【まさに植物!?】酸素を放出する性質をもつ人工リーフが遂に開発された!

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地球上の普通の植物と同じように、光と水を与えると酸素を放出ことができる人口リーフが開発されました。この発明で現在どのようなことができるのか、また将来的な実用性が期待できるのかまとめました。

▽植物と同じ性質をもつ人工のリーフが誕生

英ロイヤル・カレッジ・オブ・アート大学(Royal College of Art’s Innovation Design Engineering course)の卒業生であるジュリアン・メルキオッリ氏が人工の「葉」を開発した。
人類はついに光合成を手に入れた!人工の葉が酸素を作り出す奇跡 | マイナビニュース

開発された人工リーフ

▼どんな仕組みになっているの?

シルクリーフと名付けられたこの人工葉は絹タンパク質から作られた素材で作られており、その中に実際の植物細胞から抽出した葉緑体が閉じ込められています
人工の葉っぱが光合成する日がきた – エキサイトニュース

実際の植物細胞から抽出された葉緑体

絹タンパク質からできている素材は植物と同様に呼吸するので、光と水を与えると中の葉緑体が酸素を作ってくれるのです。
人工の葉っぱが光合成する日がきた – BIGLOBEニュース

開発されたシルクリーフ
光を与えると、植物と同様に光合成を行い、水と二酸化炭素から酸素を作ることができる。

▽人工の葉に期待できることは?

開発者のジュリアン・メルキオッリ氏は、この人工の葉を様々な用途に使えるのではないかと考えている。
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開発者のジュリアン・メルキオッリ氏

まず彼は、見た目も洒落たランプシェードを作ってみている。このランプシェードは明かりを付けている間、部屋を照らすと同時に酸素も供給してくれるのだ。
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シルクリーフを使ったランプシェード

大きなビルの換気装置にナチュラルエアフィルターとして採用すれば、外から取り込んだ空気を酸素添加した空気に変えてビル内に送り出すことができます。
人工の葉っぱが光合成する日がきた – エキサイトニュース

壁面がシルクリーフとなっているビルのデザイン案

また、ビルの換気装置にこの人工の葉をフィルターとして使うことで、外部から取り込んだ空気に酸素を添加してビル内に送り込むことができるという。
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シルクリーフのついたビルの換気装置のデザイン案
将来的には宇宙船内で人工的に酸素が作れるかも?

この人工の葉を宇宙船や宇宙ステーション、あるいは他の惑星の基地に設置すれば、酸素を供給するシステムとして活用できるかもしれない。
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https://matome.naver.jp/odai/2140831380390670001
2017年04月10日