クリミア半島を支配したロシア、これからどうなる?

harugakuru
ウクライナのクリミア半島はロシアに完全支配された様子、静かな戦争はこれで終わるのでしょうか。

■クリミア半島って?

ウクライナ
欧州とロシアに挟まれている。
近年、欧州への歩み寄りを見せていた。

■ロシア黒海艦隊の基地がクルミア半島にある

なぜロシア軍がウクライナ領のセヴァストーポリに常駐しているのか? 1997年ロシアとウクライナは、友好・協力・パートナーシップに関する条約を締結し、ロシアは、セヴァストーポリに海軍基地を置き、2017年まで黒海艦隊を常駐させる権利を保有した。
クリミアって何? | ロシアNOW

2008年5月、ウクライナ政府は、2017年に切れる貸与協定を延長しない方針を表明。その後、ユーシェンコ大統領は、艦隊撤退に向けた法案準備を指示したと報じられた。
黒海艦隊基地貸与の継続問題 : ロシアが気になる

今までは, 契約の延長は無いと言っていたのに、大統領がヤヌコヴィッチ氏に変わって急に2042年まで延長すると言う
ウクライナ ロシア黒海艦隊のセヴァストポール港使用へ25年の契約延長。。。 – ウクライナ 投資日記 – Yahoo!ブログ

ロシアにとって、クリミアは自ら守り続けてきた土地という意識が根強い。黒海艦隊が駐留するセバストポリ軍港は、ロシア海軍が地中海を経てグローバルに展開するために欠かせない拠点でもある。ウクライナに親欧米政権が樹立されれば、崩壊前のヤヌコビッチ政権と結んだ2042年までの駐留協定が覆されるとの恐れも軍事行動に出た一因とみられる。
クリミア半島 大国が勢力圏争う舞台に  :日本経済新聞

■なぜロシアはクリミア半島を軍事支配したの?

クリミア自治共和国では武装部隊によって議会が選挙され、新たに親ロシア派が掌握。親EU派によって構成されているウクライナ新政権に大きな打撃となるとともに、クリミア半島が新政権の権限の及ばない地域へなりつつあった。
ロシア軍事介入、欧米は激しい反発:一体なぜ?

ウクライナで起きている異常事態で、ロシア国民や(クリミア半島の)クリミア自治共和国に駐留しているロシア軍人の生命が脅かされている
ウクライナにロシアが軍事介入する理由は? クリミア半島に武装部隊が展開

プーチン大統領はオバマ米大統領との電話協議でロシアの国益と民族を保護する権利を主張
ウクライナが戦闘準備態勢、ロシア軍はクリミア半島を掌握| Reuters

■ウクライナ海軍司令官、就任から1日で寝返り

ウクライナ海軍のベレゾフスキー総司令官が2日寝返り、親ロシア派のクリミア自治共和国に忠誠を誓った。
ウクライナ海軍トップ寝返る=ロシア側に忠誠誓う (時事通信) – Yahoo!ニュース

ロシアの部隊が参謀本部を包囲した際、抵抗せず武装解除に応じた
ウクライナ海軍トップ離反 ロシアの軍事介入強まる(テレビ朝日系(ANN)) – Yahoo!ニュース

ロシア側は圧倒的な軍事力を背景に、ウクライナ軍将兵が大量に投降していると宣伝する「情報戦」を仕掛けている。ウクライナ将兵の厭戦(えんせん)気分を高め、無血でのクリミア半島完全掌握を目指しているとみられる。
ロシア、クリミア占領拡大=G7、サミット準備参加せず—米は軍事手段除外 (時事通信) – Yahoo!ニュース

■いつまで?

介入の期限は「ウクライナの社会政治情勢が正常化するまで」
ロシア、ウクライナに軍事介入へ 欧米、激しく反発:朝日新聞デジタル

ロシアのプーチン大統領は18日、同国はウクライナの分裂を望まないと表明
ウクライナのさらなる分裂は望まず=ロシア大統領| ワールド| Reuters

■クリミア半島の街は?

1日夜から国際線を含めて運行が再開された。人々が避難のために殺到する様子などは見られず通常運行だ。
クリミア半島、はためくロシア旗 住民「徐々に編入を」:朝日新聞デジタル

商店街の店やレストランもいつも通りに営業している。街を歩くのは、黒とオレンジのしま模様の小さなリボンを付けたロシア系住民ばかり。

南部クリミア半島で、ロシア連邦への編入に賛成する住民が8割にのぼることが世論調査で明らかになった。
<クリミア>ロシア編入に賛成、住民の8割 地元通信社調査 (毎日新聞) – Yahoo!ニュース

■ウクライナはどうするの?

「ウクライナの安全と領土の一体性を守るため」として、ウクライナ全土で「軍が必要とする全ての予備役の招集」を国防省に命じた。
ウクライナが予備役招集、「安全と領土の一体性を守るため」 (AFP=時事) – Yahoo!ニュース

ウクライナ外務省によると、ハリコフ、ルガンスク、ドネツクの東部3州との国境付近にロシア軍が兵力を結集。ロシア側のロストフ州ではウクライナ人難民キャンプの準備が進められているという。

キエフでの生活は徐々に通常モードに戻りつつあります。デモ隊と治安部隊が衝突を繰り返した独立広場周辺はまだまだ革命後のような雰囲気ですが、郊外に足を運ぶと、まるで政変があったことすら忘れてしまうくらい、以前と何も変わっていません
主舞台をクリミア半島へ移したウクライナ情勢 ロシアvs欧米の対立の背景と、市民が語る国家の内情――ジャーナリスト・仲野博文|DOL特別レポート|ダイヤモンド・オンライン

■クリミアのウクライナ軍事施設で衝突 ロシア占領から初の死者

ウクライナ南部クリミア半島のシンフェロポリにあるウクライナ軍基地を18日、何者かが攻撃し、少なくとも兵士1人が死亡、士官1人が負傷した。
<クリミア>ウクライナ軍基地に攻撃 兵士1人死亡 (毎日新聞) – Yahoo!ニュース

https://matome.naver.jp/odai/2139388554695871801
2014年03月19日