【発症してしまうと?】秋田県で大量発生 アカツツガムシとは

いとゆう
秋田県で大量発生中!人体に卵を産む有毒ダニ

秋田県でアカツツガムシという有毒ダニが発生し注意を呼びかけています。

毎年死者が出ている有毒なダニですが秋田県湯沢市三関から大仙市北楢岡の雄物川河川敷など24か所で依然として生息していることが県健康環境センター(秋田市)の調査で確認され注意を呼びかけています。
秋田県と宮城県で夏に多く見られます。

症状としては刺されると5日から14日間の潜伏期間があり39度の高熱とともに発病し
全身に2-5mmの大きさの紅斑・丘疹状の発疹が出現し、5日目ころに消退する。
ほかにも目の充血、筋肉痛などの症状がみられます。

重症化すると髄膜脳炎、播種性血管内凝固症候群や、多臓器不全で死亡することもります。

ワクチンはなく予防策としては感染地域の草むら、河川に立ち入らない。
長袖長ズボンを履き肌の露出を防ぐなどがあります。

毎年500人ほどの感染者がおりこの時期は注意が必要です。


https://matome.naver.jp/odai/2140825931848815801/2140826062450261603
刺し口はかなり目立ちます。

https://matome.naver.jp/odai/2140825931848815801/2140826062450261703
青森県でも多くの報告があがっています。

刺された直後の症状はインフルエンザの症状と似ているため注意が必要です。
草むらや河川に立ち入った覚えがある人はツツガムシ病も疑いましょう。

昔でしたら夏にこの症状がでればインフルエンザ!?とは考えずらかったのですが
新型インフルエンザ流行後は夏のインフルエンザ発症も珍しくないので
余計にインフルエンザを疑ってしまいます。

*発症してしまったら?

発熱、脱水、全身の発疹をきたしますので、入院が適応になります。確定診断を待たずに治療を開始すべきで、診断さえつけば治療はテトラサイクリンという抗生物質が著効します。事態は緊急を要するので、疑ったらただちに投与することが肝要であり、早期診断をうけるためにも患者さんは山野へ入ったというエピソードを担当医に伝えて下さい。DIC合併など死亡例はすべて初期治療の遅れにあります。他に、高熱、脱水、栄養障害への対症療法(点滴その他)も必須です。内服は2~3週間、点滴も最低1週間は必要と思います。

発症してしまうと治療に時間がかかる感染症のようです。

https://matome.naver.jp/odai/2140825931848815801
2014年08月19日