また流行る! 80年代メイク エネルギッシュな時代の”美” 完全攻略

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バブルの好景気で、洋服もカラフルなボディコンが流行しました。ディスコブームは、仕事後メイクも華やかに、赤紫系の派手なリップが特徴です。眉は、徐々に形を揃えはじめ、肌はオークル系が定着します。目には華やか色を、口元は、強い赤紫が流行でした。

80年代後半のメイクは、バブルの好景気で、華やかなメイクが流行りました。
洋服もカラフルなボディコンが大流行し、ディスコブームが到来しました。
【メイクの特徴】
肌・・・オークル系
眉・・・形を揃える
目・・・華やか色
口・・・強い赤紫
派手な「ジュリアナ・メイク」が80年代後半のメイクです。
年代別メイクの流行 | 年代流行

80sのクラブをイメージしたモデルのコスメ

ルール無用の80sを表現する、ブラックな唇

黒いラインを駆使したスモーキーな目もとメイクに欠かせない、ブラックのペンシルライナーが主役のメイク。使ったパーツは目もとではなく、なんと唇。真っ黒に塗りつぶすだけで、かなりインパクトあるメイクが完成する。ラインを引いた赤い眉とも好相性。

ポイントコスメ
芯がやわらかいので、唇にもストレスなく色をのせることができる。アイライナーペンシル 01ブラックジャック ¥2,625/アディクション 03-3273-2979

強いアイメイクに負けないピンクなリップ

ラインをしっかり入れてキャットアイに仕上げた目もとには、80sの象徴としても語られる、ピンクの派手リップをコーディネート。意志を感じさせるヴィヴィッドなピンクが、誘うような大人の女の唇を演出する。

ポイントコスメ
適度な輝きを与え、妖艶な雰囲気を口もとに漂わせる。NARS リップスティック 1041 ¥3,360/ナーズジャパン 0120-356-686

80sらしい遊び心満載のカラフル・アイ

ロックやパンクがもてはやされていた80sのメイクは、キャンバスに自由に絵を描く自由な発想を大切にしていた。ときには、鮮やかなグリーンやイエローなど、普段では考えられない色の組み合わせのメイクを楽しみたい。

ポイントコスメ
なめらかで均一な発色を実現する、マットタイプのアイシャドウ。左 プレスト アイシャドウー N M グリーン450、Mイエロー350 各¥2,415/ともにシュウ ウエムラ 03-6911-8560

“80s顔になりきるコツ”

80sのトレードマーク、太眉に仕上げる

まっすぐで太い眉は、80sメイクの象徴。そんな眉を作るのに便利なのが、このクラランスのアイブロウパレット。ブラック、ブラウン、ブロンドと混ぜても単色でも使えるシャドウに、アイブロウの毛並みを整えるワックス、眉を際立たせるハイライト効果のあるシャドウがセットされている。さらにブラシや毛抜きなど、アイブロウ専用のツール入り。マルチなパレットで、プロが仕上げたような美しい眉を手に入れて。

写真上:ジャンフランコ・フェレ(2009年秋冬コレクション)
写真下:アイブロウ マルチパレット プロ ¥6,825(9/25発売)/クラランス 03-3470-8545

ヴィヴィッド&カラフルな目もとを演出

自由な発想のもと、ルールを一切もたないのが特徴の80sメイク。ヴィヴィッドでカラフルなアイシャドウを駆使した、目もとに遊び心のあるメイクに挑戦してみては? M・A・Cのアイシャドウは、のせただけで見たままの色が発色するとプロも納得の一品。日本人の肌なじみのいい、オレンジやパープルがおすすめ。

写真上:ソニア リキエル(2009年秋冬コレクション)
写真下:M・A・C スモール アイシャドウ オフ ザ ページ、パープルシャワー 各¥2,415(9/3より限定発売)/ともにM・A・C(メイクアップ アートコスメティックス) 03-5251-3541

パンチの効いた色で指先までアピール

80sといえば、インパクト大のネイルカラーは基本中の基本。ピンクやベージュなど、肌なじみのいい色ではなく、「ネイルまでしっかり塗ってます!」と主張できる、パンチの効いた色をチョイスして。コスメデコルテマジーデコのネイルカラーは、黒豹のような強さとしなやかさを備えた、艶やかな黒。単色ではもちろん、ポイントに白を使うなど、アートのときにも使える。

写真上:タクーン(2009年秋冬コレクション)
写真下:コスメデコルテ マジー デコ ネイルカラー ¥1,890/コスメデコルテ 03-3273-1676

まつ毛にもしっかりインパクトを与えて

カラーマスカラを使って、目もとにアクセントを与えることに加え用意しておくと便利なのが、つけまつ毛。シュウウエムラのようにピンクやグリーンなどカラフルな色をミックスしたタイプや、M・A・Cのように、シンプルでボリュームを与えるタイプなど、さまざまなつけまつ毛を揃えて。

写真上:プライマル ミックスアイラッシュ ¥2,625(8/1より限定発売中)/シュウウエムラ 03-6911-8560
公式サイト
写真下:アイラッシュ  ¥0,000/ M・A・C(メイクアップ アート コスメティックス) 03-5251-3541

血色チークカラーで大胆に頬を染める

頬はもちろん、こめかみからあごにかけて、大胆にチークを入れるのが80sメイク風。見た目が鮮やかで、自然な血色を作り出す、赤系のチークカラーがおすすめ。レブロンのチークカラーは、マットなのにクリーミーな質感のパウダータイプ。ベリー系の#002は、ひと塗りで血色のあるチークを完成。粒子がコーティングされているので皮脂や汗に強く、くすみ知らずの美しい発色が持続する。

写真上:ケンゾー(2009年秋冬コレクション)
写真下:レブロン マット パウダーブラッシュ #002 ¥1,575(9/28より限定発売)/レブロン 0120-803-117

80sの音楽シーンを席巻したポップアイコン

永遠のクイーン・オブ・ポップ、マドンナがお手本

しっかりとラインをとったキャッツアイのような目もとに、真っ赤な唇が印象的の80sのマドンナ。『ライク・ア・ヴァージン』(1984年)をリリースした頃は、コケティッシュな印象を演出していた。この赤い唇がポイントのメイクは、エンポリオアルマーニやドルチェ&ガッバーナなど、多くのメゾンで見られた。

写真上:エンポリオ アルマーニ(2009年秋冬コレクション)

写真下:『ライク・ア・ヴァージン』 マドンナ/ワーナーミュージック・ジャパン
http://mora.jp/package/80312087/093624790167/

赤を駆使したメイクがお得意のシンディ・ローパーがお手本

型破りな言動が80年代から注目されている、シンディ・ローパー。『ガールズ・ジャスト・ワナ・ハブ・ファン』(1983年)を歌っていたときは、今シーズンのトレンドカラーでもある「赤」を駆使したヘア&メイクを堪能していた。プラダやデレク・ラムのショーで、赤のメイクが際立っていた。

写真上:プラダ(2009年秋冬コレクション)

写真下:アルバム『シーズ・ソー・アンユージャル』に収録
『ガールズ・ジャスト・ワナ・ハブ・ファン』 シンディ・ローパー/ソニーミュージックエンタテインメント
http://mora.jp/package/80307744/ESCA07619/

“オーバー気味”メイクのグレース・ジョーンズがお手本

ファッションモデルとして活躍していたグレース・ジョーンズが、アーティストとして活躍の場を広げたのは1980年。『スレーブ トゥザリズム』(1985年)をリリースした頃は、ポップシーンでなくてはならない存在になっていた。そんな彼女の特徴的な、目もとやチークなど範囲を広げた大胆なメイクは、マークジェイコブスやロダルテで見られた。

写真上:マーク ジェイコブス(2009年秋冬コレクション)

写真下:『スレーブ トゥ ザ リズム』 グレース・ジョーンズ/ユニバーサルミュージック
http://mora.jp/package/80311556/00042284245326/

グラマラスな魅力が際立っているシーラ・Eがお手本

1984年にあのプリンスの強力なバックアップを得てソロデビューしたシーラ・Eのデビューアルバムが『ザ グラマラスライフ』。プリンスのバックドラマーとしても活躍しているころから、ラテン系のグラマラスな美貌は注目を集めていた。立体感のあるメイクがお得意で、クロエやオスカー・デ・ラ・レンタに登場していた、ブラウン系の奥行きのある目もとメイクが近しい。

写真上:クロエ(2009年秋冬コレクション)

写真下:『ザ グラマラス ライフ』 シーラ・E/ワーナーミュージック・ジャパン
http://mora.jp/package/80312087/081227927462/

プラム系の目もとが印象的なデボラ・ハリーがお手本

ポップバンド、ブロンディのカリスマ・ヴォーカリストとして、後進のポップシンガーに多大な影響を与えていた、デボラ・ハリー。『コールミー』(1980年)がリリースされた頃は、プラムやバーガンディなどでまとめたメイクで女性のセクシーさを演出。そんな色みのメイクは、ロクサンダ・イリンチックやグッチに登場していた。

写真上:ロクサンダ・イリンチック(2009年秋冬コレクション)

写真下:『コール ミー』 ブロンディ/EMIミュージック・ジャパン
http://mora.jp/package/80312032/0094633123151/

ロック魂炸裂のジョーン・ジェットがお手本

ガールズロックバンドの草分け的存在、ザ・ランナウェイズの2代目ヴォーカリストを務め、ソロデビュー後に『アイ・ラブ・ロックンロール』(1981年)が爆発的なヒットを放ったジョーン・ジェット。ロック界で活躍していた彼女のトレードマークは、黒く縁取った、スモーキー・アイズ。ヴェルサーチやカール・ラガァーフェルドなど多くのショーで見られた目もとメイクだ。

写真上:ヴェルサーチ(2009年秋冬コレクション)

写真下:『アイ・ラブ・ロックンロール』 ジョーン・ジェット/ビクターエンタテインメント
http://mora.jp/package/80311316/VICP-62436/

マイケルの曲で踊り明かすディスコ・クイーンがお手本
キング・オブ・ポップ、マイケル・ジャクソンは、1979年『ロック ウィズユー』をリリース。その後、彼が全盛期を迎えた80年代のディスコシーンでは、華やかなゴールドメイクを堪能している人が大勢いた。そんな輝くダンスフロアにインスパイアされたのが、オージー・クラークやアレッサンドロ・デラクア。グリッターやラメなど、目もとのゴールド使いに注目して。
写真上:オージー・クラーク(2009年秋冬コレクション)写真下:アルバム『オフ ザ ウォール』に収録
『ロック ウィズ ユー』 マイケル・ジャクソン
http://mora.jp/package/80307744/EICP01194/

ロバート・パーマーのPVに登場する美女がお手本

当時、全米1位のヒットを記録したロバート・パーマーの『アディクテッド トゥラヴ』(1986年)。この曲のミュージックビデオでは、”白肌×赤唇”の無表情のモデルがズラリと登場するシーンが話題となった。ジャンポール・ゴルチエやコスチュームナショナルなどは、この白く透けた肌に赤リップをのせるメイクを採用。クラッシックエレガンスな王道メイクといえる。

写真上:ジャンポール・ゴルチエ(2009年秋冬コレクション)

写真下:『アディクテッド トゥ ラヴ』 ロバート・パーマー/ユニバーサルミュージック
http://mora.jp/package/80311556/00731454226721/

https://matome.naver.jp/odai/2140046673438847301
2014年05月29日