ライナー「ミカサってエレンが呼べば」
1: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/05/27(月) 23:50:59 ID:SVHYEzOI
ライナー「どこにでも来るんじゃないか?例えばこの兵舎にも」
エレン「いきなりなんだよ?」
アルミン「(なぜ賢明な君がそんな面倒になりそうなことを)」
ベルトルト「ちょっと呼んでみてよ」
アルミン「(お前もか)」
エレン「なんでだ?」
ジャン「どういうことだよ!?」
3: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/05/27(月) 23:56:50 ID:SVHYEzOI
ライナー「二人はいつも一緒にいるだろ?」
アルミン「(というよりミカサがエレンに付いてるんだけど)」
ベルトルト「訓練中もエレンを気にかけているようだしね」
ジャン「はっ。そりゃあこいつが危なっかしいからな。エレンの保護者として不安なんだよ(笑)」
エレン「なんだと!?」
ベルトルト「まあまあ」
4: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/05/27(月) 23:58:52 ID:SVHYEzOI
ベルトルト「二人は一緒に住んでたんだよね?」
エレン「家族が一緒に住むのは当たり前だ」
ジャン「くそ!羨ましい!」
アルミン「煩いよ。ジャン」
ライナー「ミカサも本当はエレンと同じ兵舎がよかったんじゃないか?」
ライナー「しかしこればかりは男女で別れるから無理だ」
ライナー「だがもしエレンに呼ばれたら、そんなの関係なく飛んで来るんじゃないか」
ジャン「けっ。なに言ってんだお前ら」
アルミン「(うん。本当になに言ってるんだ)」
5: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/05/28(火) 00:00:24 ID:oYpwp6JU
エレン「言ってることがよくわからねえが」
エレン「でもどうやって呼ぶんだ?」
ライナー「教官にバレない程度に声を出すだけでいい」
ジャン「そんなの聞こえるわけねえ」
ベルトルト「ま、とにかくやってみてよ」
エレン「わかったよ」
「ミカサー!」
6: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/05/28(火) 00:01:49 ID:oYpwp6JU
ビュイーン
ミカサ「なに?」スチャ
ライナー「ほら」
ベルトルト「きた」
ジャン「おうふ」
アルミン「知ってた」
ミカサ「エレン。どうしたの?」
7: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/05/28(火) 00:03:47 ID:oYpwp6JU
エレン「いや、ちょっと呼んでみただけだ」
ミカサ「そう」
ライナー「訓練中以外の立体機動の使用はまずいんじゃないか?」
ミカサ「エレンに呼ばれたから仕方がない」
ライナー「お、おう」
ミカサ「じゃあ私は戻る」
9: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/05/28(火) 00:06:28 ID:oYpwp6JU
ミカサ「エレン。暑いからってお腹出して寝たら駄目」
エレン「わかったわかった」
ミカサ「おやすみ。エレン」
エレン「おう」
ミカサ「アルミンもおやすみ」
アルミン「うん、おやすみ。ミカサ」
10: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/05/28(火) 00:08:19 ID:oYpwp6JU
ジャン「ミ、ミカサ!俺は?」
ミカサ「おとといきやがれ」
ジャン「」
ミカサ「なんて」
ミカサ「おやすみなさい」
ジャン「ああ!おやすみ!ミカサ!」パァア
ビュイーン
11: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/05/28(火) 00:10:46 ID:oYpwp6JU
「「「「…」」」」
ライナー「な?来ただろ」
エレン「うん。あいつ耳いいんだな」
アルミン「エレン…」
ジャン「うへへ。ミカサがおやすみって。今夜はいい夢が見れそうだ」ニヨニヨ
ライナー「こいつはほっといて」
ライナー「エレンと二人のときのミカサはどんな感じなのか気になってな」
12: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/05/28(火) 00:14:28 ID:oYpwp6JU
ベルトルト「僕たちはほとんどミカサと直接話したことがないからね。優秀な訓練兵としてのミカサしか知らないんだ」
ライナー「今のはそのちょっとした確認だ。見事に思った通りだったが」
ベルトルト「だからミカサの意外な一面とかあれば教えてよ」
エレン「別にあいつはあの通りだぞ」
エレン「な、アルミン?」
アルミン「えっと…どうだろ」
13: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/05/28(火) 00:19:16 ID:oYpwp6JU
ライナー「アルミンも幼馴染みとはいえ、エレンん家でのミカサは知らないよな?」
アルミン「確かに知らないね」
ライナー「だろ?だからなにか無いかエレン?」
エレン「うーん。そうだなあ」
エレン「ミカサって結構ケチだぞ」
「「「ケチ?」」」
14: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/05/28(火) 00:20:33 ID:oYpwp6JU
エレン「ああ」
アルミン「僕はそう思ったことないけどな」
ライナー「どういうことだ?」
エレン「えっとだな」
ジャン「『おやすみ(裏声)』だってエヘヘ」ニヨニヨ
ベルトルト「(なんだこいつ)」
15: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/05/28(火) 00:22:09 ID:oYpwp6JU
----------------------
エレン(10)『わっしわっし』シャコシャコ←歯磨き中
エレン(10)『がらがら』ペッ
ミカサ(10)『…』ジー
エレン(10)『この歯ブラシも古くなったな。そろそろ母さんに新しいものを買ってもらうか』
ミカサ(10)『エレン。その歯ブラシ捨てるの?』ササッ
エレン(10)『わっ、いきなり出てくるなよ』
16: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/05/28(火) 00:23:30 ID:oYpwp6JU
ミカサ(10)『ごめんなさい。で、その歯ブラシ捨てるの?』
エレン(10)『ん、ああ。古くなったからな』
ミカサ(10)『それは勿体ない。まだ使える』
エレン(10)『でもボロボロだぞ。ほら』
ミカサ(10)『ちょっと貸してみて』
17: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/05/28(火) 00:26:08 ID:oYpwp6JU
エレン(10)『はい』
ミカサ(10)『わっしわっし』シャコシャコ
エレン(10)『おいおい』
ミカサ(10)『ほわ。まら使うる』シャコシャコ
エレン(10)『そうか?』
ミカサ(10)『うん』シャコシャコ
エレン(10)『変わった奴だな。ならやるよ』
ミカサ(10)『わっしわっし』ニコニコ
20: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/05/28(火) 00:29:09 ID:oYpwp6JU
----------------------
エレン「ってことがあったんだよ」
アルミン「…」
ライナー「…」
ベルトルト「…」
ジャン「おうふ」
エレン「それ以来俺の使い古しがミカサの歯ブラシになってる」
エレン「な、ケチだろ?」
30: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/05/28(火) 23:45:24 ID:oYpwp6JU
ライナー「(思ったよりハードだな…)」
ベルトルト「(想像を超えてた)」
アルミン「…エレンは本当にそうとしか思ってないの?」
エレン「なにがだ?」
ライナー「(こいつ…)」
ジャン「へ、へっ!さすがはミカサだ!ただでさえ資源不足なんだ。物を大切に使うのは良いことだよな!」
31: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/05/28(火) 23:47:26 ID:oYpwp6JU
アルミン「(うん。ジャンの言うことは別に間違ってはいないよ)」
ジャン「まったくだからお前は子供っぽいんだよ!」
エレン「なに!?やっぱり喧嘩売ってんのか?」
ライナー「(だがお前は既に負けている)」
エレン「ぐぬぬ」
ジャン「ぐぬぬ」
ベルトルト「はいはい。落ち着いて」
32: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/05/28(火) 23:52:17 ID:oYpwp6JU
ベルトルト「ところでエレン。もう一度ミカサを呼んでみない?」
エレン「またかよ」
アルミン「(ベルトルトってこんなキャラだっけ?)」ヒソヒソ
ライナー(いやこんな自発的なベルトルトは初めてだな)ヒソヒソ
ジャン「なに!?またミカサが来るのか!!?」
ライナー「(こいつは単純だな)」ヒソヒソ
アルミン「(バカともいうね)」ヒソヒソ
33: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/05/28(火) 23:54:11 ID:oYpwp6JU
ベルトルト「もう一回だけだからさ」
エレン「ったく。しゃーねえな」
「ミカサー!」
ビュイーン
ミカサ「なに?」スチャ
34: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/05/28(火) 23:55:29 ID:oYpwp6JU
ライナー「ぶふっ」
ベルトルト「ぶはっ」
ジャン「ぶはらあほへ!」ブシャー←鼻血
ミカサ「?」
アルミン「な、なんでバスタオル一枚なの?」
ミカサ「入浴中だったから」←バスタオルのみ
ジャン「」バタッ
36: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/05/28(火) 23:59:23 ID:oYpwp6JU
ライナー「ジャンが気絶したぞ!」
ベルトルト「し、仕方ないよ。これは僕たちでも刺激が強い(僕もちょっと鼻血出たよ)」ツー
ライナー「(実は俺もだ)」ツー
アルミン「(不覚にも僕もだよ)」ツー
ジャン「」ドバドバ
ミカサ「それでどうしたのエレン?」←ボディラインがくっきり
エレン「また呼んでみただけだ。悪かったな」
38: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/05/29(水) 00:04:44 ID:tyVYsn/w
ミカサ「そう。別に構わないけど」
ミカサ「じゃあ私は……くしゅん」
エレン「おいおい風邪引くぞ」
アルミン「誰のせいだよ」
ライナー、ベルトルト「(あっ俺たちのせいだな)」
エレン「ちょっとこっちに来い。頭拭いてやるよ」
39: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/05/29(水) 00:06:46 ID:tyVYsn/w
ミカサ「いいの?」
エレン「ああ。俺が呼んだせいもあるしな」
ミカサ「嬉しい。でもここではちょっと恥ずかしい」
エレン「ん?そうか。なら風呂場に行くか」
ミカサ「うん」
スタスタ
40: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/05/29(水) 00:08:30 ID:tyVYsn/w
ガラガラ←脱衣所の戸
~~~~~~~~~~~
<じゃあ拭くぞ>
<うん>
<あっ>パサッ
<お、おい!バスタオル落ちたぞ>
<うっかり>
<まったく。早く巻き直して頭をだせ>フキフキ
<わかった>
<しかしお前腹筋すげんだな>フキフキ
41: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/05/29(水) 00:09:49 ID:tyVYsn/w
~~~~~~~~~~~
アルミン「…」
ライナー「…」
ベルトルト「…」
ライナー「ジャンは気絶しててよかったな」
アルミン「うん。聞いてたら発狂してたろうね」
ベルトルト「正直僕もイラッときてるよ。エレンに」
「「「うん」」」
ガラガラ
42: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/05/29(水) 00:12:34 ID:tyVYsn/w
ミカサ「エレン。ありがとう。気持ち良かった」
エレン「そうか」
アルミン「あれ、それエレンの服?」
エレン「バスタオルのまま帰ると本当に風邪引くかも知れないからな。俺の服を貸した」
ミカサ「エレンは優しい」
ライナー「(ここは普通ブカブカの服を着ていて興奮するところだが)」
ベルトルト「(それどころかちょっと窮屈そうだね)」
ミカサ「じゃあ私は戻る」
ビュイーン
43: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/05/29(水) 00:13:51 ID:tyVYsn/w
エレン「ふう…もうこれでいいだろ?」
ライナー「ああ。もう十分だよ」
ベルトルト「エレンが呼べばミカサは来るってことで」
エレン「なんだそれ」
ジャン「」ハッ!?
ジャン「あ、あれ?ミカサは!?」
アルミン「もう帰ったよ」
ジャン「なにか物凄いものを見たような…」
44: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/05/29(水) 00:15:30 ID:tyVYsn/w
「「「(覚えてないのか…)」」」
エレン「そういえば」
アルミン「どうしたの?」
エレン「さっきミカサに服を貸したときに思い出したんだが、あいつのケチなエピソードがまだあるんだよ」
ライナー「なんかもう予想出来るな」
ジャン「服?なんの話しだ?」
ベルトルト「さてね」
48: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/05/29(水) 01:00:49 ID:tyVYsn/w
----------------------
エレン(10)『はあ~。いいお湯だった』
エレン(10)『母さんってば一緒に入ろうだなんて。俺はもう10才なのに』ハキハキ←着替え
ミカサ(10)『…』ジー
エレン(10)『ん?このパンツもう古いな。母さんに新しいのを買ってもらうか』
ミカサ(10)『エレン。その下着捨てるの?』ササッ
49: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/05/29(水) 01:02:20 ID:tyVYsn/w
エレン(10)『わっまたか、いきなり出てくんなって』
ミカサ(10)『ごめんなさい。で、その下着捨てるの?』
エレン(10)『古くなったからな』
ミカサ(10)『それは勿体ない。まだ使える』
エレン(10)『でもヨレヨレだぞ。ほら』
ミカサ(10)『ちょっと貸してみて』
50: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/05/29(水) 01:04:46 ID:tyVYsn/w
エレン(10)『はい』
ミカサ(10)『くんかくんか』
エレン(10)『おいおい』
ミカサ(10)『うん。まだ使える』
エレン(10)『お前がそのパンツ穿くのか?』
ミカサ(10)『違う。ハンカチにする』
エレン(10)『ハンカチ?』
ミカサ(10)『うん。ハンカチにして私が使う』
エレン(10)『本当に変わった奴だな。ならやるよ』
ミカサ(10)『くんかくんか』ニコニコ
51: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/05/29(水) 01:08:11 ID:tyVYsn/w
----------------------
エレン「どうだ!?やっぱケチだろ?」
アルミン「ふふ。なんかもうどっちもいいよ」
ライナー「そうきたか」
ジャン「ぐぐぐぐ…ささささすがミカサだ。ささ裁縫まで出来るなんて」
ベルトルト「震えてるよ。ジャン」
エレン「あっ、そうそう。これはミカサの使い古しのパンツで作ったハンカチだ」ス
52: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/05/29(水) 01:11:36 ID:tyVYsn/w
ジャン「なんと!!?」
エレン「俺はあいつの使い古したパンツで作ったハンカチを使ってるんだ」ヒラヒラ
ライナー「(ピンクか…意外と派手なんだなミカサは…)」ツー
ベルトルト「(黒やベージュのイメージだったけど)」ツー
アルミン「(なぜその異常な交換になんの疑問も持たないのかな)」ツー
58: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/05/29(水) 23:56:14 ID:tyVYsn/w
ジャン「」プルプル
エレン「?」
ジャン「エレン!!」クワッ
エレン「なんだ?」
ジャン「そのハンカチを俺にくれ!いやください!!」ガバッ
アルミン「うわあ…」
ライナー「土下座かよ…」
ベルトルト「人としてどうだろ」
59: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/05/29(水) 23:58:00 ID:tyVYsn/w
エレン「え、やだよ」
ジャン「なんでだよ!頼むよ!?」
エレン「だってハンカチこれしかねえし」
ジャン「だったら俺のやるから!!?」
エレン「別にいらねえ」
ジャン「頼む!頼むよ!」グイグイ
60: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/05/29(水) 23:59:24 ID:tyVYsn/w
エレン「おい!引っ張るなよ!破けちゃうだろ」
アルミン「…」
ライナー「…」
ベルトルト「…」
ジャン「お前羨ましいんだよ!」
エレン「意味わかんねえよ!」
エレン「そんなに欲しけりゃミカサに頼めよ」
ライナー「なに言ってたんだこいつ」
ジャン「!」
61: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/05/30(木) 00:01:07 ID:STir.Qjo
ジャン「そ、そうだよな!ミカサから貰えばいいんだよ!」
エレン「そうしろ」
ベルトルト「もうだめだ」
ジャン「それとなエレン!ミカサはケチじゃなくて倹約家なんだよ!」
ジャン「きっといいお嫁さんになるずだ!」
62: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/05/30(木) 00:07:15 ID:STir.Qjo
ジャン「な!?アルミン、ライナー、ベルトルト」
アルミン「うんそうだね」←棒読み
ライナー「そうだな」←優しい眼差し
ベルトルト「きっとそうさ」←哀れみ
エレン「そうなのか」
ジャン「そうなんだよ!」
ジャン「じゃあ早速明日頼んでみるぜ!」
63: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/05/30(木) 00:08:18 ID:STir.Qjo
【翌日の朝食】
エレン「ばくばく」
ミカサ「エレン。頬っぺたについてる」ヒョイ
エレン「む」
ミカサ「とれた」パク
エレン「子供じゃねえっての」
アルミン「…」ムシャムシャ
「ミカサー!!!」
64: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/05/30(木) 00:10:29 ID:STir.Qjo
ドタタタタ
ミカサ「?」
ジャン「はあはあ」フゥ
ミカサ「なに」
ジャン「俺の歯ブラシやるからお前のパンツくれないか!?」
67: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/05/30(木) 00:13:11 ID:STir.Qjo
ライナー「(本当にいいやがった)」
ベルトルト「(しかも色々とすっ飛ばしてるし)」
アニ「…キモ」
サシャ「変態ですね」
クリスタ「怖いよ…」
ユミル「てめえ死ね!」
69: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/05/30(木) 00:15:26 ID:STir.Qjo
ジャン「わくわく」キラキラ
ミカサ「…」
ミカサ「さいてい」
ジャン「え」
アルミン「(さよならジャン)」
BADEND
70: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/05/30(木) 00:17:04 ID:STir.Qjo
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
この世界は残酷だ
「エレン。新しいハンカチ作ってきた」
「おお。サンキューな」
「俺も歯ブラシ持ってきたぞ」
「ありがとう」
「わっしわっし」シャコシャコ
「うん。まら使うる」シャコシャコ
「お前いいお嫁さんになれる(らしい)ぞ」
「え//」
71: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/05/30(木) 00:22:37 ID:STir.Qjo
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
そして
「なんだジャン。泣いてるのか?」
「うるせー」グスッ
「…」
「しゃーねえな。このハンカチ使えよ」
「さっきミカサから貰った新しいやつだ」スッ
「…」
「ふん」ゴシゴシ
とても美しい
おわり