【ヘルシンキ】裏千家流のお茶も楽しめる世界遺産スオメンリンナ要塞群で歴史旅

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スウェーデンとロシアの間の要塞、スオメンリンナについてまとめました。写真で見る限りとても美しく、夏は行楽地としてにぎわうそうです。

フィンランドの首都ヘルシンキ市内の6つの島の上に建造された海防要塞。ユネスコの世界遺産に登録されており、観光客のみでなく、地元民にとっても、美しい行楽地として人気がある。
スオメンリンナの要塞 – Wikipedia

800人以上の人が住んでいる居住地区でもあります。スオメンリンナの平地のほとんどは国有地で、賃貸されています。家々は手入れが行き届き、周辺環境と控えめに融合しています。
http://www.visitfinland.com/ja/kiji/suihen-no-yousai/

◆登録名:
スオメンリンナの要塞群
◆登録年:
1991年
◆分類:
文化遺産
◆アクセス:
ヘルシンキのマーケット広場にあるフェリーに乗って約15分。月〜金曜8:00〜23:00、土曜9:00〜23:00、日曜9:00〜20:00。(時期によって短縮あり)
Suomenlinna C 74 00190 Helsinki
〒00190 Helsinki, Suomenlinna スオメンリンナの要塞

250年以上もの歴史を持つスオメンリンナ島はフィン
ランド史とバルト海周辺諸国の権力政治において重要
な位置にありました。
http://www.suomenlinna.fi/files/446/Suokki_JP.pdf

フィンランドの首都ヘルシンキからフェリーで約15分。橋で結ばれた6つの島からなる要塞群の建設が始まったのは1748年。ロシアに対する守りを固めるため、当時フィンランドを支配していたスウェーデン王の命により40年の歳月をかけて築かれました。
スオメンリンナの要塞群|フィンランド 世界遺産|阪急交通社

帝政ロシアに割譲され、約100年後に統治が終わり独立。内乱を経て、フィンランド海軍の基地に

難攻不落とされていた島は
1808年、包囲にあってロシア軍に降伏。フィンランドは
スウェーデンから帝政ロシアに割譲されました。
http://www.suomenlinna.fi/files/446/Suokki_JP.pdf

1812年、ロシアの自治大公国
フィンランドの首都としてヘルシンキが選ばれたこと
は、スオメンリンナが繁栄していたことに関係して
います。
http://www.suomenlinna.fi/files/446/Suokki_JP.pdf

100年あまり続いたロシアによる統治は1917年の
ロシア10月革命を期に幕を閉じました。
http://www.suomenlinna.fi/files/446/Suokki_JP.pdf

ランチはフェリーが出発するのを待つ間にマーケット広場で買いましょう。スオメンリンナには、カフェやレストランもあります。カフェ・ピペル(Piper)は1928年以来観光客向けに夏季のみオープンしています。
http://www.visitfinland.com/ja/kiji/suihen-no-yousai/

Kuninkaanportti スウェーデン時代の王様の船着場だったキングス・ゲート


https://matome.naver.jp/odai/2139493061531980701/2139499674281508503
http://www.suomenlinna.fi/matkailijan_suomenlinna/kayntikohteet/nahtavyydet/kuninkaanportti

堂々とした要塞への入り口。要塞の建設者、
スウェーデン国王 Adolf Frederick
を乗せる船がつながれる場所として建設され、1752 年には建設作業を国王が視察した記録もあるそう。
ゲート部分には大理石が使われているとのことです。クリミア戦争の際も砲撃などによって壊されたが、復元して使えるようになり、現在も夏は水上バスが停泊する場所として使われている。

Vesikko Submarine 潜水艦ヴェシッコ号


https://matome.naver.jp/odai/2139493061531980701/2139499674281508803
実際に戦争で使われた「UボートⅡ型のベースとなった」潜水艦。
戦争が終わった後は、装備されている機器をほとんど取りはらい、フィンランド海軍の1973年7月9日の記念日に博物館として生まれ変わった。
内部には数ユーロで入館できる。

http://en.wikipedia.org/wiki/Finnish_submarine_Vesikko

茶室 徳有庵  裏千家流のお茶を楽しめるティーハウス。夏のみ営業


https://matome.naver.jp/odai/2139493061531980701/2139499674281509203
http://www.urasenke.fi/tokuyuan.shtml

夏季のみ、そして事前予約が必要。

ここでは裏千家流のお茶を点ててくれる。亭主役は和服姿のフィンランドの若者。一生懸命、お茶を点ててくれる姿に、ぐっとくる人も多い。

お茶器もフィンランドで作られたものを使っている。お菓子も日本のお茶会で出るようなお菓子をアレンジして出してくれる。
日本のものとはやや様子が違うものの、かわいらしい。

建物の名前がフィンランド語で「徳」を意味することから、千宗室家元が「徳有庵」と名づけられました。
-裏千家ホームページ 千 玄室大宗匠、フィンランド訪問

出来上がったときの記念イベントの様子。

Kou Hattori 服部航@kauko_vaatturi

「徳有庵」の襖にはウサギの柄があしらわれている。そこはかとなく日芬混交な香り。 pic.twitter.com/sAZuJ10g0q

Suomenlinna 博物館


https://matome.naver.jp/odai/2139493061531980701/2139499674281510203
要塞の建築様式や歴史、Suomenlinna の生活につい
て紹介する「Soumenlinna」の博物館。
ここでは、要塞の歴史に関するショートフィルムが、30 分間隔で上映されていて映像で早分かりできる。

http://www.suomenlinna.fi/en/visitors_guide/museums/suomenlinna_museum

Manege ミリタリー博物館


https://matome.naver.jp/odai/2139493061531980701/2139499674281510603

Café Piper カフェピペル


https://matome.naver.jp/odai/2139493061531980701/2139499674281510803
http://www.suomenlinnatours.com/kahvila-piper

そばの小高い丘の上に立つカフェ。ここからの景色は最高で、一面の菜の花で黄色に染まる島南部も一望できる。開放感あふれる丘の上でのランチやティータイム、フィンランドを出発するときに買っておいた軽食をここで食べてピクニック気分も味わえる。


https://matome.naver.jp/odai/2139493061531980701/2139499674281510903

スオメンリンナ教会 ヘルシンキで人気のあるウェディング会場

この教会はフィンランドがロシアの支配下にあった1854年に完成しました。もともとは先が玉ねぎの形をした5つの尖塔を持つロシア正教会でしたが、1918年フィンランドが独立した際に、そのオーソドックス式の装飾と文体様式が取り除かれ、現在のシンプルな福音ルーテル教会となりました。
ヘルシンキ(フィンランド)の海外現地ガイド記事「ヘルシンキを訪れるなら外せない名所、世界遺産スオメンリンナ」 | 海外旅行情報 エイビーロード

スオメンリンナン・パニモ(Ravintola Suomenlinnan Panimo) 地ビールがおいしいレストラン


https://matome.naver.jp/odai/2139493061531980701/2139499674281511403
市営フェリーの船着場のすぐそばにある、薄赤色の壁の建物の中に入った醸造所併設のレストラン。ロシア兵の兵舎として使われていた場所が改築されている。おいしい地ビールやフィンランド郷土料理が味わえる。

http://www.panimoravintola.fi/en/index.php?pageId=3#sivu3


https://matome.naver.jp/odai/2139493061531980701/2139499674281511503
http://www.youtube.com/watch?v=HaViVx7150c
https://matome.naver.jp/odai/2139493061531980701
2014年03月17日