▽大人が惹かれる絵本作家・駒形克己
平野春生@miracledelta

七緒@Equal_nanao

本当に絵がとてもセンスが良くてすてき。
研ぎすまされていて、構成も、色も、形も。
本というよりは、絵の色、形、動きを感じて楽しむ本。
「しぜんはともだち」のレビュー トゥリーハウスさんの声 | 絵本ナビ
駒形克己さんの生み出す作品は、デザイン性が高く、眺めているだけでも楽しめるものばかり。
そして、そこに書いてあるお話も、短い言葉を使った楽しいお話、やさしい気持ちになるお話など、とても素敵なお話です。
駒形克己のしかけ絵本リスト(little tree ,etc.):鎌倉のしかけ絵本専門店 メッゲンドルファー
濁音だけで造られた絵本、角度を変えることにより見え方が変わる絵本など、彼の作品には子どもたちの想像力を刺激するシンプルな紙・色・形がちりばめられています。
ノンフィクションW 触れる 感じる 壊れる絵本 〜造本作家・駒形克己の挑戦〜|ドキュメンタリー/教養|WOWOWオンライン
▽駒形氏のさまざまな取り組み
しかけ絵本を作る傍ら、さまざまな取り組みに挑戦し続けている駒形氏。その才能が多方面で光ります。
▽駒形克己の静かな柔らかい世界観
絵本屋さんで見つけ、ひとめぼれで購入する人も多いという駒形氏の作品。
たしかに、大人の私たちをも惹きつける優しい魅力があります。手元に一冊置いておきたい!という気持ちもわかるかもしれません。
夜空に瞬く星々の豊かなイメージが、色彩を極力抑えた白と銀色の画面で、静かに語られる作品です。
フランスのグルノーブル市からの依頼で、ブックスタートとして作られました。
幾重にも重ねられた青いグラデーションの水の中で、卵からかえった親を知らないサケたちが、成長していく姿を描きます。
単純化された形と、ページごとに異なる紙の質感が美しい作品です。
短い言葉と、街の情景をほのかにうつした背景に立つ一本の木の姿が、読む者に静かな余韻を残す一冊。2010年ボローニャ国際児童図書展ラガッツィ賞受賞作品。
優しく深遠な言葉に合わせて表現される美しいデザイン。光の下でページをめくるとしずくが反射して見え、幻想的な世界が広がります。
メキシコの詩人ミゲル・マルドナードとのコラボレーション作品。
いかがでしたか?お子さんがいる親の方はもちろん、美しい世界に癒されたい大人の方も、ぜひ一緒にページをめくってみませんか。
1953年静岡県生まれ。
1986年ONE STROKE設立。
自身の子どもの誕生をきっかけに、カード絵本「LITTLE EYES」シリーズを制作。
ニューヨークMoMAミュージアムショップでの発売を機にその活動は世界へと広がる。フランス、ヴィルバーンを皮切りに個展、ワークショップ活動を開始、世界各地を巡回。