■経営者の意見に同化する
「出世する」というのは秩序が上がることであり、意見が優先されることです。つまり、「組織のなかで優先される意見を出す力」を見せればよいことになります。
「上は何を考えているかわからない」というのは、上(経営者)と意見が合わないということを訴えているもので、これこそまさに残念キャリアです。
「課長になれない人の特徴」(PHP新書)
■つまらない仕事でも引き受ける
多くの上司は部下が喜んでやる仕事か、イヤイヤやる仕事かは、それを頼む前から大体わかっています。上司はあなたが「きっとイヤな思いをするだろうな」と感じつつ、それでも仕方なく頼んでいるのです。
実はこの時が出世キャリアか残念キャリアかの分かれ道です。出世キャリアを目指すなら、気持ちよく「わかりました。一生懸命やります」と伝えましょう。
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■雑用を150%でこなす
大きな仕事は、上司も頑張るのは当然だと思っている。
大きな仕事も重要ですが、弁当を買ってくるだけの小さな雑用のほうが、「飲み物もセット」でなど配慮の見せ所であり、評価が抜群に上がるのです。
■上司にゴマをするのではなく、上司を出世させる手伝いをする
出世をするのに、一番手っ取り場やい方法は、上司に出世してもらうことです。上司が出世することに貢献できれば、そのまま出世も可能。
ただ、ゴマをするだけの部下はいらないのです。上司は、自分の出世をサポートしてくれる部下こそ重要だと考えるでしょう。
■人が避けがちな、困難な仕事こそ、進んでやる
同僚がやりたがらない成功確率が少ない仕事こそ進んでやるべき。
失敗しても挑戦を評価され、成功するばれば、出世は約束される。
実は、ローリスク、ハイリータンなこと。
■自分しかできない仕事を作る
やめられては困る状況をつくることで、給与交渉もしやすくなります。
特定の仕事はあなたがやるという雰囲気を作ることで、社内での立ち位置もあがります。
■上司と同じ服装にすると出世しやすい
英国の大学の調査がもとになっており、デイリー・メールが2013年9月に報じたところによると、68%のマネージャーが「自分と似た服装の部下は信用が増す」などと回答したという。
上司がスーツなら自分もスーツ! 「同じ服装にすると出世しやすい」は本当か(キャリコネ) – エキサイトニュース(1/2)
自分と同じ服を着ている人は危険じゃないと思う。
自分と違うエキセントリックな服装の人には、自分から遠ざけたい、という心理まで働く。
ホンマでっかTVでの意生物学者 池田清彦さんのコメント。
CORE Kaoru@klovemyself
がんばれ!人生!名言集@ganbare_j
■上司に対する毎度の報連相は不要!
仕事を任されている場合は、上司と約束した計画通り自分でやる責任があるので、「ちゃんとやっています」という報告は不要。
上司と約束した計画どおりに仕事が進んでいないことがわかったら、すぐに(リアルタイム=随時)上司へ伝えなくてはならない。「どこがダメで、自分としてはどうしようと考えているか」をそこで明示できるかが勝負。
これを、アカウンタビリティー(説明責任)という。
変化や危機への対応も可能なことを見せることで、安心して任せられる、という印象をもたせることが重要。
■仕事のできる他部署の同僚と仲良くなる
役職が上がれば上がるほど、他部署との会議や連携しながら事業を進める回数も格段に上がってくる。
仕事のできる違う部署の人間とのコミュニケーションをとることで、部署間の連携ができるようになります。
社内の事業を円滑に回せる「人脈」をもっている人間だとの評価もされるのだと思います。
■プライベートでの強みをもつ
プライベートでの強い趣味は、上司とのコミュニケーション機会が増加します。
上司とのプライベートでの付き合いが増えれば、信頼関係も自ずと強化されるのです。
プライベートと仕事はわけるタイプの上司や、自分自身がプライベートまで上司とは一緒になりたくない、という場合でも、強い趣味をもつことは悪いことではありません。
何か特定の趣味があるほど、話しかけやすい「ネタ」をもちあわせていることになりますし、相手がコミュニケーションをとりやすくなります。
加えて、その趣味の場での知人・人間関係も広がれば、出世に限らず豊かな人生を送るきっかけを得られるのではないでしょうか。