尖閣問題とビスマルク外交論

歯科医師会
尖閣問題を、ビスマルク的観点から紐解いてみた。

世界情勢図


https://matome.naver.jp/odai/2140032797357650301/2140033530163112403
世界各国の同盟、対立関係の模式図。
円の大きさは、影響力を示す。

欧米(特にアメリカ)(とその支持国)

対中国
貿易など、経済的に依存している。
民主主義の観点からは対立しているが、二の次。各国の民主主義化を推し進めた結果、西アジアや南米の覇権を中露に奪われている。

脅威を感じ、日本経由での牽制も図るが、ロビー活動に洗脳されかけている。

フィリピンなど、東南アジア系新欧米派は、中国に敵意剥き出しである。

対ロシア
東西冷戦の古傷が再発し、経済制裁など、関係は悪化している。
西アジアから兵力を引いた分、ロシアの発言力と言動に警戒ばかりしている。
資源制裁などの外交への不満もある。
対日本
日米同盟やG7など、資本主義先進国圏の仲間としては扱っているものの、格下扱い。
政治は自分たちで、財布は日本に、という住み分け状態を作っている。平和憲法や震災の絆には一定の敬意を示すものの、所詮は使い捨て。
集団的自衛権で、アメリカの出費を節約しながら中国を牽制したいというのが本音。

対インド
旧植民地のイメージがあり、カースト制度があることからも、蔑視している面もあるが、英語が話せることや人口の多さ故の魅力から、経済的な結びつきを深めたいと思っている節がある。
世界トップ企業の幹部クラスに印橋が多い。
対北朝鮮
核ミサイル問題のため、アメリカは国交を断絶している。
一方、ヨーロッパは、国交正常化をし、諌め役をしている。
資源の魅力はあるが、あまり手をだしたがらない。

中国(とその支持者たち)

対アメリカ
中国はアメリカを属国にしようとしている。韓国は日米韓より中国重視。その他各国はアメリカに恨みを抱いている。
対ロシア
旧共産圏としてパートナーを組み、日本と領土問題を抱えているという共通点を持ちながら、内心は邪魔な存在だと思っている。
その他反米国は、ロシアを中国の弟分という扱いをしている。ロシアの資源は利用するためにある、ということか。

対日本
中韓にとっては、歴史認識問題という名目の下、領土や技術など、盗めるだけ盗み放題の間抜けな国だと思っている。愛国の志士たちを讒言で陥れ、国家を二分すれば、かねてからの願望であった、日本領土そのものの植民地化が達成される。
資金的な面での逆転や軍事面での逆転を図ろうとしている。反米国にとっては、日本という、素晴らしい国民性を活かして、独自外交で投資して欲しい、尊敬したいのに、なかなか近づけない国である。
但し、好きでもない中国韓国にお世話になっているため、中国韓国には刃向かって欲しくない、という節がある。

対インド
国境係争もあり、人口の多さもあり、中国と同じ、文明国でもあるため、ビジネス上の強力なライバルであるため、非常に厄介な国である。
中華料理屋は全国2店舗だけという、異様に相性の悪い国。
西アジア諸国も、宗教的、領土的な係争が絡み、厄介者である。
対北朝鮮
手下の癖に言うことを聞かない、厄介な国と思っている。韓国にすれば、ライバルであり、邪魔な国である。
見捨てても痛くも痒くもない、という本心が見え隠れする。

ロシア(とその支持者たち)

対アメリカ
冷戦からの邪魔な国である。旧共産圏とツァーリーの復活のためには、消えて欲しい、目の上のたんこぶ。
自由など糞くらえ、国家への忠誠が第一だという本音が透けて見える。
但し、ベトナムなど、東南アジアに限って言えば、対中国のことも考え、ベトナム戦争はなかったことにして、アメリカと経済的、軍事的な結びつきを強めたいという節がある。欧州に対しては、植民地のイメージから、ゲルマン系にしか憧憬の目がいかない。
対中国
ロシアにとってみれば、パートナーでありながら、信用できない国であり、もう一つの目の上のたんこぶ。表向きは握手をしながら、裏では、東南アジア経由で邪魔してあげるなど、厄介者扱いをしている。
東南アジア以外、旧ソ連にとってみれば、面倒見のいい兄貴分。
ベトナムなどの東南アジアは、中国に支配された歴史、韓国にレイプされた歴史から、敵意剥き出しである。
対日本
ロシアは領土問題、東南アジアは植民地支配問題もあるにはあるが、本音は、勤勉で面倒見のいい国民性に憧れを感じ、尊敬の対象である。
ロシアは、ツアーリーのプライドから領土問題で手を引けなくなり、また、追米姿勢に不満をもっている。しかし、プライドさえ傷つけなければ、ロシアと同盟を組み、技術と資源の交換や軍事同盟などが組めたら、これほど幸せなことはないと思っている。
旧共産圏は、完全に日本のことを神様だと思っている。
ベトナムなどの東南アジアは、大東亜共栄圏による解放による面もあるが、国民性と、敵の敵は味方という原理から、日本へのラブコールは強い。
対インド
ライバルや敵である国の敵は味方であるという原理から、悪印象はもってない。しかも、冷戦時、中立国のリーダーを務めたこともあり、タッグを組むのに悪くはない。
東南アジアにとっては、地理的な近さもあり、国民性の乖離や嫉妬心を加味しても、組むのに悪くはない国である。
対北朝鮮
旧共産圏の仲間であり、中国との関係悪化がある今、組むのに悪くはないと思っている。
ベトナムなど、世話にもなった国であるため、好感度はロシア、日本、アメリカには及ばないものの、低くはない。

日本

対アメリカ
アメリカは神様で、いつか自分を助けていると思っている節がある。そのためなら、犠牲を払わないという勢いで。
欧米から仲間外れにされるのを怯え、内心いやいやでも、いつも欧米に追従している。
対中国
元寇による日本侵略もあり、厳しい侵攻に耐えたため、モンゴルに従って日本を攻めてきた中国韓国を嫌い、常に軽蔑している。歴史認識という形式を邪魔してくる、この世にあってはならない国でもある。領土問題も重要だと思っているものの、アメリカが守ってくれると思っているため、自分でどう守るか、心の準備をしていない。
更に、国内世論や経済的依存が領土問題を邪魔する。
西アジアに関しては、支援等独自外交もするが、あくまでもアメリカの主義主張に反しない範囲である。
南米に関しても、親日国があるのにもかかわらず、無関心。
対ロシア
旧共産圏は気持ち悪い、恐ろしい国だという認識が強い。しかも、欧米が敬遠しているので、近づきたいと思わない。領土問題もしっかり解決して欲しいと思っている。
一方、東南アジアに関しては、敵の敵は味方という原理から、ある程度は関心がある。そして、経済成長の波に乗り遅れてはいけない、という意味から、投資や駐在の呼び掛けも行なってはいるが、実際問題、あまり行きたい人がいないという問題がある。関心の薄い国民が多い。
対インド
中国のライバルとして、非常に注目している投資先であり、敵の敵は味方という原理も働く国でもある。国内にインド料理屋が増えてきていることからも、結びつきは強くしていきたいと考えている国。
但し、欧米追従があくまでもメインなため、あまり気が回っていない。
対北朝鮮
拉致問題、核ミサイル問題、領土問題、歴史問題、政治体制問題トータルで見て、非常に気持ちの悪い、近寄りがたい国であるという認識。
勿論国交は断絶。

インド

対アメリカ
留学先として、経済的な関係として、重要なパートナーと考えている。
スタンスとしては、等距離外交。
対中国
領土問題を抱えている、嫌いな国。等距離外交を目指す国としては珍しく嫌悪感を持っている。但し、それでも等距離外交をキープしようとする。
対ロシア
接点を探すのが難しい国。恨みもないが、共通項も、中国に対しての印象ぐらい。遠い国。
東南アジアは、地理的な近さもあり、近づいてもいいかなくらいのスタンス。
対日本
文化的、国民性的に尊敬できる国。
日本人があまり進出してこないことを残念がっている。
対北朝鮮
第三国同士と思い、等距離外交相手にしているが、パキスタンが核の支援を裏で回していることに不快感を抱いている。

北朝鮮

対米
何が自由だ!という、米帝意識が強く、対立関係は顕著。
欧米からも呆れられているが、欧米に対しては、国交は樹立している。
対中国
中国の影響力の強さを脅威に感じ、それとともに、韓国との確執が強い。
関係はギクシャクしている。
一方、アフリカとは、冷戦時代の、第三国外交、欧米不信外交でつながりはあるが、維持できるかどうかは不透明。
対ロシア
中国からの影響力や欧米からの圧力を緩和してくれる存在として重宝する。しかし、深入りできるかはわからない。
同様の関係を、旧共産圏や東南アジアにも求めている。
対日本
拉致問題の確執や、欧米よりの日本の姿勢に対し、小馬鹿にしている節がある。しかし、日本のための行動をするつもりはあまりないが、中国からの影響力排除やアメリカからの圧力を緩和するために、日本からの投資を待ち望んでいるという一面もある。実際、外国人には、ドルや北朝鮮ウォンではなく、ユーロや円での消費を望んでいる。
https://matome.naver.jp/odai/2140032797357650301
2014年05月17日