ブラジルワールドカップは点取り試合になる3つの理由

kasugahiroshi
おそらくブラジルW杯はシュートがぼんぼん決まる点取り試合になる、その理由を述べる。

1、選手のフィジカル向上によりロングシュートが可能に

世界中のサッカー選手に筋トレが大流行。
急にみんなムッキムキになっている。

ネイマール選手 (右)
昔は細かった彼も
現在はこんな感じに
ウルグアイ代表 フォルラン選手
ブラジル代表 フッキ選手
ポルドガル代表 クリスティアーノ・ロナウド選手
日本人も負けていない 本田選手
日本の相手はこんな感じ
コートジボアールのフィジカルは間違いなく世界一です。

超ロングシュートを打てるフィジカルが整ったことで、ハーフウェイラインぐらいから(50メートル近く)のシュートが十分脅威になってしまう。

2、ボールの空中安定性が異常

この問題が非常に大きい。
前回大会公式球ジャブラニの反省を踏まえ、安定性を重視してボールを開発。

「ブラズーカ」2014 FIFAワールドカップの公式球
ゴルフボールの表面にあるくぼみ(ディンプル)の代わりになる細かいぼつぼつのおかげで、飛んでいるときに細かい渦が起きる。
このおかげでボウルの後ろに出来るエアスポットが出来にくく以前のようなナックルボール(ブレ球)になりにくい。
ボールが不規則に動かないことで、キーパーが助かるよりも、実は思うように飛ばせるキッカーに有利になる。

ジャブラニはビーチボール、ブラズーカはフリスビー。
事情通

3、審判の笛が厳しい

ゴール前での「つぶし」的なショルダータックルには容赦ない笛が吹かれるらしい。
早くて小さいスターたちをより輝かせるためのFIFAの措置ではないか。

まとめ

前回大会のようにショートパスでつないでゴール前で勝負というやり方ではなく、ゴールへの道が見えたらどんどん打っていくミドルシューターを多く抱えたチームに有利。

前回、南アフリカ大会は
クリスティアーノ・ロナウド・・・1点
リオネル・メッシ・・・0点
フランク・ランパード・・・0点
ウェイン・ルーニー・・・0点
など、シュートコントロールに自信のある選手ほど、点が取れない状況に陥った。ほとんど全てはアディタスモルテンのボール「ジャブラニ」に原因がある。

今回大会はその悪夢を払拭するような、ミドルシュート祭りになるだろう。キーパーはもちろん気が抜けないが、フィールドプレイヤーも中盤域でのマークが甘く寄せ切れてないと思いもよらない距離のシュートが飛んでくることになる。

パスサッカーは終わり、今回はシュートサッカーになる。
こつこつゲームを組み立てる意味はない。それを知らずに損をしたくは、ない。

追加 6/14

ロングパス
ロングシュートだけでなく、ロングパスも脅威。
ボールが早く強く正確に飛んでくるので、“パスの受け手”もボールの軌道が読みやすく待ちやすい。
その分空中戦やスルーパスからのロングランが多く見られることに。
空中サーカスサッカー
ボールの軌道が安定する分、パスの受け手が自信を持って飛び込める。つまり空中サーカスサッカーがみられる。
フットサル
中盤の制圧はそこそこに、ゴール前に走りこむ。
フットサルのような攻撃が見られる。・・・となると、しっかり退いて全員で守備をし、攻撃はタレントがひとりで攻め上がる。格上相手には高めから厳しい守備“ハイプレス”が効果を発揮する可能性も。

とにかくスペインDFのような足の遅い守備陣はかなりまずい。

厳しすぎてPK続出も得点増加に貢献・・・

この調子だとペナルティエリア内でのタックルが難しいため、早めのプレッシングをすることに。
アーリークロス対策の問題もあり、初期Jリーグのフリューゲルスみたいなゾーンプレスをしないといけない。

追加 6/16

芝生もスピードサッカーに貢献
芝のピッチが短い。ボールが早く転がりバウンドが大きい。
また、選手の走る距離がいつの間にか長くなり、その分スタミナが早く減りやすく、後半の逆転劇を演出している。

前半”いい入り”をしたら要注意なのだ。

リンク

以上です。

https://matome.naver.jp/odai/2139987151144678801
2018年05月02日