思わず惚れた。100年以上前に作られたガラス瓶の美しさ

まちひこ
アンドリュー・クレメンズ(Andrew Clemens)さんの作品が素敵だったのでまとめました。Twitter 話題 海外 デザイン 発想 秀逸 感動 2度見 これはすごい アートワーク 砂絵 サンドアート サンドグラス サンドボトル サンドグラスアート アイディア ヨルダン お土産

素敵なラベルのガラス瓶

実は、このラベルは全て「砂」で描かれている!

近くで見ると砂粒が目に見えます。

鮮やかな色彩は、人工的に着色した砂ではないという

鉄分などの天然成分で着色された自然の砂というから驚き…。

色褪せない美しさ。
とても100年以上前の作品とは思えません。

どう作ってるの?なんと、砂を詰めるだけ。

クレメンスの作品は、ただただ手製の道具を使って砂を正確にガラスの瓶に詰めていくだけで、接着剤や圧力機などは使っていません。

ボトルの形も色々

作った人は誰?

作者はアメリカに暮らしていたアーティスト、アンドリュー・クレメンズ(Andrew Clemens)さん

1857年にアメリカのアイオワ州ダビューク(Dubuque)に生まれ、1894年に37歳という短い生涯で終える。

クレメンスは幼い頃に脳炎を患って難聴になり、
13歳でアイオワ州立の聾唖学校に入りました。

その夏休み中に、この砂の芸術を思い付いたそうです。

そもそも、サンドボトル(グラスサンドアート)って?

透明な容器の中に特殊な道具を使って、2色以上のカラーサンドを幾重にも層を重ね、砂の層で作る砂絵(サンドアート、サンドピクチャー)遊びです。
http://www.youtube.com/watch?v=D46Ai4lst7I
制作風景

ヨルダンでは、お土産として有名。

人気お土産のひとつ。
露店等で売られ、その場で作ってくれる。
砂漠とラクダがモチーフの定番。
http://www.youtube.com/watch?v=PDohBBTo8dc
ヨルダン、サンドボトルの作られ方。

作品とエピソード

1つ作るのに1年近く掛かるものもあったとの事ですが、時には注文主に応じて好みのものを作ったりしながら、クレメンスは生涯で数百の作品を仕上げたと言います。
当時500円ほどで売られていたというクレメンズさんの作品は、わかっているだけで数百にもおよぶのだそう。しかし現存している数はとても少い。
オークションでおよそ457万円(!)で落札されたこともあったみたい。
目に見えない美しさ。
西暦に考えさせられます。
https://matome.naver.jp/odai/2140904366775527401
2014年10月16日