シンガポールの公用語は、英語、中国語、マレー語、タミール語の4種類
シンガポール英語(シングリッシュ) [シンガポール] All About
国語はマレー語のため、国家もマレー語です。
178 773@178773
単語はネイティブ英語と同じですが「主語の省略」や「時制による動詞の変化が無い」など、英語に堪能な人には逆にわかり辛い点もあるようです。
シンガポール英語(シングリッシュ) [シンガポール] All About
英語のみが母国語でない場合は、その人にとって英語は日本人と同じく「第二外国語」のようなもの。マレー語の影響を受けるのもうなづけます。
①とにかく単語
たとえば「いる?いらない?」を私たちは「Do you need it or not?」と習っていますが
シングリッシュでは「Need or no need?」
シンガポール英語はあまちゃん風!?シングリッシュの魅力
必要なところしか言わない、と。
客 「Discount , CAN? 」
店員「CAN! 」
客 「CAN? 」
店員「CAN! CAN! 」
シンガポール英語(シングリッシュ) [シンガポール] All About
ほほぅ…
②語尾に「-lah」
文の語尾につけられて強調を表す「lah」「leh」(日本語でいう「~だよ」のようなニュアンス)や、疑問文の語尾につけられる「meh?」(日本語でいう「~か?」のようなもの)
シンガポールに行くのでSinglish(シングリッシュ)がどんなものか調べた | Last Day. jp
ふむふむ…
③強調のために繰り返す
「できますよ!」=Can-can!
「考えに考えに、考え抜いた」=Ting, ting and ting.
シンガポールに行くのでSinglish(シングリッシュ)がどんなものか調べた | Last Day. jp
TingはThinkと同義です。
「キャンキャン」も「おけら」も、シンガポールで良く耳にするシングリッシュです。
英語で書くと「Can, can」、「OK la」です。
シンガポールで役立つ!英語の知識と心構え | nanapi [ナナピ]
字で見るとわかるけど…これは覚えておいた方が良さそう。
④疑問文は「Right?」でOK
Singlishでは「~, right?」と確認のみでOK。
こちらは最近、American Englishでもよく使われているので違和感が少なさそうですね。
日本人でも「Why don’t you~」はよく使いますが、「~だよね?」は「Don’t you?」よりも「Right?」のほうが多いように思います。
⑤中国語が混ざっている
③にあった語尾も、
~la(了): ~である、~だった
~ma(吗): ~ですか?
meiyou (没有): ない、~ではない
のように中国語からきているようです。
ある日、シンガポールにあるオフィスで一人、パソコンに向かい仕事をしていると、「カフィユワナマ?」と声がしました。明らかに著者に話しかけている…。
一瞬戸惑いましたが、コーヒーを手に持ち微笑むおばちゃんを見て、理解することができました。
「Caffee you wanna ma?」突っ込みどころの多い文章ですが、これでわかりますよね。「コーヒー要りますか?」という意味です。
シンガポールで役立つ!英語の知識と心構え | nanapi [ナナピ]
これ、実地なら絶対わからん。。
これは字幕があるのでいいですが、現地だと「?」となることも多そうです。
要は「ルー語」状態
<マレーシア語が混ざる>
・makan(マカン)=食べる
例:Go makan! (ご飯行こう!)
シンガポールねた! : シングリッシュ(Singlish)
OK-lah もそうですが、要は英語、中国語、マレー語が混ざって使われている状態ということ。
純粋な英語は今後強化されていくでしょうが、シンガポールは華人も多いため、中国語の教育も進んでいくと思われます。中国語は知っていたほうがいいかも。
歌だと普通
Singaporeの人気歌手、Kit-chanさんのHomeという曲。
独立記念パレードで歌われたくらいですので国民的歌手と考えて問題なさそうですが、Singlishのような強いアクセントは感じません。
【おまけ】SiriはSinglishを認識できるのか
関連リンク
公式サイトでもスラングを紹介。
中でも多民族国家であるシンガポールでは様々な言葉が入り混じっているため、その独特なアクセントから「Singlish」と呼ばれるようになりました。
アメリカ…American English
イギリス…British English
シンガポール…Singlish
日本語英語は「Japanglish」と言われることもあるようですが、「Singlish」ほどの浸透度ではない様子。