各国で旋風を巻き起こしている若き才能が集まる「レッドデビルズ」。その活躍ぶりは、黄金時代の到来といわれるほど大きな注目を集めている。欧州予選は10戦無敗と他を圧倒する強さを見せ、首位で通過した。
チーム紹介 – ベルギー – ブラジルワールドカップ特集 – スポーツナビ
堅守をベースに高速のカウンターを繰り出し、相手のゴールを急襲するのが基本的なスタイル。それを可能にするのはフィジカル、アジリティー、決定力の三拍子がそろったアタッカー陣の存在だ。
MF エデン アザール(チェルシー)
切れ味の鋭いドリブル、左右両足から放たれる確実性のあるフィニッシュ、相手の意表を突くラストパスなど、圧倒的な攻撃センスを誇る天才肌のアタッカー。2列目ならどの位置でも持ち味を十二分に発揮する。
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GK ティボ クルトワ(アトレティコ マドリー)
長身を生かしたハイボール処理や、若さを感じさせない落ち着いたセービングが特徴の正守護神。今季はAマドリーでハイパフォーマンスを披露した。本大会でも持ち前の冷静さを発揮し、チームを勝利に導きたい。
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DF バンサン コンパニ(マンチェスター シティ)
所属するマンチェスターCでも個性豊かなタレントをまとめる闘将。屈強なフィジカルでボールを奪い、そのまま自らが攻撃の起点となる優れたDFだ。勝負強さも兼備しており、ここぞの場面で決定的なゴールを決める。
バンサン コンパニ – ベルギー – ブラジルワールドカップ特集 – スポーツナビ
MF マルアン フェライニ(マンチェスター ユナイテッド)
フィールドの中央でフィジカルを生かして相手をはじき飛ばす姿は、独特なヘアスタイルも相まって存在感十分。大柄ながら足下の技術にも優れており、シンプルなパスワークで攻守のつなぎ役としての役割を果たす。
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FW ロメル ルカク(エバートン)
相手を寄せ付けない頑強さを備え、パワフルショットでゴールを奪うFW。16歳でベルギーリーグの得点王に輝いた経歴を持つ。定位置を争っていたベンテケ(アストンビラ)が負傷したため、彼への期待度は高い。
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MF アクセル ビツェル(ゼニト サンクトペテルブルク)
ハードワークが身上のセンターハーフは、激しいディフェンスでボールを奪い、確実に攻撃へつなげる。ゴール前に飛び出してアクロバティックな得点を挙げることもしばしば。多種多様な活躍が期待できるプレーヤーだ。
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MF ケビン デ ブライネ(VfLボルフスブルク)
柔らかいボールタッチと強烈なシュートでゴールを生み出すテクニシャン。今季途中には、出場機会を求めてボルフスブルクへ移籍した。欧州予選ではチームトップの4得点を記録しており、本大会でも爆発が期待される。
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MF ドリース メルテンス(ナポリ)
勇猛果敢に仕掛けるサイドアタッカー。小柄な体格を生かした懐の深いドリブル突破で中央へ切れ込み、鋭いミドルシュートを突き刺す。直接FKの精度も高く、短い出場時間でもゴールを奪えるプレーヤーだ。
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MF アドナン ヤヌザイ(マンチェスター ユナイテッド)
ベルギー代表が彼を選んだというよりも、彼がベルギー代表を選んだ、といった方が正しい。それほど、各国がこのダイヤの原石を欲しがった。背筋を伸ばし、正確なタッチでボールを操作するドリブルはお手本のようだ。
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FW ディボック オリギ(リール)
「タレントの宝庫」と呼ばれるベルギー代表において、最新の注目銘柄はこのFW。軽やかな身のこなしでDFをかわせば、冷静に枠の隅にシュートを流し込む。そのプレーからは19歳という年齢は想像できない。
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