「ゲームがしたい」。子供の夢をかなえ過ぎたパパがかっこいい!

えび天国
ダディ…COOL…

少し前に話題になった、本当に王女様になった女の子

「北スーダン王国」のエミリー王女

先日、「私、王女様になりたいの」と言い出した7歳の娘の願いをかなえるために、エジプト・スーダン国境の砂漠にある空白地状態の土地で、一方的に建国宣言してしまったアメリカの父親が話題になった。
7歳の娘の為に王国を作ろうとするアメリカ男性 – 話のコレクション – Yahoo!ブログ

アフリカの砂漠のど真ん中
空白地帯Bir Tawil(ビルタウィール、面積:2,060 km²)は、東京都より一回り小さい大きさで、「無主地」と呼ばれる主権の決まっていなかった土地。

当然「北スーダン王国」はどの国からも認められていないし、建国宣言したヒートンさん自身も、本当に自分たちの王国が世界から認められるとは思っていない。
北スーダン王国とは (キタスーダンオウコクとは) [単語記事] – ニコニコ大百科

それでも、「私は子どもたちのためなら何でもすると、彼らに知ってもらいたいんだ」と話す父は、アフリカで自分の国に対する「認知活動を行っていくつもり」と、本当に国を樹立させる努力は続けていくようだ。
娘のために本気で“王国樹立”、アフリカに主権空白地見つけたパパが建国。 | ニコニコニュース

子供たちのデザインした「北スーダン王国」の国旗と、プリンセスになった娘と共に
いい話だ

それに勝るとも劣らない、素敵なパパがスウェーデンにいた!

こちらがその素敵なパパ

この父親はフリーランスのジャーナリストで、大学で教鞭もとるカール·M Helgegren氏。
スラッシュドット・ジャパン

昨年、10歳と11歳になる息子たちが「ゲームのCoDで遊びたい」と言いだしたのを聞いたカール氏は、子供たちの夢をもっともっとしっかりと、リアルな感じでかなえてあげたいと決意した。
Mail Online

「よーし。パパとちょっと旅行行こうかー!」

ぅゎぁ…
これはひどい

ジャーナリストとして中東情勢を取材したこともあるカール氏は、妻とともに2人の息子たちをイスラエルとパレスチナ自治区に連れ出して、エルサレムを含む、ヨルダン川西岸地区やゴラン高原を家族で巡ったのだった。
オレ的ゲーム速報@刃

「CoDだと?よっしゃ!モノホンの戦争を見に行こうぜ坊主たち!」のタイトルでデカデカと紹介される

この事実を公開すると、世界中から「最悪の父親だ!」と非難されたが、カール氏は、「政治的な意図はない。旅は安全なものだった」と冷静に反論した
Mail Online

※父が選んだ安全な旅の様子をご覧ください

そもそも子供たちが「やりたい」と言っちゃったゲームが、これ

『Call of Duty』は世界屈指の人気シリーズゲーム。売上本数はシリーズ3作目までだけでも、世界累計で約2000万本。
Call of Dutyとは (コールオブデューティーとは) [単語記事] – ニコニコ大百科

戦争をテーマとしたFPS形式のシューティングゲームで、プレイヤーはただの一兵士となり、味方と敵が入り混じる緊迫した戦場に投げ込まれる。味方兵士への誤射、戦闘車両による駆逐などの混沌の中で、戦局に応じて叫ばれる上官や味方の指示に従うゲームだ。
コール オブ デューティシリーズ – Wikipedia

『Call of Duty:Black Ops 2』プレイ画面
アカン…(確信)

旅を終えたカール氏は語る

「DANGER」って書いてある気がするのですが、それは…。

「私の息子たちは戦争と、その影響を理解していなかった。旅は戦争の真の現実を教えるためのものだった」
Mail Online

「ゲーム画面には表示されない戦争に関するすべてのことが、本当はどのようなものであるのか、彼らに自覚させたかったんだ」
Pai leva filhos viciados em Call of Duty para uma zona de guerra de verdade – Comportamento

パパかっこいい…!

息子たちは帰国後、父からどんなゲームでもしてもよいとの許可を貰ったのだが、なぜかコールオブデューティを遊ぶことはなかったという。
スウェーデンの父親、ビデオゲームをプレイしたがる子供たちに本物の戦争を見せるため、中東へ連れていく | スラッシュドット・ジャパン

ゲームっていうだけで何も分からないくせに「ダメ」って禁止しちゃう親御さんより、よっぽどかっこいいって思っちゃいます。

https://matome.naver.jp/odai/2140854105880549901
2014年08月21日