鰻は貴重でも食べたい。ウナギの完全養殖や味そっくりな「あいつ」が。。。

TamotsuMuranaka
国際条約で規制の可能性があるウナギ。今年は稚魚が豊漁で価格が下落するかも、との期待もありますが、もう食べられなくなるでしょうか。。。完全養殖に成功との話題もあるうなぎについてまとめてみました。「鰻と言えば土用の丑の日」、なぜ土用の丑の日なのかも調べてみました。

うなぎが絶滅危惧種に。。。

拘束力は無いらしいが絶滅危惧種にとは。では、実際どれくらい減少しているのか??

こんなに減少しているウナギの生産量

すごい勢いで減少していますね。

なぜ、こんなに減少しているんですかね?

うなぎの生態系は良く分かってないんですね。でもシラスウナギと呼ばれる稚魚であればなんとか養殖できるんですね。ちょっとまてよ、稚魚を乱獲したらそもそも野生の総量が減っていくわけだから、だんだん減少していくのは当然???

じゃ、完全養殖できれば。。。いよいよ国主導で。

お、農林水産省頑張ってください。そういえばマグロも養殖に成功してましたね。

2010年に世界で初めてニホンウナギの完全養殖に成功した独立行政法人水産総合研究センター(横浜市西区)などが、水産庁の委託を受け稚魚(シラスウナギ)の大量生産システムの開発に乗り出す。
ウナギ完全養殖、3年後実用 稚魚量産化へ産学官スクラム (SankeiBiz) – Yahoo!ニュース

うーん、養殖のうなぎが手頃に食べられるのを待つしかないんでしょうか。

ウナギ風味のナマズが大学と企業で研究されています

近畿大学の研究者と鹿児島の養鰻(ようまん)業者が協力し、養殖ナマズのエサを一工夫したところ、ウナギに似た風味になった。
http://www.msn.com/ja-jp/news/money/%E8%84%82%E3%81%93%E3%81%A3%E3%81%A6%E3%82%8A%E3%80%81%E3%82%A6%E3%83%8A%E3%82%AE%E9%A2%A8%E5%91%B3%E3%81%AE%E3%83%8A%E3%83%9E%E3%82%BA-%E8%BF%91%E5%A4%A7%E3%80%81%E6%A5%AD%E8%80%85%E3%81%A8%E7%A0%94%E7%A9%B6/ar-BBjoDqT#page=2

どうみてもウナギ
ウナギと似た食感、味になりそうなナマズの種類を探し出し、さらにエサを工夫することでかなり近い味になるとのこと。
鯰は泥臭いイメージがあるが、養殖の仕方、育て方で泥臭さは抑えられる。

やっぱりウナギを食べたいですよね

今年は稚魚が好調だそうで。手頃な値段で食べれるといいですね。

高騰が続いていたウナギの輸入価格が下がっている。稚魚のシラスウナギの豊漁を受け、主力の中国産の在庫を処分する動きが広がっているためで、29日の土用の丑うしを控えた県内では、小売店が昨年より低価格で販売している。
輸入ウナギ手頃に 稚魚の漁獲回復、価格低下 : 地域 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)

ところで、土用の丑の日になぜ鰻なのでしょうか

まず「土用」ですね。土用を辞書で引くと、四立(立夏・立秋・立冬・立春)直前やく18日間とのことを示すとあります。「丑の日」とは、子丑寅の丑ですね。12日サイクルで毎日に割り当てられた干支です。なので、厳密には年に4回程度出現するようですが、一般的に夏のだけを「土用の丑の日」と呼んでいるようですね。

ではなぜ「鰻」を食べるのでしょうか!

江戸時代中期に活躍した平賀源内(1728~1779)は、蘭学のみにとどまらず、発明家、江戸浄瑠璃作家、陶芸家、画家、本草(薬学)家など多くの顔を持ち、様々な分野でその才能を発揮した人物として著名である。天才とも奇才とも呼ばれる源内こそが、今に続くこの風習をつくったのではないかと言われている
平賀源内│日本の食文化と偉人たち|キリン食生活文化研究所|キリン

ほー、あの有名な平賀源内がこの習慣を?

でも諸説あるようですね

『里のをだまき評』の中の「土用の丑の日に鰻を食べると滋養になる」との記述をきっかけに、蒲焼きが広く売れるようになったとする説
平賀源内│日本の食文化と偉人たち|キリン食生活文化研究所|キリン

江戸時代、あるうなぎ屋(源内が贔屓にしていた)が夏場商売がうまくいかず、源内先生に相談をもちかけたところ、源内が「本日、土用の丑の日」という大きな看板を店先に出した(出させた?)そうです。そして本日うなぎを食べると薬になると宣伝
『土用の丑の日とうなぎに関するうんちく』|RICOH Communication Club 経営に役立つ情報発信サイト

平賀源内は今のビジネスパーソンも見習うところが一杯あるアイデアマンですね!

https://matome.naver.jp/odai/2140517758022078901
2016年12月31日