音楽だけは良い?イタリア映画の作曲家&名曲まとめ

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「内容が破綻気味」「ハリウッド映画の安っぽいパクり」など酷評されがちなイタリア映画ですが、「音楽だけは良い」のはだれしも認めるところ。 そんなB級映画の音楽担当&名曲を集めてみました。
フランコ・ミカリッツィ
手掛けたのはほとんどB級映画だったため知名度はいま一つだったが、クラブDJによる発掘やマカロニB級映画オタクの監督として知られるタランティーノ作品に過去作が再利用されたりしたためリバイバル的に再評価された。ファンキーで乗りの良いビッグバンド曲もあったりでなかなか楽しい。

日本でも「特攻警察」のタイトルで木曜洋画劇場で放送されたポリスアクション。演奏は「Big Bubbling Band」
のっけからファンキーでパンチのある曲でご機嫌!
https://www.youtube.com/watch?v=nPeNVHJgDMM
邦題は「デアボリカ」
エクソシストとローズマリーの赤ちゃんを臆面もなくパクったしょーもないB級ホラーという評価が一般的だが、音楽だけは不似合いに美しいと絶賛。
ゴブリン
イタリアンホラーのサントラの代名詞ともいえるプログレッシヴ・ロックのバンド。幾たびかのメンバーチェンジ、活動休止と再結成を行っている。
「サスペリアPart2」「ゾンビ」「フェノミナ」「コンタミネーション」など名曲は数えきれない。
「どのサントラも単品でプログレのアルバムになる」と評価される…というか、ゴブリンの曲さえ使っていれば内容が破綻していてもそれなりにサマになってしまうという…。

ダリオ・アルジェントとゴブリンの名を一躍高めた大ヒットジャッロのメインテーマ。

邦題タイトルは「エイリアンドローム」 とにかくカッコイイ

イタリアではなくオーストラリアのホラー映画。2013年の「パトリック 戦慄病棟」はリメイクで1978年のこっちがオリジナル。

邦題は「ビヨンド・ザ・ダークネス 嗜肉の愛」 超グロ映画なのに音楽がいいので困ってしまう。
ファビオ・フリッツィ

ゴブリンがダリオ・アルジェントと繋がりが深かったのに対し、もう一人のホラーの巨匠ルチオ・フルチの映画のサントラを数多く手掛けていたのがファビオ・フリッツィ。やはり破綻気味のフルチ映画でも何となく大作のように感じさせられてしまう荘厳なサウンドが特徴。

「サンゲリア」「地獄の門」「ビヨンド」「マンハッタンベイビー」「墓地裏の家」など

本人によるYou Tube チャンネル


内容は破綻しまくりながらフルチ最高傑作との呼び声の高い「ビヨンド」のメインテーマ。この荘厳な曲で底上げされてるところが少なからずあるはず。

プロデューサーが思い付きでエジプトロケに手を出した上に途中で制作予算を1/3に引き下げられてしまった残念作だが、どこか哀愁を帯びた曲はなかなか。
リブラ
ジャズロック&プログレバンド。
途中ドラマーの交代劇があり、ゴブリンから引き抜いている。

ホラーの巨匠バーヴァの遺作。 のちにゴブリンに加入するカルロ・ペンニージのギターが鳴きまくりで心地よい
ブルーノ・ニコライ
日本では公開されなかった作品が多い上、本人がマスコミ、インタビュー、社交嫌いだったためほとんど知られていないがなかなかの名曲ぞろい。
「Tutti I Colori Del Buio」「Perchè quelle strane gocce di sangue sul corpo di Jennifer?」など

なんとなく日本の歌謡曲というか傑作ワイド劇場テイストを感じるメロディ
ステルヴィオ・チプリアーニ
甘く美しいメロディで定評のある作曲家。 日本の出資で製作された「ラストコンサート」でも感動的なシーンを大いに盛り上げ、ハンカチを濡らした人も多いだろう。

なぜか同時上映がパニックサスペンス映画「カサンドラクロス」だったため、サスペンスを見に来て泣いて帰った人も多いとかなんとか。
https://www.youtube.com/watch?v=oqEpcX45Jok
内容に対して音楽がめちゃくちゃ上質と妙な評価。

邦題「ナイトメア・シティ」 今なら許されない夢オチループエンド!
エンニオ・モリコーネ

もはや解説不要、イタリア映画にの枠にとどまらない映画音楽の大巨匠。鳥肌モノの「アンタッチャブル」、暴走族のファンファーレ音「ゴッドファーザー」など誰でも一度は聞いたことがある曲をいくつも作ってるのがすごい。

暴力描写が嫌いな割にはどぎつい流血描写の多いマカロニウエスタン、ジャッロ、ホラー作品のサントラも数多く手掛けている。


邦題は「続・夕陽のガンマン」

邦題は「黄色い戦場」
新型の毒ガス攻撃によりパニック状態になったところに防毒マスクと化学防護服に身を固めたドイツ騎兵が押し寄せてくるシーンでこの曲はゾワゾワ来る(5:55から推奨)。
マルチェッロ・ジョンビーニ

マカロニウエスタンから女囚監獄もの、ホラーとB級映画の音楽を数多く手がけた作曲家。 比較的早いうちから電子楽器を取り入れていて、きらびやかなサウンドが目立つ。

プルート・ケネディ K・バイツなどの別名義での仕事も。

https://www.youtube.com/watch?v=YRNjpY8GaxE
ホラー映画の皮を被ったポルノ映画「ゾンビ99」
メインテーマはなかなか聞かせる。
https://matome.naver.jp/odai/2140197092414235901
2018年05月16日