ところでテキスタイルって?
テキスタイルデザイナーとは、服飾またはインテリア(乗物の内装を含む)用途のテキスタイル=ファブリック(布地・織物)をデザインするデザイナーのこと。染織全般においての専門家とされ、染織家とも呼ばれる。糸選び、配色、図柄、加工方法、質感等、加工前の素材布において「織り」と「染め」の幅広い範囲に及ぶ意匠を行う。
テキスタイルデザイナー – Wikipedia
要するに服のデザイナーとは異なり、その服の元となる生地をデザインするデザイナー。
これが鈴木マサルさん
彼の傘の展覧会が表参道で開催された
「鈴木マサル傘展 -持ち歩くテキスタイル-」
注目のテキスタイルデザイナー「鈴木マサル傘展 −持ち歩くテキスタイル−」開催|SPIRAL | Web Magazine OPENERS – PRODUCT
今回のイベントでは、2011年からスタートした「OTTAIPNU & Parsonal COLLECTION」から、色鮮やかで大胆な柄の雨傘、日傘など充実したコレクションを展示。2014年の新作アイテムを中心に、一部、過去の作品についても販売する貴重な機会だ。
マリメッコやムーミンのテキスタイルを手がける「鈴木マサル」の傘展、表参道で開催 | ニュース – ファッションプレス
傘と共に、OTTAIPNUの代表的なテキスタイル作品も展示し、ビジュアルデザインスタジオ「wow」が手がけるテキスタイルのグラフィックを使ったアニメーション映像を大型スクリーンを使って放映するなど、会場全体を使った演出が楽しい。
マリメッコやムーミンのテキスタイルを手がける「鈴木マサル」の傘展、表参道で開催 | ニュース – ファッションプレス
「『楽しい』とか『気分があがる』というのも傘の大切な機能。あなたのお気に入りを見つけに、ぜひご来場ください」と話す、鈴木マサル。
マリメッコやムーミンのテキスタイルを手がける「鈴木マサル」の傘展、表参道で開催 | ニュース – ファッションプレス
「傘には雨をしのぐ意外にもう一つ重要な役目が有る、それは『気分をあげる事』」
「だから華やかな色使いにこだわります。ぱあっと空に向け広げた瞬間に、その場の雰囲気を一変させ、傘をさした人の気分を盛り上げることができるように。
雨の日も楽しく 「気分をあげる」傘 鈴木マサルのテキスタイルブランド「OTTAIPNU」 (1/5ページ) – SankeiBiz(サンケイビズ)
それが街全体に広がったら、どんなにすてきでしょう」。常にそんなイメージを持ちながら、傘や布のデザインを手がける。
雨の日も楽しく 「気分をあげる」傘 鈴木マサルのテキスタイルブランド「OTTAIPNU」 (1/5ページ) – SankeiBiz(サンケイビズ)
彼のブランド、オッタイピイヌのデザインには、動物のモチーフが目立つ。だが、どの柄も立体的な感じはなく、ペタンとして押し花のよう。
雨の日も楽しく 「気分をあげる」傘 鈴木マサルのテキスタイルブランド「OTTAIPNU」 (2/5ページ) – SankeiBiz(サンケイビズ)
「動物はキャッチーなモチーフ。だけど、かわいらしくは描きたくない。どこかシニカルで、フォルムとして美しかったり、面白いものにして届けたい」と鈴木さん。だからデザインを起こす際、動物観察や図鑑を参照したりはほとんどしない。
雨の日も楽しく 「気分をあげる」傘 鈴木マサルのテキスタイルブランド「OTTAIPNU」 (2/5ページ) – SankeiBiz(サンケイビズ)
手染めにこだわる
10年から北欧の老舗ブランド「marimekko(マリメッコ)」のデザインも手がける。特に鈴木さんは「北欧のビンテージのプリント生地がもつ雰囲気や、たたずまいにひかれる。手仕事で染める際、柄合わせが少しずれ、意図しない色の重なりが生まれていて、それが美しい」と感じるという。
雨の日も楽しく 「気分をあげる」傘 鈴木マサルのテキスタイルブランド「OTTAIPNU」 (3/5ページ) – SankeiBiz(サンケイビズ)
『工場のように殺風景な空間でも、そこにさっと布一枚を広げることでパーティー会場のようにすることもできる。そんなテキスタイルのマジカルな力をもっと知ってもらいたい』
雨の日も楽しく 「気分をあげる」傘 鈴木マサルのテキスタイルブランド「OTTAIPNU」 (5/5ページ) – SankeiBiz(サンケイビズ)
展覧間に展示されているユニークな傘たち
ぜひ彼の展覧会に足を運んでみてはいかがでしょう。
鈴木マサルさんのブログです
多摩美術大学染織デザイン科を卒業した後、㈱粟辻博デザイン室に勤務
1995年よりフリーのテキスタイルデザイナーとなる
国内外のテキスタイルメーカーのデザイン、企画を手掛けながら2005年に自社企画ファブリックブランド OTTAIPNU をスタート
職人による手捺染の生地、旧式織機で織られたドビー生地など、カラフルで生地本来の魅力に溢れたファブリックを展開している。現在、有限会社ウンピアット取締役、デザインディレクター
東京造形大学特任教授