▼ 哲学者の殿堂
いかにも重農主義って顔してるこの人を紹介。
11 歳になるまで読み書きもできなかった労働者階級の少年は、やがて科学アカデミーに選出されて、紳士の弟子たちから「ヨーロッパの孔子」「現代のソクラテス」と称揚されるようになる。
ケネー
その生い立ちは慎ましかった。13歳で孤児院に入っている。
「重農主義」ってなんぞや?
重農主義は中世フランスで生まれたアイデアです。
ケネーたちは以下の「重農主義」を支持し、行動していきました。
重農主義者たちは国の富はその金銀のストックにあるのではなく、その純生産の規模によるのだ、と考えた。
http://cruel.org/econthought/schools/physioc.html
イギリスでは金銀の蓄積が産業革命の根拠になったのですが、フランスはちょっと考え方が違ったんですね。
ケネーは心臓が器官のために特別な重要性を持っているのと同様に、農業が社会と経済の制度に特別な重要性を持っていると考えた。
フランソワ・ケネー – Wikipedia
実は重農主義の根源は人間の身体だった。そしてケネーは医師。繋がりが見えてきました。
ただし、この『経済論』に含まれた『重農主義』はかなり致命的な問題点が指摘されています。
ケネーは農業を重視する考え方から、純生産物(による余剰価値)は農業だけからしか生まれず、工業製品からは生まれないという想定をしています。農業のみが生産的であるということですね。
フランソワ・ケネー『経済表』 – 日本式論
「農場は生産的だから拡大しようぜ」。逆に、工業は非生産的だと主張しているんです。
現代社会では、とても使えそうもない主張だったりします。
順番としては、『重商主義』→『フランス重農主義』→『イギリス古典派経済学』→『近代経済学』。
明日は重商主義について取り上げたいと思います。
▼ 毎日・三選
結婚すれば同棲が当たり前なんてことはない。付き合う「今」が特別な時間であるということ。
男が変態で何が悪い?男はすべからく変態だ!それを認めるか否かで、男の器は天と地の差をもつのだ!
前原圭一(ひぐらしのなく頃に)
昨日、麻雀打ちに遊びに来てくれた友人が己の性癖を暴露していたので。
自分の好きなものを情熱的に語れる姿に憧れるものです。
▼ 哲学・創出
言ってはならないことを、言わずにいればそのうち言えなくなる。
わたし
それは「相手を傷つける」かもしれないと放っておくと、相手を傷つけることさえ出来なくなってしまうんだ。
分かるかな、そうなったときの悲しさのほうが大きいってことを。
声を枯らして叫べば、叫んだ言葉は一生に渡って残り続ける。
わたし
大好きだああああああああああああああ!でもいいんです。
対象は誰なのか、とか難しいこと考えずに。
好きっていうのは、feelingで感じるもんだろ
わたしではない
feeling(感覚)で感じるってかぶっちゃってる気がしますけど良い言葉だったので永久保存。
【時代】中世(1694年6月4日 – 1774年12月16日)
【国籍】フランス
【職業】医師・経済学者
【功績】『経済表』の著・重農主義の確立