うんちくNo.1【短距離の差し馬】
一般的に短距離戦は、先に行ったもののほうが有利であると信じられています。
そのため、どの騎手も先を争って先行させようとします、つまりハイペースになりやすいのです。
結局は上がりがかかる展開になるため、差し馬が台頭することがあるのです。
うんちくNo.2【長距離の逃げ馬】
短距離戦とは逆に長距離戦は、最後までスタミナを温存しようとして、前半はゆっくり行こうとする騎手が多いのです。
そのため、マイペースの逃げ馬が速い上がりでそのまま残ってしまうことがあるのです。
うんちくNo.3【休み明けの逃げ馬】
休み明けの馬は仕上り面やレース感が疑問視され敬遠されがちです。
しかし、逃げ馬は、気性が素直で仕上り早が多いため、休み明けで軽く見ていると逃げ残ることがあるのです。
穴馬にお勧めです。
うんちくNo.4【冬毛】
馬は寒くなると防寒用の毛を伸ばします。
これが冬毛です。
極端に言えば冬眠状態に入ったようなものです。
これでは一生懸命走る訳がありません。
冬毛が伸びているかどうかはパドックで観察すれば一目瞭然です。
うんちくNo.5【太め残り】
パドックで馬を真横から見ると太め残りかどうか判りやすい。
鞍下の腹が水平でなくて、もっと垂れているようであれば太めです。
逆に後肢向かって極端に上がっているようであれば馬体減りに注意です。
ただ、もともとの体型で太っているように見える馬も時々います。
うんちくNo.6【イレコミ】
パドックで落ち着きがなく、跳ねたり飛んだりしているのがイレコミです。
あるいは寒いのに発汗しているのもイレコミでしょう。
ただし、馬によってはちょうどいい気合乗りだったということもあるので注意が必要です。
うんちくNo.7【調教師のコメントは?】
調教師のコメントは信じられるか、結論から言えば信じるも八卦信じないも八卦といったところでしょう。
ただし、1つだけ言っておきたいのは調教師は競馬の主催者であって立場はJRAと同じだと言うこと。
つまり、より馬券が売れたほうがいいという基本的なスタンスに立っていることを認識すべきでしょう。
馬券がより売れるためにどうするかは皆さん自分で考えてみてね。
うんちくNo.8【馬の脚質】
競馬の予想紙を見ると、大体、逃げ、先行、差し、追込みと各馬の脚質を表示してますが、ほとんどの予想紙は単に前に行くから逃げ、先行、後ろから行くから差し、追込みと区分けしているに過ぎません。
絶対的なスピードが違っている場合には、その馬の脚質とは関係なく前に行ったり後ろからになったりとなりますので絶対視は禁物です。
うんちくNo.9【馬券検討の基本は逃げ馬】
競馬の勝ち負けを決める要素は、各馬の能力(その時の調子)とレース毎の展開の2つになります。
レース展開検討の基本は逃げ馬を見つけることです。
逃げ馬が見つかればそのレースのペースと各馬の位置取りが予想できます。
それによって、逃げ、先行が有利なのか、はたまた差し追込みの天下になるかが推理できるのです。
うんちくNo.10【ジャパンカップ】
昨年のジャパンカップは牝馬のジェンティルドンナが連覇しましたが、外国招待馬の不甲斐なさにあきれたファンも多かったはず。
なぜ外国招待馬は走らないのか答えは簡単です。
走る気がないからです。
彼らは遊びに来ているのであって真剣に勝負しようと来ているのは極少数だということです。
そんなお遊び代に競馬ファンの賭け金の一部が使われているのです。
うんちくNo.11【外国産馬をダービーへ】
ついに外国産馬がダービー、天皇賞などへ出走することができるような時代になりましたが、まだまだ制限が多く、本当に強い馬の真剣な勝負を見られるようになるには時間がかかりそうです。
真の競馬ファンは、レベルの高いレースに心を震わせる人達だと思います。
是非本当に強い馬がダービー馬、天皇賞馬になれるようにしてもらいたいものです。
うんちくNo.12【鳴く馬】
パドックで鳴いている馬を見かけますが、ああいう馬は買わないほうがいいそうです。
寂しくてしょうがないので鳴いているらしいんです。
当然気合も入っていないし、いいところは何もないんです。
うんちくNo.13【気合】
No.6でイレコミについて書きましたが、では、パドックでのんびり歩いている馬はいいのかというと、これは入れ込んでいる馬より悪いですね。
やる気がないのです。やはり気合を出して厩務員を引っ張るように歩いている馬がいいですね。
うんちくNo.14【穴馬】
穴馬は、①展開に恵まれた、②実力はあるのに休み明けなどで嫌われた、③ブリンカーをしたら真面目に走った、④何故かその時だけ馬鹿走りした、などいろんなパターンがありますが、①~③を常に注意していれば万馬券ゲットも意外と簡単かもしれません。
うんちくNo.15【私の馬券検討法】
まず、人気になりそうな馬達が本当に強い馬かどうかを吟味します。
強い馬であれば素直に人気サイドで馬券を買います。
もしも危なそうな馬達が人気になっていたら、当然、穴馬を探します。
今までに当てたことがある穴馬は、調教が良くなった、ブリンカーをした、逃げが打てた、ハンデ戦で斤量が軽くなった、関西馬などいろいろなパターンがあります。
経験と勘で穴馬が見つかった時は最高です。
中には自分の予想スタイルにぴったり当てはまる、目からウロコのうんちくもあるかもしれません。
そんな競馬予想時に役立つかもしれない、競馬にまつわるうんちくをまとめました!