ありえないほど素早い処置で相手選手を救命したサッカー選手

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ハプニングはウクライナプレミアリーグで発生

ディナモ・キエフ対ドニプロ・ドニプロペトロウシクの試合中
CNN.co.jp : サッカー選手が救命処置、対戦相手の命救う ウクライナ

オレグ・グセフ主将が相手GKと激突。GKのヒザを顔面に受けて昏倒(こんとう)した
ピッチ上に救命士! カンカバに称賛の声 (日刊スポーツ) – Yahoo!ニュース


https://matome.naver.jp/odai/2139636483335465001/2139661725796560403
激突の瞬間

その時、対戦相手のカンカバ選手が驚きの行動に出た

意識を失ったグセフが舌を飲み込み、窒息するの危険を懸念したカンカバは瞬時にガセブに駆け寄った
Jaba Kankava saves Oleg Gusev’s life after Dynamo Kiev captain swallows tongue in horrific collision

そしてなんと口を開き、手を突っ込んで舌を引っ張り、気道を確保
ピッチ上に救命士! カンカバに称賛の声 (日刊スポーツ) – Yahoo!ニュース

数分後にグセフは意識を取り戻し、担架に乗ってピッチを後にした
Dnipro’s Jaba Kankava saves Kiev captain’s life after he swallows tongue

事態を心配そうに見守っていたサポータから拍手が沸き起こった

その間わずか2.5秒

激突の瞬間から体に触れるまでわずか2.5秒。救命救急士も顔負けの素早い処置で最悪の事態が防がれた
「ウクライナのプロサッカー試合中に激突、瞬時の処置で救助」 News i – TBSの動画ニュースサイト

グセフは重度の脳震とう、顎関節打撲、歯を損傷したが、彼の迅速で素早い処置のおかげで深刻なな事態を避ける事が出来たとドクターはコメントしている
Jaba Kankava saves life of Dynamo Kiev captain Oleh Husyev – Telegraph

この措置がなければ、グセフ選手が窒息死していた可能性もあった

称賛を浴びたカンバカ(Kankava)選手

グセフ選手が運ばれた病院は、「カンカバ選手がオレグの命を救った」「まるで有能な救急医のような行動だった」と称賛している
CNN.co.jp : サッカー選手が救命処置、対戦相手の命救う ウクライナ

正しい知識と技術を持つ事が大事

応急手当は、経験がなければ、いきなりその場で実践することはできません。傷病者を救うためには、何よりもまず、多くの人が応急手当の知識と技術をもつことが必要です
いざというときのために応急手当の知識と技術を身につけておきましょう:政府広報オンライン

各消防本部・消防署では応急手当の講習会を実施しています
いざというときのために応急手当の知識と技術を身につけておきましょう:政府広報オンライン

講習は大きく分けて普通救命講習(講習時間 3時間)、上級救命講習(講習時間 8時間)の2種類の講習があり、普通救命講習では心肺蘇生法、AEDの使用法、止血法などを、上級救命講習では普通救命講習の内容に加えて傷病者の管理法(搬送方法など)や外傷の手当などの応急手当を指導しています

「傷病者」が発生した場合、その場に居合わせた人(バイスタンダー)が応急手当を速やかに行えば、救命効果の向上や治療の経過にも良い影響を与えることは医学的にも明らかです。
東京消防庁<安心・安全><救急アドバイス><身につけよう 応急手当〜応急手当の重要性〜>

実際の救急現場においても、バイスタンダーが応急手当を行い救急隊に引き継ぎ、尊い命が救われた事例が数多く報告されています

https://matome.naver.jp/odai/2139636483335465001
2014年04月04日