「危険ドラッグ」よりも危険!!本当にヤバいタイの覚醒剤その名も「ヤーバー」とは?

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脱法ハーブよりもヤバい!!タイ語で「ヤーバー」といわれる覚醒剤とは、ヤーは薬、バーは狂気の、気が違ったという意味で、日本だけでなくタイでも今最大の問題になっている麻薬(ヤー・セプティット)の一つです。タイに旅行に行く際にはヤーバー関連の犯罪に巻き込まれることがあるので、気をつけていただきたい。

「ヤーバー」とはいったい何なのか?

若い女性が人前で平気で「やばい!」というのを聞くと、いつも胸がチクチクします。本当にやばいのは、タイ語でヤーバーといわれる覚醒剤なのです。ヤーは薬、バーは狂気の、気が違ったという意味で、日本だけでなくタイでも今最大の問題になっている麻薬(ヤー・セプティット)の一つなのです。
WeeklyTalk:第129回

ヤーバーはアンフェタミン系覚せい剤の一つであり、アンフェタミン硫酸塩、メタンフェタミン、メタンフェタミン塩酸塩の三種が配合される。現在、タイ国内においてはほとんどのものにメタンフェタミン塩酸塩が含まれる。典型的なヤーバーの主な含有成分はメタンフェタミン30%、カフェイン60%、その他10%という構成。
形状、大きさ、色彩にはさまざまなものがある。大きさは直径7ミリのものから3ミリのものまである。色彩はオレンジ、水色、紫、ピンク、茶、黄、緑など。刻印は「ฬ」「m」「M」「PG」「R」「WY」、星型、三日月の刻印が打ってあるものがある。

品質は様々でほとんどが経口投与用、もしくは吸入用に製造されている。ラオスからのもので注射器で摂取するものもある。この混合違法薬物はタイでは特にポピュラーなもので、隣国のミャンマーから輸入している。近年は移民のアメリカ住民間で使われており、MDMAに代わるクラブドラッグとして使われることもある。

ヤーバーはアンフェタミン系のもので、昔はヤーマー(マーは馬)と呼ばれ競走馬を興奮させるために投与されたり、深夜トラックの運転手の眠気防止薬として使われていました。今はタイや日本の若者をむしばむ麻薬として国際的問題にもなっています。ラオス、ミャンマー、中国から入って来たものが多く、バンコクやチェンマイの盛り場、南部リゾート地などで秘かに売買されています。
WeeklyTalk:第129回

ヤーバーはタイで眠気覚ましに使うトラック運転手のためガソリンスタンドで売られていたが、1970年代にタイ政府によって違法薬物に指定された。多数の長距離バスの事故や、2003年以前からのタクシン元首相による薬物密売排除キャンペーンの後、薬物を使うバスの運転手は以前よりも減った。取り締まりの結果、小売価格は一錠100~150バーツから250~450バーツに上がっているが、いまだポピュラーなパーティードラッグである。』
微笑みの国で:ヤーパー錠

「ヤーバー」に関わる犯罪に巻き込まれる恐れがある。

タイには密告制度というものがあり、麻薬の売人や所持者を報告すれば警察から報奨金がもらえるというシステムになっています。つまりお金を稼ぎたければ、持っている麻薬を旅行者などに売りつけてその後警察に密告すればいいのです。(最高にあこぎなシステム!)たったこれだけで売人は麻薬を売った金を懐に入れ、さらに密告者としてお金をもらい、密告された人は被害者どころか容疑者としてそのまま留置場に連れていかれるのです。
情報局-麻薬

買い物の製品やその紙包みの中にヤーバー錠剤をこっそり潜ませて、客に売る。その売人は国境橋のミャンマー警察官とぐるになっていて、買い物客の買い物を検査して、ヤーバー隠匿所持で買い物客を現行犯逮捕。数十万バーツの保釈金を要求してきて、それが払えない場合はタチレクの刑務所に収監して、長期の懲役刑を言い渡す。
タチレクでの買い物にヤーバー潜む罠に警戒を!: チェンマイ・田舎・新明天庵だより

関連リンク

https://matome.naver.jp/odai/2140465377459698501
2015年10月30日