落雷の恐怖~身を守る方法~

slicesh

夏になると増加するのが落雷による事故。そこで気になるのが、落雷から身を守るための方法です。

以下気象庁より引用↓

雷に遭遇した場合は安全な空間へ避難

雷は、雷雲の位置次第で、海面、平野、山岳などところを選ばずに落ちます。近くに高いものがあると、これを通って落ちる傾向があります。グランドやゴルフ場、屋外プール、堤防や砂浜、海上などの開けた場所や、山頂や尾根などの高いところなどでは、人に落雷しやすくなるので、できるだけ早く安全な空間に避難して下さい。
鉄筋コンクリート建築、自動車(オープンカーは不可)、バス、列車の内部は比較的安全な空間です。また、木造建築の内部も基本的に安全ですが、全ての電気器具、天井・壁から1m以上離れれば更に安全です。

安全な空間に避難できない場合の対応

近くに安全な空間が無い場合は、電柱、煙突、鉄塔、建築物などの高い物体のてっぺんを45度以上の角度で見上げる範囲で、その物体から4m以上離れたところ(保護範囲)に退避します。高い木の近くは危険ですから、最低でも木の全ての幹、枝、葉から2m以上は離れてください。姿勢を低くして、持ち物は体より高く突き出さないようにします。雷の活動が止み、20分以上経過してから安全な空間へ移動します。
(雷から身を守るには ― 安全対策Q&A ― :日本大気電気学会 から引用)

それにしても落雷は怖いものです

世界の落雷被害状況

http://www.youtube.com/watch?v=OeaWpfLa53g

改めて身を守る方法を検討しよう

「死傷者数の多い災害」

落雷による災害は、自然災害の一つです。自然災害と言えば、土砂災害や洪水などを思い浮かべますが、雷災害も死傷者数の多い災害です。毎年、落雷による死亡事故が絶えることはありません。これからの時期は雷の発生しやすい時期です。また、夏休みや休日に野外のレジャーを楽しみ、屋外で仕事をされる方も多いと思います。今回は、落雷から自分の身を守るためにどのような対処をすればよいのか、具体的な危機管理を考えます。
落雷から身を守るために|ワンポイントレスキュー|rescuenow.net

・雷による電流は金属を伝わって流れる傾向があります。したがって、丈夫な金属で囲まれている自動車、バス、列車、鉄筋コンクリートの建造物の内部は安全です。丈夫な木造建築の内部も落雷に対しては安全です。しかし、テントやトタン屋根の小屋の中は、雷の被害を受ける危険があります。
落雷から身を守るために|ワンポイントレスキュー|rescuenow.net

屋外から屋内に入ってくる電線などがあれば、雷の高電流が電線や水道管、配水管を伝わって感電する恐れがあります。したがって、コードがコンセントにつながっている電気器具からは1m以上離れること、また、激しい雷雨中は、炊事や洗濯はとりやめることが安全です。
落雷から身を守るために|ワンポイントレスキュー|rescuenow.net

雷は、海、平地、山など、場所を選ばず落ちますが、高い物体に落ちる傾向があります。もし、高さ5m以上30m以下の高い物体(建物、塔、煙突、クレーン等)があれば、てっぺんを45度以上の角度で見上げる範囲で、その物体から4m以上離れた場所で足を揃えてしゃがんでいれば比較的安全です。
しかし、高さが30m以上の物体は、高さに応じて安全になる範囲は広がらないと言われています。したがって30m以上の高い建造物に避難する時は約30m以内の距離の範囲内に姿勢を低くして避難してください。
落雷から身を守るために|ワンポイントレスキュー|rescuenow.net

「雷は体から金属類をはずせば安全」とよく聞かれますが、これは大きな間違いです。金属類を外しても安全ではありません。屋外に立っていると、雷は金属の有無に関係無く、人に落ちる可能性があります。ただし、避難する時、金属を身につけていてもいいですが、傘などをさしたり持ち物を自分の頭よりも高く突き出さないことが必要です。
特に、釣り竿や、ゴルフクラブ、テニスラケットなど、屋外でのレジャーやスポーツ時には注意してください。
落雷から身を守るために|ワンポイントレスキュー|rescuenow.net

高い木は落雷の可能性が非常に高いと言われています。高い木のそばにいると、木の幹や枝から落雷による高電流が人へ飛び移る恐れがあります。高い木からは離れて、すぐに安全な場所に避難することが重要です。このことは森や林の中に居ても同じです。もし、激しい雷雨に見舞われた時には、木がまばらな所で、幹、枝、葉先から離れて、姿勢を低くしてください。

落雷に対して安全な場所の把握

屋内の中でも潜む危険

屋内に避難できない時の対処法

金属類を体から外しても危険

高い木や森、林は危険

・激しい雷雨になれば、速やかに安全な屋内に避難すること
・屋外での避難では、木や物体のそばに近づかずに、姿勢をなるべく低くすること
・落雷があっても、すぐに移動しないで、雷雲が通りすぎるまで待つこと

https://matome.naver.jp/odai/2140488612217340101
2014年07月09日