ハイデガーの入門書まとめ

shoji_arisawa
ハイデガーは存在の謎に挑んだ哲学者であると同時にハイデガーに加担しました。また存在論だけではなく技術論、芸術論、言語の解釈などの著作を残し、後世の哲学者に大きな影響を及ぼしています。

小説が大好きで、書評ブログを運営しています。フランス現代思想の流れからハイデガー、フッサールなどにも読むようになりました。『存在と時間』に挑戦したのは大学生の頃。今持って解ったとはいいがたいのですが、その時、参考に読んだ本の中から役に立ったものを選びました。

解説書

人と思想 ハイデッガー
はじめての現象学

誰にでも理解・実践できるかたちで現象学を説き、人間の可能性を探求する思想として編み直す。さらには独自の「欲望‐エロス」論へ向けて大胆な展開を示した“竹田現象学”待望の著作。
内容(「BOOK」データベースより)

僕が学生時代に読んだ本です。一番解りやすく、またフッサールなどについても解説されています。

ハイデガー

なぜ、いま私はここにこうしているのか。哲学と人生論が必然的に結びついた存在論。ハイデガーの存在論を徹底的にわかりやすく解説しながら「自分」という謎について考える。
内容(「BOOK」データベースより)

このシリーズは編集方針に癖や偏りがあります。

ハイデガー「存在と時間」入門

哲学者マルティン・ハイデガーの主著にして、二十世紀の思想界に衝撃と多大な影響を与え、現代哲学の源流として今なおその輝きを増しつづける現代の古典『存在と時間』。その新しさのゆえに難解とされてきた、ハイデガーが企図した哲学の革新性とはなにか?西洋近現代哲学研究の泰斗と気鋭の後進が精緻かつ平易に解説する、ハイデガー哲学入門。
内容(「BOOK」データベースより)

ねえ、これ本当に入門書ですかOTL
解りにくかったんですが。

マルティン・ハイデッガー『形而上学入門』

今世紀を通じてもっとも影響力をもった思想家ハイデッガーが生前みずから手を入れて単行本として公刊した書の改訳新版。存在概念を正面切って採りあげ、全西洋哲学史再構築の企図が大胆に提示される。
Amazon.co.jp: 形而上学入門 (平凡社ライブラリー): マルティン ハイデッガー, Martin Heidegger, 川原 栄峰: 本

ハイデガー書簡集

ハイデッガー=ヤスパース往復書簡

20世紀精神史への問い。ともに哲学の刷新を掲げて出発し、今世紀を代表するに至った二人の思想家の友情と葛藤の軌跡を刻み、ナチズムと戦争によって引き裂かれた時代の転変を映し出す、第一級のドキュメント。
Amazon.co.jp: ハイデッガー=ヤスパース往復書簡 1920‐1963: ヴァルター ビーメル, ハンス ザーナー, Walter Biemel, Hans Saner, 渡辺 二郎: 本

ブリタニカ草稿

現象学の始祖エトムント・フッサールが、『ブリタニカ百科事典』の求めに応じ、「現象学」の項目のために執筆した、ドラマチックな推敲のあとが窺える四つの草稿の集成。変化しつづけたフッサールの思索が成熟した時点で書かれた本書は、まさに“現象学とは何か”その核心を語る。そのため、完成稿(第四草稿)は、始祖自身による最も完備した好適な入門書ともなっている。これら草稿は、ハイデガーとの共同作業を経て完成したが、とくに第二草稿には両者の一致と相違が如実に現れていて、20世紀を主導した両者の現象学的哲学の本質を考えるための重要なヒントもここにある。詳細な訳者解説を付す。
Amazon.co.jp: ブリタニカ草稿 (ちくま学芸文庫): エドムント フッサール, 谷 徹: 本

フッサールがハイデガーの求めに応じてブリタニカ百科事典の「現象学」の項目を執筆します。その際、ハイデガーがどうフッサールの原稿を編集していったか綴られています。二人の「現象学」についての相違が浮き彫りになります。
また、フッサール宛の書簡も2通収録されています。

アーレント=ハイデガー往復書簡

女子学生と教授の「情熱的な恋」にはじまり、20世紀半ばの「暗い時代」の試練をこえて50年間、卓越したふたりの思想家が育んだ関係、深めた対話。その全貌がここにはじめて封印を解かれる。
内容(「BOOK」データベースより)

ハイデガーのナチス加担

ハイデガーとナチス

ナチズムを擁護した哲学者ハイデガーのテクストが、いったいなぜ民主主義と社会正義をめざす現代の思想的取り組みに寄与できるのか。ハイデガーの政治理念をめぐるこれまでの議論をふりかえったうえで、デリダによる大胆なハイデガー再読の筋道をたどり、ディコンストラクションが切りひらく新たな読みの戦略に光をあてる。
Amazon.co.jp: ハイデガーとナチズム: ヴィクトル ファリアス, 山本 尤: 本

ハイデガーとナチズム

本書は、今世紀最大の哲学者と言われるM.ハイデガーが、その思想の根幹からナチズムにコミットしていたことを、戦後の事実隠蔽にもかかわらず、彼の晩年の弟子が12年にわたる資料収集の結果、圧倒的な説得力をもって実証した。
Amazon.co.jp: ハイデガーとナチズム: ヴィクトル ファリアス, 山本 尤: 本

ハイデガーのナチス加担で引用されることの多い文献らしく、よく参考文献として上がってるのを見ます。

https://matome.naver.jp/odai/2139951854823282301
2018年05月09日