ロシアの妖精 ユリア・リプニツカヤ 15歳
その非常に高い柔軟性から繰り出されるビールマンスピンは、本人はキャンドルスピンと名付けている。
ユリア・リプニツカヤ – Wikipedia
ここ最近の報道やネット上の話題を見ていると、すごく強気な発言や歯に衣着せぬ発言が話題を呼んでいますね。
もちろんその言葉を受け取る側の心象は良し悪し諸々あるとは思いますが、個人的にはすごくよく本質を捉えていて、そして自分の意見をしっかりと持ったことを言っているんですよね。
彼女は何度でも同じ演技が出来る
そのモロゾフ氏は、リプニツカヤ選手の振り付けをしたこともあるそうですが、リプニツカヤ選手について「彼女は何度でも同じ演技が出来る」という風に表現したそうです。
ちなみにリプニツカヤ選手は日本人選手をリスペクトしているというお話もあり、男子金メダルを獲得した羽生選手について、
「男子ではユズル、彼の大腿四頭筋は完全にクレイジーです。すごい!」
「彼は、それを知ってるかどうかわからないが、彼の練習をビデオをいくつか見たけれど、死ぬんじゃないかという勢いで練習している」
というコメントもしたそうな。
やはり強気な物言いだけではなく、尊敬の意を持っている人に対してはしっかりとそれを言葉で表しているんですね。
「フィギュアにはそんなに興味はない」なんていう風にインタビューで答えたとも言われていましたが、しっかりと見るべきところは見ているということなのでしょうか。
窓際に飾られているぬいぐるみの中にコロ助やキティのぬいぐるみなどがありますね!
観客の方が投げ入れたもののようですが。
こういうところを見るとやっぱり15歳の女の子らしさというものを感じますね♪
パジャマなのか部屋着なのか白いもふもふもまたかわいいですよね~。
こう見ると少し黒目がちなんでしょうかね?
それとも角度の問題でしょうか。
というか瞳の色がブルー系なので「黒目がち」って言わないのかな(゜ω゜)?
愛犬の名前は「チェ・ゲバラ」
価格.com – 「ノンストップ!」で紹介された情報 | テレビ紹介情報
愛読書は「キューバ革命に関する書物群」
ワンちゃんもリプニツカヤ選手もどちらもお人形さんみたいなのです。
でもワンちゃんの名前は「チェ・ゲバラ」
そう、あの革命家のチェ・ゲバラからです。
愛読書はキューバ革命に関する書物群、愛犬はゲバラ、そんな15歳って(。´Д⊂)笑
本当にすごいです。
きっとやり始めた頃はいくら体が柔らかい子供とは言え、泣き叫んだりしたのではないでしょうか。
痛そうですもの。
きっとリプニツカヤ選手も重圧から解放されてホッとした瞬間だったのでしょう。
落ち込む姿になぜか胸が締め付けられるような思いになった方も多いのでは。
カメラに向かって手でハートを作っていましたね。
なんだかこれでほっこりしました。
クールな表情の隙間から温かみを感じられたような気がして♪
▼エキシビション風景
リプニツカヤ選手のエキシビジョンの動画です。
これもまた憂いのある表情が印象的な演目でした。そしてジャンプ・スピンなどなどすべてにおいて惹きつけられるものでしたね~。
こちらは全体で踊るフィナーレの様子。男子・女子・アイスダンスなどなど、決められた演目の中にそれぞれの特徴を存分に取り入れたものになっていますね~。リプニツカヤ選手のキャンドルスピンも入ってますよ~。
そしてなんと言っても羽生選手とペアを組んだ時のリプニツカヤ選手の自然な笑顔が本当にキュンとします(笑)
ユリア・リプニツカヤ語録
すごく鋭い蔑むような目で・・・。
でも周囲のスタッフも連れて行こうとはしていますが、比較的あわてるような様子もないわけで、強気・負けず嫌いな性格が口に出るタイプの子なのでしょうね。
落ち着いて練習できました あなた達マスコミが来るまではね
フィギュアにそんなに興味ない 練習は好きじゃないし、暇があったら映画を見たい
キムヨナの演技見たこと無い、そもそも彼女はたいした成績じゃないでしょ?
パトリック・チャンの演技は無難でつまらない 心に響かないわ
練習の調子はどうかって?そんな漠然とした質問しかできない程度の知識で取材しないで
(詳しく質問されて)そこまでわかってるなら私のコメント要らないでしょう
ものすごい強気発言(笑)
そして自分自身の芯がしっかりと定まっており、考えのある発言なのかなと感じます。
しかしながら、スーパー英才教育を受けてきた彼女だからこそ出る発言なのかとも思いますし、誰にも負けたくない、負けないという思いの現われなのかもしれないですよね。
もしくは15歳という年齢特有の大人に対する反抗的なものもあるのでしょうか?
いつもツンツンしてる訳ではない、“ツンデレ”的な面を見せた時も?
(会見で鈴木明子選手について「倍の年齢の選手と競うこと」についてコメントを求められ)「特に何も」という回答をした。
だが会見が終わった後、ロシア語の通訳が私を呼び止めて、鈴木明子に通訳してほしいことがあると言う。横にはリプニツカヤが恥ずかしそうに立っていた。
「アキコのことは選手として、とても尊敬しています。たださっきの質問はまったく予想していないことだったので、なんと答えていいのかわからなかったの」
リプニツカヤは、そのことを鈴木に伝えたくてわざわざ通訳を介して呼び止めたのだった。鈴木は大きな目を一層大きく見開き、「そうですか」と嬉しそうに微笑んだ。
スケートカナダで日本の3人が表彰台。安定の“銀”鈴木明子、混戦の男子勢。(2/4) – Number Web : ナンバー
どうですか、たまらないですね。何でしょうこの抱きしめたくなる感じ(笑)
リプニツカヤ選手はやはり負けず嫌いで強気でそっけない発言をしてしまう事がある一方で、やはり自分の中で尊敬の念を持っている人に対してはしっかりと礼節を弁えて対応しているということなのだと思います。
それにしてもツンデレ加減がかわいいですね。
でも後からバックヤードでしっかりと自らフォローをしているところに人間力を垣間見れる気がしますね。
ユリア・リプニツカヤのフリーの演目は・・・
フリー曲は「シンドラーのリスト」
スポーツライター・青嶋ひろの、野口美恵によると、ユリア・リプニツカヤ選手の凄さは、「シンドラーのリスト」を曲で使用し、笑わないキャラクターを生かしているという。
振付師は元アイスダンス世界チャンピオン、イリヤ・アベルブフ氏。
今回の振付は“悲哀感”を最大限に生かし、フリーで着ている赤い衣装は、「シンドラーのリスト」でキーパーソンの少女をイメージしている。この衣装は自らデザインし、ユリアリプニツカヤの母親が縫製した。
(ロシア語:Юлия Вячеславовна Липницкая)
生年月日:1998年06月05日
年齢:15
身長:158 cm
2014年ソチオリンピック団体戦金メダリスト