事故で、岐阜県警は18日、3人全員の死亡を確認
北アルプス遭難、3人は全員死亡 身元も判明:朝日新聞デジタル

2014.8.15の北アルプスでは男性2人と女性1人の計3人の遭難事故が相次いだ。
http://www.hochi.co.jp/topics/20140817-OHT1T50033.html

◆自力で遭難から抜け出すためには

自分が来た道が100%確実にわかるようなら、どんなに無駄に思えても元の道を引き返すこと。
山で迷った時に注意すべき事|登山の一歩

道に迷って現在地がわからなくなったら、絶対に下ってはいけません(本能的に下りたい気持ちになりますが、沢に下ることは大変危険です。)やたら動いてしまって体力が無くなってしまっては大変”!できるだけ近くの安全な場所で動かないようにしましょう
快適な登山の知識「山で道に迷ったら」

絶対、谷に降りることはやめましょう。状況が悪化します。
崖あり滝ありで、滑落の危険があるからです。崖から転落して運よく木に引っ掛かったとしても、下は断崖絶壁、上は登り返しができない状況に陥ります。
山の三つの大鉄則(初心者用) – ヤマレコ

◆どうしてもだめ!助けて!って時には

自力脱出が不可能であると判断したら、それ以上の体力を消耗させず助けを待ちます。日本の場合、家族に連絡がなければどの県でもヘリコプターを飛ばしたり、捜索隊が動員されます。じっとしていれば3日前後で助かることが多いそうです。
山で迷ったら?

救助するには場所も大切です。

•風雨がしのげる
•ヘリコプターに発見されやすい
•ヘリコプターへの収容が可能

以上の場所にいるのであればそこで救助を待ちましょう。
救助を待つ|山岳事故・山岳遭難対策なら jROの日本山岳救助機構会員制度

樹林帯のなかは風雨をしのぎやすいが、ヘリコプターからはきわめて発見されにくく、収容も難しい。ヘリコプターレスキューを前提とするのなら、やはり開けた場所の近くで待機しているのが理想だ。
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◆救助費用を知っておこう

基本的に警察や消防は無料です。仕事ですから。ただし、警察官や消防官だけでは人手が足りない場合や、長期捜索になった場合は、捜索依頼者(家族)の依頼により民間の救助ボランティアの方に有料で救助、捜索してもらうことになります。
山岳救助は有料? – ニュース・時事問題 – 教えて!goo

1.北アルプス遭対協出動費
①隊員出動手当(1名) 30,000円
②同上者の保険料   19,000円

2.ヘリコプターチャーター代     1,050,000円

3.事故現場での協力者への謝礼    83,748円

▲救助費用合計1,182,748円
登山のテクニック

高いと思う方もいるかもしれませんが、命に関わることです。

遭難していると感じたら無理に脱出を試みるのではなく、救助を待つということも大切なのです。

https://matome.naver.jp/odai/2140996577146951701
2014年09月06日