シュレックってディズニーじゃないの?!間違われる理由とは

luseata
レンタル店でもなぜかディズニーコーナーに陳列してあるシュレック。しかしハッキリと「ドリームワークス」と書いてあります。なぜシュレックがこんなにもディズニーを感じさせるのか。そこにはある大人の事情があったからなのです。

高橋明未@45Rate

@Sft821
シュレックで十分です
って、シュレックってディズニーやなかったんや!(゚o゚;;

瑞月@桂大好き@disney626zura

@ryu_ko1221 シュレックはディズニーじゃないね(^^;; シュレックUSJにいるもんwwwwww

ゆるせ@yurusexxx

ドカンと一発当たって代表作になればね…知名度で言うとシュレックがダントツなのかな ディズニーだと思ってる人も多いだろうけど

ネットで話題に!

■こんな質問がありました

シュレック」は、ディズニー映画ですか??
「シュレック」は、ディズニー映画ですか??

シュレックはスピルバーグのドリームワークス+ユニバーサルです。
「シュレック」は、ディズニー映画ですか??

製作会社ドリームワークス・アニメーション
シュレック – Wikipedia

Wikipediaのシュレック項目から引用。

DREAM WORKSと確かに書いてありますね。

■ディズニーチャンネルがさらに混乱を生む

@misatan_G 今日はディズニーと全く関係ないシュレックをやってるディズニーチャンネル・・・

磯﨑 雅@miyabichanbap

8月9日シュレックやん

ディズニーチャンネル(OvO)

ゴずきラ@zukicure5GOGO

ディズニーチャンネルでシュレックやるって結構驚きを隠せない

小杉あにやん@aniyan_otakoji

ディズニーチャンネルでは『シュレック』放送かぁ。皮肉なもんで。皮肉の皮肉? 『マダガスカル』や『カンフーパンダ』もやってるし、『ペンギンズ』のテレビシリーズもやってるし、じわじわとDWAがディズニーに・・・
ディズニーのカウンター映画として反ディズニー勢に絶賛されてるシュレックをディズニーチャンネルでマジカルワールドオブディズニー枠でやるとかすげえな

8月9日(土)20:00~21:45、10日(日)13:00~14:45に
ディズニーチャンネルでシュレックの放送が予定されている。
何故だ。。。

■しかしシュレックはアンチディズニー作品だった!

あくまでもディズニーが提唱する「夢と魔法の国」に悪意を剥き出しにした「夢もへったくれもない国」というブラックジョークの一要素です。
映画感想駄文:にわか映画ファンの駄目な日常 シュレック フォーエバー

シュレックというシリーズ自体が、アンチ・ディズニーという思想を前面に出した大人の悪ふざけ&ちょっぴり私怨のこもった作品です。
映画感想駄文:にわか映画ファンの駄目な日常 シュレック フォーエバー

シュレックシリーズはディズニー映画に出てくるようなキャラクターをあえて用いて、
決してディズニーでは言わせないであろう下品なセリフをキャラクターにしゃべらせています。

シュレックは登場するやいきなり絵本でケツを拭くし、フィオナ姫というこの映画に出てくるお姫様が歌い始めると森の小鳥は爆死します。
風花の庭 ヤスオーのシネマ坊主・シュレック

冒頭から「リトル・マーメイド」のアリエルと同じ赤い髪の人魚をサメに喰わせるエスカレートぶり。
シュレック2 特集: 「シュレック」はカッツェンバーグを押さえて見るとオモシロイ(2)(2) – 映画.com

■アンチディズニーになった理由

映画プロデューサーとしてディズニー映画第二黄金期をひっぱってきた人物、
ジェフリー・カッツェンバーグ(Jeffrey Katzenberg)が事の始まりらしい。

ドリームワークスは、かのディズニー社のアニメ部門のトップに君臨し、『アラジン』『ライオン・キング』等のヒット作を次々と世に送り出してきたジェフリー・カッツェンバーグが、会長との軋轢の末に袂を分かって設立したと噂される会社。
最新作も絶好調!今さら人には聞けない『シュレック』シリーズの楽しみ方 – ガジェット通信

ディズニーの第二次黄金時代(90年前後)を引っ張った映画プロデューサーが社長に追い出されて作った映画会社がドリームワークスと言われている。

1994年にアイズナーと対立しディズニーを辞職。同年に旧友のスティーヴン・スピルバーグ、デヴィッド・ゲフィンと共にドリームワークスSKGを設立する。
ジェフリー・カッツェンバーグ – Wikipedia

そもそもドリームワークスという会社が設立されたのは、カッツェンバーグがディズニーをクビになったからなのだ。
シュレック2 特集: 「シュレック」はカッツェンバーグを押さえて見るとオモシロイ(1) – 映画.com

■アンチだからこそ出来た感動

「ドラゴンに捕まった眠り姫を救う運命の人」というこれ以上ないほどベタで「ディズニー的な」夢と魔法のプリンセスストーリーを見事に脱構築して見せ、あまつさえ「美醜の問題」「異種族間の恋愛」にまで完璧に納得せざるを得ない回答をずばっと出して見せた結末は、
映画感想駄文:にわか映画ファンの駄目な日常 シュレック フォーエバー

まさにディズニーとは違った角度からの「良質で道徳的な長編アニメーション」そのものでした。
映画感想駄文:にわか映画ファンの駄目な日常 シュレック フォーエバー

風刺は下らなければ下らないほど切れ味を増すものだ。
シュレック

ディズニー童話のスタイルを踏襲しながら、実はディズニー作品とは対極にある下品で毒々しい笑いでディズニー的価値観を批判するというカッツェンバーグの試みは本作で見事に成功したといえるだろう。
シュレック

https://matome.naver.jp/odai/2140686933871019801
2017年06月12日