フード・ポルノとは「レストランで料理の写真撮るな」、仏シェフたちの怒り

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料理の写真を撮影してSNSに投稿する行為は「フード・ポルノ」と呼ばれている。

フード・ブロガーはもとより、シェフの中にも無料の宣伝になるとして写真撮影を擁護する声も聞かれるが、最近では度が過ぎているという意見が多数派を占めている。

料理の写真は「(皿の上から)驚きを奪い、私の知的財産権を少しだけ侵している」とし、また「スマートフォンで撮影される写真の質がいいことなんてほとんどない。それは私たちの仕事を見せる最高のものではない」とコメントした。

海外では「フード・ポルノ」と呼ばれ嫌う人も多い

フードポルノとは、食欲をそそられる美味しそうな食べ物の写真のこと。

美しくてゴージャスな食べ物や、料理をしている写真・動画を見ることで食欲が起きることを、エロチックな写真・動画で性的欲求を満足させるポルノ鑑賞に例えたものです。

上記のニュースの「料理の写真を撮る」とはちょっと意味合いが違いますが・・・

「本来、食べ物というのは(実際に目の前に)出て来て、食べて、それで幸せになる。それが、一つの完結になる」のだが、「ブログやTwitter用に綺麗に美味しそうな写真を撮ろうとし、そこが焦点となると、食べることよりも写真を投稿することが最終目標になる」のだとか。

「“食”に対する歪んだ価値観が植え付けられてしまい、摂食トラブルを招く確率が高くなっている」という内容の論文が、今年の5月にカナダのトロント大学から発表されたそうだ。

https://matome.naver.jp/odai/2139263702349745701
2014年02月18日