マイケル・ジャクソンのPVにも登場−パステルカラーの街並みサルヴァドール−

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ブラジル初の首都だった歴史を持つサルヴァドール(サルバドール)。青い空、青い海、パステルカラーの街並み。異国情緒にあふれる古都。マイケル・ジャクソンの、”They Don’t Care About Us”のPVの舞台にもなっています。

マイケル・ジャクソンのPV撮影に使われた街

ゼイ・ドント・ケア・アバウト・アス(They Don’t Care About Us)は、マイケル・ジャクソンが1996年4月に発表したシングル。1995年のアルバム『ヒストリー』からのシングル・カット。
ゼイ・ドント・ケア・アバウト・アス – Wikipedia

そのミュージックビデオの舞台に使われた街がブラジルにあります。
※動画は一番下に有り

その街の名前は『サルヴァドール:Salvador』
ブラジル北東部、大西洋岸にある港湾都市です。

1549年から1763年までブラジル最初の首都だったサルバドールは植民地ブラジルを支えた砂糖産業の中心として、また、アフリカから送られてくる奴隷の上陸地として200年に渡り繁栄を極めます。
世界遺産 サルバドール歴史地区 of ENCONTRO

「ペロウリーニョ広場」にはかつて奴隷市場だった建物も残っており、カラフルな建物、石畳の坂道はヨーロッパらしいとも言い難い、独特の美しい街並みを作り出している。

世界遺産にも登録されています

アメリカ大陸で最も多くのバロック洋式の建築物が集合していることから、1985年にユネスコの世界文化遺産に指定され、約600件の建物が修復、保存されています。
サルヴァドール | 観光情報 | ブラジル | メルコスール観光サイト

現在も人口に対する黒人系住民の比率が他の都市に比べ高いことから「黒人のローマ」とも呼ばれる世界遺産サルバドールですが、歴史を学び、風景や建築物を見るだけではなく、この街は訪れる人に必ず何かを感じさせてくれます。
世界遺産 サルバドール歴史地区 of ENCONTRO

街は音楽で溢れており、毎週火曜日には太鼓部隊がところどころに現れます。
それに合わせて踊りだす人々。
ダンスと格闘技をミックスしたような武道「カポエイラ」もサルヴァドールが発祥です。
パステルカラーの建物に、石畳の小道。このまま迷い込んでしまいそうです。

サルヴァドール基本情報

【最寄り空港】
サルヴァドール国際空港
【アクセス】
ブラジリアから1,554km、リオ・デ・ジャネイロから1,730km、サン・パウロからは1,960 km。
【気候】
年間を通じて気温は高く、7月と8月は雨が多い。典型的な熱帯の都市で、暑くて湿度が高い気候。南回帰線と赤道の間にあり、平均気温は25℃。

マイケル・ジャクソンPV

http://www.youtube.com/watch?v=QNJL6nfu__Q
※PVにはリオデジャネイロも出ています
https://matome.naver.jp/odai/2140114628476187901
2014年05月27日