一条 楽(いちじょう らく)
本作の主人公。
ヤクザ「集英組」の組長の一人息子。
黒髪にバレッタを付けており、右こめかみに傷がある。
集英組とビーハイブとの諍いを鎮めるため、ビーハイブのボスの娘である千棘の恋人役を演じることになってしまう。
血液型はA型。
身長は168cm。
家柄上、”男たる者かくあるべし”の精神で育てられた。
本人は家柄を継ぐ気はないが、竜達からは二代目候補として非常に慕われている。
組員からは、「坊っちゃん」と呼ばれておる。将来の夢は一流大学を出て公務員になること。
真面目な性格で一流大学への進学のために勉強に励んでいる。
しかし、同時に家事も行っているため成績は平均より上でとどまっている(本人も今の成績に不満を感じている)。
喧嘩は弱く、ガタイも良くないことを自覚しており、千棘からは「もやし」と呼ばれている。
だが、時には、凄まじい身体能力を見せることがある。
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10年前に約束した少女の顔や名前を忘れているものの約束はハッキリ覚えており、少女から貰った鍵穴があるペンダントを現在でも所有している。
彼女との再会を望みつつ、中学の頃から小咲に想いを寄せている。
小咲・集・るりとは同じ中学の出身。
実は小咲とは両想いなのだが、互いに「相手も自分が好きなんて好都合があるわけない」と思い込んでおり、関係が発展しないまま現在に至っている。
千棘に対してはお互いの性格が正反対かつ千棘の短気な性格もあって気が合わず、ことあるごとに喧嘩をしていた。
しかし、トラブルに陥った時に二人で協力し合ったり助け合ったりし、彼女が自分と似た境遇を辿っていることから気持ちを共感したりし、考えを改め、以降は前者のような対応は少なくなった。
また、物語途中からは千棘のことを放ってはおけない存在となっており、彼女を何かと気にかける描写があり、華からそのことを指摘されている。
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面倒見が良く、困った人を放っておけない性格。
その性格が影響し様々な場面で自ら動くかなりの行動派だが、非常に細かく神経質な面もある。
小咲・千棘・誠士郎から好意を抱かれてることに気付いていないが、好意を抱いている人物が積極的でない部分が大きい。
またそのことが災いし、集を除く他の男子生徒からは嫉妬されている。
料理が得意で学校での自分の弁当や集英組の組員全員の食事も作っており、和菓子職人の小咲の母から認められるレベル。
動物が非常に好きで学校では飼育係をしているが、動物達へのネーミングセンスが壊滅的かつ硝煙の匂いが染み付いてしまっているため、なかなか懐かれない。
屋台に関しては自他ともに無敵だと思っている。
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行事に多く参加しており、千棘、小咲、誠士郎、万里花、集、るりの7人、進級後は春、ポーラ、風ちゃんも加え行動している。
1年の夏休みで小咲とメアドを交換するが、その後は誠士郎やポーラと電話している描写から、いつも行動しているメンバーとはメアド交換をしていると思われる。
着メロはなぜか演歌。
読切版では、千棘とは幼稚園の頃から面識があり、テストは全教科満点を取っているなど本編以上の優等生だった。
また、本編と違い恋愛に対してさほど興味を示しておらず、クリスマスを嫌っていた。
さらに、見栄っ張りで自分に対して自意識過剰な一面がある。
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桐崎 千棘(きりさき ちとげ)
本作のメインヒロイン。
金髪ロングで碧眼、赤いリボンを付けている(このリボンは幼少期からつけており、それが物語の中心になることもある)。
誕生日は6月7日。
身長は160cm。
体重は46kg。
アメリカからの転校生。
ギャング「ビーハイブ」のボスの娘で、アメリカ人の父と日本人の母のハーフ。
ビーハイブと集英組との抗争を鎮めるため、楽と恋人を演じることになってしまう。
美人でスタイル抜群であり、春曰く「モデルみたい」。
組員たちからは「お嬢」と呼ばれている。
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運動神経抜群で、泳ぎも速く視力は10.0。
勉強はよくできるが、アメリカに住んでいたため現代国語が苦手。
ただし、数学は得意で勉強会の時は楽よりも早く問題を解いた。
56話(単行本7巻)の学年別成績で5位であったがアメリカの名門中学を首席で卒業していたこともあり、後日、母の華からたしなめられていた。料理は下手でお粥さえも失敗していた。
また暗所恐怖症・閉所恐怖症で雷に弱い。痩せの大食いでもあり、小咲からは羨ましがられたり、何故普段の体型を維持できるのか不思議がられている。
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好きな食べ物はラーメンであり、よく楽に奢らせている。
また家は金持ちのはずだが、縁日では顔パスで無料な楽と行動するなど、金銭感覚はあるようである(悪く言えばケチ)。
小さい頃に書いた日記帳に挟まっていた鍵を持っており、「ザクシャ イン ラブ(愛を永遠に)」の単語と過去に少年と約束をしていたのを思い出したが、約束の内容や少年の名前や顔を忘れている。
アメリカにいた頃および凡矢理高転入直後は自らの境遇もあり友人を作るのが苦手であったが、楽の協力もあり克服した。
男勝り且つ短気な性格であり、特に楽や万里花には出会いのまずさもあってか悪態を付いたりすぐに怒ることが多いが、本当は人当たりが良く、誰とでも仲良くなれる優しい女の子である。
そのためか、鶫やクロード達も彼女を非常に慕っている。
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当初は楽のことを「もやし」と呼び名前で呼ぶことは無かったが、林間学校で楽に助けられてからは下の名前で呼ぶようになった。
これ以降、楽のことを異性として意識し始めるが最初は否定しがちであった。
しかし、楽に積極的なアプローチをする万里花に無意識に嫉妬したりするなど、自分の感情が若干不安定になっていた。
ある日、楽達と海に行った際に楽の一言に本気で怒ってしまい、それ以来亀裂が生じてしまった。
しかし、文化祭での楽の一言がきっかけでお互いの絆を取り戻し、文化祭のフィナーレで楽に恋をしていることを認めた。
楽に好意を抱いてからは態度も若干丸くなり、憎まれ口を叩いたり喧嘩をすることも少なくなった(さりげなく、オシャレやデートでアプローチをかけたこともある)。
また、悪態を付いてはいるが、内心では楽を信頼するようになっている。
ただし、楽のデリカシーのない発言や嫉妬(ほとんどは誤解)で殴ることは変わらない。
しかし、このことで苦悩することもあるため、本人も不本意のようである。部屋の片付けは苦手であり、いつも散らかっている。
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楽の婚約者である万里花に嫉妬しており、よく喧嘩しているなど犬猿の仲である。
読切版では、日本育ちで楽とは幼稚園の頃から面識があり転入生ではなく、同級生や教師の評判も良いなど学園生活にも困ることはなく、本編のリボンはしていない。
また、本編と同じく楽とは仲が悪いが嫌っているわけではなく、積極的に接している。
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小野寺 小咲(おのでら こさき)
本作のもう一人のメインヒロイン。
楽と千棘のクラスメイト。
アシンメトリーな黒髪が特徴。
実家は和菓子屋「おのでら」を経営している。
血液型はO型、誕生日は6月15日。
身長は157cm。
体重は43kg。
楽・集・るりとは同じ中学の出身。
中学の頃から楽に好意を寄せているが恋愛に対しては奥手で、言い出せないままでいる。
実は両想いの上、集やるり達の互いの親しい友人から見てもそれがまるわかりなのだが互いの性格のせいで関係が発展しないままでいる。
泳げない。
委員も務めている。
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小さい頃に会った思い出の少年から貰った鍵を持っており、男の子が楽と同じペンダントをしていることを覚えているが、約束の内容や少年の名前や顔を忘れている。
おっとりとした性格で他人を気遣う優しさを持っており、それ故クラス内での男子の人気も高い。
料理の腕は、小咲の母(声 – 大原さやか)曰く「仕上げ以外死ぬほど下手くそ」。
ただし、楽の千棘に対するややこしい一言でショックを受けた際には普段とは逆に料理が上手くなっていた。
また、本人曰く「稀(一万回に一回位)に美味しいのが出来る」とのこと。
千棘等以外のクラスの女子からは「寺ちゃん」と呼ばれている描写がある。
嫌いな食べ物はこんにゃく。
学校の成績は平均より少し上程度であるが、中学時代は成績が低く凡矢理高校も補欠合格だった。
部屋には楽の写真を入れた写真立てがある。
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鶫 誠士郎(つぐみ せいしろう)
2巻から登場するビーハイブの構成員。
千棘とは幼少期の頃から付き合いがあり「お嬢」と呼んでいる。
ショートヘアで右目下に泣きボクロがある。当初(集・るり・キョーコちゃん以外からは)千棘に付き従う少年と思われていたが、実は女の子。
幼少の時にクロードに拾われ、ビーハイブ内でもトップのヒットマンとして英才教育を受けていた。
かつての通り名は「黒虎(ブラックタイガー)」。
誕生日は7月30日(千棘と初めて会った日千棘が決めた)。
身長は162cm。
体重は48kg。
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クロードの命により、楽と千棘を別れさせるのを試みるが失敗し、その際に女性であることが明るみに出る。
ちなみに「誠士郎」という名は偽名ではなく、クロードが彼女を男と思い込んで日本の辞典から名付けたため(所有物から日本人だと判断できたらしい)、本名である。
なお、当のクロードは現在でも誠士郎が女性だと気付いていない。
また、それ以外にも彼からの指示でビーハイブの備品の管理を任されることがあるが、毎回碌な目に遭っていない。
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楽に対しては当初は上記の目的により敵視していたが、彼の優しさや気遣いに触れ、次第に好意を寄せるようになる。
その一方で妄想癖があり、度々自分と楽のことを頭に浮かべては顔を真っ赤にしている。
また、ポーラとの「楽の唇を先に奪った方が勝ち」というルールでの決闘では「あいつ(楽)の唇を誰かに奪われたくない」という想いから覚醒し、蹴りの一発でコンクリートの柱を粉砕するなど桁違いの実力を見せた。
楽のことはフルネームで呼んでおり、楽以外でも迷惑に感じている集や万里花のこともフルネームで呼び威圧的な態度で接しているが、そんなことはない小咲やるりのことは「様」付けで呼んでいて敬語で接している。
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千棘の女の子らしくという提案により髪には大きなリボンをつけている。
学校では動きやすさの観点から凡矢理高校の男子生徒とは異なるブレザー系の制服を着ているが、女物を着たことが無いわけではなく、本人は女物が落ち着かず恥ずかしいだけとのこと。
実はクラスでも屈指の巨乳で最低でもバストはE以上。
また、料理も上手く楽からも味を認められている。楽同様かなりの動物好きでもある。
日頃から銃器を所持しており、照れ隠しなどで発砲することがある。因みに成績は千棘と同じくらい。
4人のヒロインの中で唯一楽の持つペンダントによる直接的な接点がない。
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橘 万里花(たちばな まりか)
4巻から登場する楽の婚約者で、千棘・小咲同様に謎の鍵を持つ三人目の女性。
警視総監の娘で過保護に育った。
栗色の長髪で花の形をした髪飾りを付けている。
誕生日は3月3日。
身長は151cm。
体重は41kg。
幼い頃に楽と共に過ごしたことがあり、彼のことを「楽様」と呼び、好意を寄せている。
ちなみに当時楽からは「マリー」と呼ばれていたが、現在は名字で呼ばれている。
普段は「私(わたくし)は〜ですわ」といったお嬢様風の口調だが、感情が高ぶった時などは九州弁が出る。
楽のクラスに転入し1年C組のクラスメイトになる。
凡矢理高校の女子生徒の制服とは異なるセーラー服を着用している。
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日頃から楽に対して積極的で人目を気にせず積極的にアプローチをしているが、立場が逆転すると狼狽する。
また、千棘とは犬猿の仲であり、何かといじわるをしようとしたり蹴られたり、小競り合いになることが多い。
集同様に周囲の反応を面白がって行動する一面を持つ。
幼少から病弱で10年前に楽と初めて出会ったのも山の療養所である。
現在も貧血の薬を服用している。
知的な印象とは裏腹に、学力は同学年のレギュラーキャラクターの中では最も悪いが、開き直っている。
また、楽のことしか考えないせいか、空気の読めない(読まない)一面が多い。
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舞子 集(まいこ しゅう)
楽の親友である眼鏡を掛けた男子。
洞察力が鋭く、楽とは対称的に恋愛関係に関しては非常に目ざとい。
楽と千棘のニセコイ関係を知っている数少ない人物。身長は170cm。
日頃からセクハラ的な発言をしており、その都度、るりの制裁を受けている。
楽・小咲・るりとは同じ中学の出身で楽とは幼稚園時代からの腐れ縁。
楽と同等の(もしくは彼以上の)超人体質である。
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楽と小咲が両思いだと知っているが、るりとは違い余計な手助けは不要と考えている。
なぜか本格的な舞台道具を用意出来たり、中断になったクリスマスパーティを再開させるためだけに店を貸切に出来るだけの人脈があり、かつ悪巧みに関してはクラス内で定評がある。
現状モテている楽に対しては他の男子生徒と違い、嫉妬するどころか逆に面白がっている(修羅場になることが多いため)。
意外と成績が良い。
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宮本 るり(みやもと るり)
小咲の中学からの親友で、眼鏡を掛けた小柄な少女。
水泳部所属。
身長は140cm。
普段は冷めた性格であり、男っ気も全くないほどさばさばしているが、人付き合いが悪いわけではなく色々な行事に小咲や楽達と参加している。
暴力癖があり、度々セクハラ発言をする集に制裁を加えることが多く、楽に対しても鉄拳やセクハラと誤解される場面では恐い視線を向けたり、解読不能な悪口を言うことがある。
視力は極端に悪く、眼鏡がない状態だと人やモノの判別や集への暴力以外の行動が困難になる。
千棘同様、痩せの大食い。
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小咲と楽が両思いだと知っており、2人をくっつけるためにたびたび強引な手段に出ることもある。
集とは違い、当初は楽と千棘がニセコイ関係をしている理由までは知らなかった。
成績は23位とかなり良く、高校受験の手助けを小咲にした。
また、中学三年時点で行きたい大学は既に決まっているらしい。
水泳でいくつもの賞を取り、名門校からの誘いも来るなど運動能力も高く、2年時には個人の自由形で全国大会出場を決めている。
初期の頃はモブに近い存在だったが、途中から準レギュラーになり、小咲をサポートする役になった。
尚、初台詞は6話目である。
読書家らしく、よく本を読んでいる描写がある。
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ポーラ・マッコイ
ビーハイブの在米の構成員でヒットマン。銀髪にヘアバンドをしたアメリカ人の少女。
楽達より年下。
夏でも、常に赤くて長いマフラーを巻いている。
通り名は「白牙(ホワイトファング)」。
誠士郎と同じく孤児で、ビーハイブに拾われる形でギャングの世界に入った。
努力家で、誠士郎と任務で会うまでは他のヒットマンの中でもトップの実力の持ち主だったが、誠士郎によるとその実力とプライドの高い性格故に同期メンバーの中でもやや孤立気味だったという。
誠士郎には憧れが混ざった対抗意識を持っているが、彼女とは対照的に貧乳で本人もそれを気にしている。
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初登場時は7巻だったが、後に溜まった休暇を使い9巻から凡矢理高校に入学。
誠士郎の楽への想いには気付いており、彼女を楽とくっつけるためにいろいろと画策している。
また、春のクラスメートであり、当初は彼女に対して冷たく接していたが、少しずつ心を開きはじめる。
日本に在住の間は誠士郎の家に居候している。
身分は偽造しているらしい。
誠士郎とは違い普通の女子のような言動をし、制服を着るのに抵抗感はない。
誠士郎同様に日頃から マークII手榴弾やレミントンM870に似た銃器などの武器を所持している。
態度とは反対に子供染みており、楽からは子ども扱いされている。
野菜が嫌い(特に人参)等、子供によくある弱点を沢山持っている。
千棘とは10巻で対面時に挨拶しており、それまでは会ったことがなかったようだ。
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小野寺 春(おのでら はる)
9巻の途中から登場する小咲の妹。
姉とそっくりな顔立ちで、アシンメトリーに長い黒髪を紫色のシュシュで束ねてサイドポニーにしている。
1年生で楽達より一つ下の学年。
背は小咲より低め。
以前は女子中に通っていて寮生活だったが、後に凡矢理高校に入学してくる。
そのため男が苦手で、思い込みが激しいところがある。非常に方向音痴(自覚無し)で、何度も楽に迷惑をかけている。
姉である小咲を非常に慕っており、それ故楽の根も葉も無い黒い噂やハプニングが切っ掛けで、楽に対し強い警戒心を抱いている。
その上自業自得にも拘らず、そのアクシデントをあからさまに楽のせいにするなどかなり理不尽な一面がみられる。
姉の小咲とは違い、気の強い性格で、楽に暴言を吐いたり暴力を振るうことがある。
一方で楽と似たような趣向の持ち主でもある。
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また、入学初日に不良に絡まれている所を楽に助けられその時に彼が落としたペンダントを助けてくれた「王子様」の物と勘違いし、彼女が所持していたが、今は預けるという形で楽に返している。
その「王子様」に恋をしているが、何の気なく親切にしている楽が「王子様」ではないのかと疑うこともある。
単行本10巻の人物紹介ではシスコンと明言された。
小咲と楽が両思いであることを見抜いているが、それ故に千棘と付き合っている事に対して納得していない。12巻の夏祭りでは集とるりの会話から楽達の関係を知ってしまう。
小咲と違い料理は普通に出来、バレンタインの前日(5巻のこの時は声のみの登場)には小咲にガトーショコラの作り方を教えていた。
和菓子が好き。
るりとは高校入学前から面識がある模様。
よく小咲や楽たちと行事に参加している。
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キョーコ先生
1年C組の担任。
担当科目は英語。
姓は不明。
通称「キョーコちゃん」。
舞子集の好きな人。
年齢は第10巻時点で20代後半。
眼鏡を掛けた短髪の女性。
教師らしからぬ大雑把かつ適当な性格。
楽たちが2年に進級した少し後、結婚に伴い寿退職する。
それ以降は登場していない。
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楽の父
ヤクザ「集英組」の組長。
本名不明。
ビーハイブのボス・アーデルトとは旧知の仲で、楽に千棘との恋人役を命じた。
また万里花の父とも古い仲であり、万里花と楽の結婚の約束を万里花の父としたがすっかり忘れていた。
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竜(りゅう)
集英組の若頭。
二代目としての期待もあり、楽の世話を献身的にこなしているが、行きすぎた行動も多く、楽には学校生活には干渉しないで欲しいと思われている。
楽と同等程度の料理の腕前の持ち主であり、本編では楽に惜しくも食べてもらえなかったお粥の味を他の構成員に絶賛されている。
読切版では、名前のないキャラクターだった。
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アーデルト・桐崎・ウォグナー(アーデルト・きりさき・ウォグナー)
ギャング「ビーハイブ」のボスであり、千棘の父。
恐妻家。
物腰が柔らかく、一見してギャングのボスには見えない。
楽の父とは旧知の仲であり、集英組とビーハイブ、互いの二代目を恋人同士とすることで戦争を回避する計画を彼と立てた。
10年前に楽と会っていた少女が自分の娘を含めて二人いることを覚えていた。
千棘曰く、楽との交際には大賛成でのようであり、偽の恋人でなくとも二人の交際は認めているようである。
読切版では、名前のないキャラクターだった。
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桐崎 華(きりさき はな)
千棘の母でアーデルトの妻。
別名「マダムフラワー」。
日本経済に大きな影響力を持つ多国籍企業の女社長にして10年先までスケジュールびっしりのビジネスパーソン。
若くして千棘を出産したらしいが、母親とは思えぬほど若々しい外見をしている。
やがて仕事が忙しくなり、千棘が物心つく頃にはほとんど家を空けるようになる。
楽のことは彼が幼少期の頃から知っており、「坊や」と呼んでいる(ちなみに楽からは「華さん」と呼ばれている)。
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モットーは「タイム・イズ・ノット・マネー」で、仕事に対する熱心さは異常なほど。
家族に会うために帰省するクリスマス以外は年中無休で、睡眠時間や休憩時間も僅かである。
部下の失敗に対するペナルティも厳しく、家族を含めビーハイブ内では非常に恐れられている。
娘である千棘に対しては冷たくしていると誤解されているが、本当は素直になれないだけであり、本心では彼女を大切に思っている(楽曰く「仕事以外は天然」で、千棘も似た一面があるため彼女の性格は母親譲りの様子)。
千棘曰く、楽との交際は大賛成のようであり、偽の恋人でなくとも二人の交際を認めているようである。
元は喫煙者だったが、千棘を産んですぐに止めた。
今でも「何かをくわえてないと落ち着かない」という理由でタバコに似せたココアシガレットを常にくわえていたため、現在も喫煙者だと誤解されていた。
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クロード
ビーハイブの幹部。
眼鏡を掛けた男性。
千棘が幼い頃からボディーガードとして携わり、親もしくは兄のような心情を千棘に対して抱いている。
それ故楽を一方的に敵視し、何かと彼を陥れようとする行動も見られた。
また、過保護で行き過ぎた面もあり、千棘がアメリカ時代に友達が出来ない元凶だった。
凡矢理高校の文化祭では飛び入り参加をする始末だった。
小説版によると、護衛としての腕は、鶫と同じぐらいらしい。
楽と千棘の関係をいち早く怪しいと感づいた人物であり、どうにか尻尾を掴もうと監視したり誠士郎を差し向けたりした。
一方で誠士郎が女だということに気付かないなど、鈍い一面も持つ。
読切版では、名前のないキャラクターだった。
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万里花の父
本名不明。
警視総監。
常に九州弁。
楽の父親とは立場は違うが互いの実力を認め合っており、盃も交わした仲。
顔の傷はその時に楽の父からつけられたものであり、今でも彼を刑務所に入れることが夢。
かなり威圧的な雰囲気を持つが、警官隊を娘の護衛につけるほどの過保護な一面をもつ。
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