【名言】毎日を生きる二分哲学 2014/05/27

nouchi-jun
【毎朝 7:00更新】大学受験・世界史に使えて2分で読める、名言・哲学まとめ。【today’s 哲学者紹介】ケネー

▼ 哲学者の殿堂

いかにも重農主義って顔してるこの人を紹介。

ケネー
【フルネーム】François Quesnay フワンソワ・ケネー
【時代】中世(1694年6月4日 – 1774年12月16日)
【国籍】フランス
【職業】医師・経済学者
【功績】『経済表』の著・重農主義の確立

11 歳になるまで読み書きもできなかった労働者階級の少年は、やがて科学アカデミーに選出されて、紳士の弟子たちから「ヨーロッパの孔子」「現代のソクラテス」と称揚されるようになる。
ケネー

その生い立ちは慎ましかった。13歳で孤児院に入っている。

「重農主義」ってなんぞや?
重農主義は中世フランスで生まれたアイデアです。
ケネーたちは以下の「重農主義」を支持し、行動していきました。

重農主義者たちは国の富はその金銀のストックにあるのではなく、その純生産の規模によるのだ、と考えた。
http://cruel.org/econthought/schools/physioc.html

イギリスでは金銀の蓄積が産業革命の根拠になったのですが、フランスはちょっと考え方が違ったんですね。

ケネーは心臓が器官のために特別な重要性を持っているのと同様に、農業が社会と経済の制度に特別な重要性を持っていると考えた。
フランソワ・ケネー – Wikipedia

実は重農主義の根源は人間の身体だった。そしてケネーは医師。繋がりが見えてきました。

『経済論』は、ケネーの主張する『重農主義』の根拠となる経済表が書かれています。
ただし、この『経済論』に含まれた『重農主義』はかなり致命的な問題点が指摘されています。

ケネーは農業を重視する考え方から、純生産物(による余剰価値)は農業だけからしか生まれず、工業製品からは生まれないという想定をしています。農業のみが生産的であるということですね。
フランソワ・ケネー『経済表』 – 日本式論

「農場は生産的だから拡大しようぜ」。逆に、工業は非生産的だと主張しているんです。
現代社会では、とても使えそうもない主張だったりします。

順番としては、『重商主義』→『フランス重農主義』→『イギリス古典派経済学』→『近代経済学』。
明日は重商主義について取り上げたいと思います。

▼ 毎日・三選

自由とはなんだろう。今を認める力のことだろうか。

クリーパー@creeper0502

誰かと長く一緒にいる事が「当たり前」になる事はないから、いつまでも大切にしないとね、特別にしないとね。
鋭い指摘。
結婚すれば同棲が当たり前なんてことはない。付き合う「今」が特別な時間であるということ。

mumurakun@mumurakun

何にも特色がなくとも正直に働く人は、それは新しい世界の基礎になる
この世界を変えてきた人の裏には、自分の役割を淡々とこなす底力の存在がある。

男が変態で何が悪い?男はすべからく変態だ!それを認めるか否かで、男の器は天と地の差をもつのだ!
前原圭一(ひぐらしのなく頃に)

昨日、麻雀打ちに遊びに来てくれた友人が己の性癖を暴露していたので。
自分の好きなものを情熱的に語れる姿に憧れるものです。

▼ 哲学・創出

こんなふうに、好きな女の子が大事そうに自分の手紙を持っている姿・・・すきです。

言ってはならないことを、言わずにいればそのうち言えなくなる。
わたし

それは「相手を傷つける」かもしれないと放っておくと、相手を傷つけることさえ出来なくなってしまうんだ。
分かるかな、そうなったときの悲しさのほうが大きいってことを。

声を枯らして叫べば、叫んだ言葉は一生に渡って残り続ける。
わたし

大好きだああああああああああああああ!でもいいんです。
対象は誰なのか、とか難しいこと考えずに。

好きっていうのは、feelingで感じるもんだろ
わたしではない

feeling(感覚)で感じるってかぶっちゃってる気がしますけど良い言葉だったので永久保存。

▼ バックナンバー/関連リンク

昨日は夜遅くまでピアノのレッスンを受けていたもので、寝坊です。うーん、明日から面倒な骨格だけ作って朝にポンと挙げるようにしようかな。
https://matome.naver.jp/odai/2140114726676580601
2014年05月27日