▼(1)パニックにならない
決してパニックに陥らないこと。サバイバルとは、技術的なものではなくて、緊急時に反応する人の性格によって決まるのである。携帯電話やGPS機器は事故で使えなくなっているケースが多いが、使える場合は、すぐに使うこと。
雪で立ち往生した車から脱出するサバイバル術ーその2:英日2か国語ニュース:So-netブログ
イギリス・abc Good Mornig Americaで放送された「雪道で立ち往生した車から脱出するサバイバル術」より
▼(2)車内に留まるか、安全な場所に避難するかを判断する
動けないと分かったら、まずは避難できる施設を周囲で探します。
福島県の国道49号線で動けなくなった人は、近隣にコンビニがあるとか、公共施設があるとか、悪くても一般の民家があるところで立ち往生するのと、何もない山の中で立ち往生したのとでは、天国と地獄ほどの違いだったそうです。車内で篭城を決め込むよりは、十分な防寒対策をして、足元も長靴などを履いて、近所の避難施設へ移動します。
質問・疑問に答えるQ&AサイトOKWave
OKWaveの体験談より
すぐ近くに避難できるところがあるなら素早く判断して避難する。
安全な場所まで楽に歩いて行ける場合は別として、車内にとどまること。車内にいた方が、外の寒さに身をさらさずに済むし、捜索隊が救助に来た時、雪の吹き溜まりの中にいる人間よりも車の方が人の目につきやすく見つかりやすいため。
雪道のドライブは危険がいっぱいードライバー必見のサバイバル術:英日2か国語ニュース:So-netブログ
イギリス・abc Good Mornig Americaで放送された「雪道で立ち往生した車から脱出するサバイバル術」より
一見上記と逆の意見だが、周囲に避難できる場所がないケースでは、ということ。雪はどんどん降り積もることが多いだろうから、留まるか、避難するかの判断が重要そう。
吹雪で特に危険が高いのは、地面に降り積もった雪が吹き飛ばされる「地吹雪」だ。気温0度以下で乾いた軽い雪になり、風速が10メートルを超えると発生しやすくなり、急速に吹きだまりを作る。地吹雪は視界が真っ白になって10メートル先も見えなくなる。佐藤センター長は「車の運転はおろか、方向感覚を失うので歩くのも危険だ。極力車内にとどまり、救助を待つべきだ」と話す。
朝日新聞デジタル:雪で車が立ち往生 専門家「換気に注意、車内で待って」 – 社会
独立行政法人防災科学技術研究所・雪氷防災研究センター(新潟県長岡市)の佐藤威センター長のコメント
吹雪で周りが全く見えないときは、車から離れないようにしましょう。車から離れる際には、除雪や救助活動の妨げにならないよう、連絡先の書いた紙を車内におき、車の鍵を付けておきましょう。
吹雪の視界情報 | もし、車で立ち往生したら
冬の樹(スラッシュアックス勢)@tree_of_winter
A 近くに民家や建物が在れば、駆け込んで下さい。
近くにないからといって、歩こうなどとは絶対に考えないで下さい。
雪の上を歩くことは体力を想像以上に奪い、濡れた服と吹き付ける風は体温を奪い、凍死の危険性があります。
栗栖 茜@akurisu1
吹雪で車が動かなくなったときに、絶対に車の外に出てはならない。 車の外に出ると 風によって体温が急速に奪われ、さらに、ダウンなどは濡れるると、やはり体温が急速に奪われる。 1時間以内に重症の低体温症で死亡する危険大。
▼(3)ガソリン・バッテリーを節約する
とにかくガソリンを切らさないこと、バッテリーの消耗を極力抑えること
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OKWaveの体験談より
車のバッテリーはエンジンにくっついている発電機でチャージされますが、アイドリング時ではあまり発電されていないのです。
なのでヘッドライトや空調を全開にしたままだと電力が赤字になるケースがままある、ということです。
よって完全に停止している場合はスモールのみ点灯にするとか、空調も控える、というのがお勧めです。(暖房の熱源はエンジンの冷却水ですが、送風用のモーターが電気を食います。また除湿モードにするとエアコンが動きます)
質問・疑問に答えるQ&AサイトOKWave
OKWaveの体験談より
1時間ごとに、10分から15分エンジンをかけてみること。こうすることによって、車を温め、雪を溶かして水にしたり、サバイバル食料があれば、それを温めることも出来る。さらにはガソリンの節約、そしてエンジンとバッテリーの寿命を長持ちさせることも出来る。緊急時には、車はあなたのライフボートになるのだから、てぎるだけ長く車の機能を維持しておく必要がある。
雪で立ち往生した車から脱出するサバイバル術ーその2:英日2か国語ニュース:So-netブログ
イギリス・abc Good Mornig Americaで放送された「雪道で立ち往生した車から脱出するサバイバル術」より
車内のすべてのライトをLEDライトに変えること。LEDライトは白熱ライトに比べて、バッテリーの消費電力は12分の1で済むし、コストはガソリン代よりも安い。緊急時には、バッテリーの消費を出来るだけ抑えることが非常に重要となってくる。LEDライトに変えることによって大変大きな違いが出てくる。
雪で立ち往生した車から脱出するサバイバル術ーその1:英日2か国語ニュース:So-netブログ
イギリス・abc Good Mornig Americaで放送された「雪道で立ち往生した車から脱出するサバイバル術」より
▼(4)マフラーの排気口付近の除雪を頻繁に。二酸化炭素中毒を防ぐ
マフラーが埋まった状態ではエンジンをつけてはいけません。マフラーが雪に埋まると車内に排気ガスが逆流し非常に危険です。マフラー付近を定期的に除雪し、換気を十分に行いましょう。
吹雪の視界情報 | もし、車で立ち往生したら
専門家は、排ガスによる一酸化炭素(CO)中毒を招かないよう注意しながら車内にとどまり、救助を待つのが基本だと指摘する。
朝日新聞デジタル:雪で車が立ち往生 専門家「換気に注意、車内で待って」 – 社会
日本自動車連盟(JAF)北海道本部は、救助を要請してきた人に、▽排気管付近の除雪を頻繁に行う▽窓を少しでも開けて換気する▽知人や警察などに消息を伝えながら救助を待つ――ように伝えている。
朝日新聞デジタル:雪で車が立ち往生 専門家「換気に注意、車内で待って」 – 社会
マフラーの出口付近を雪でふざがれないよう、充分除雪(足で払うとか)すること、定期的にチェックすること
質問・疑問に答えるQ&AサイトOKWave
OKWaveの体験談より
(5)体温確保・屈伸運動なども
最後は体温の確保である。着込むもの、羽織るものがあれば活用し、体から熱が逃げないようにしたい。結果的に体力の温存にもつながる。
電車、飛行機、大雪で立ち往生、長時間の閉じ込め対策法 – IRORIO(イロリオ)
岡田浩人@okadakisha
naoru.com/ekonomi-.htm
栗栖 茜@akurisu1
さらに、車中かバッグにアルミを表面に蒸着したポリエステルのシートを持っていれば、ベストです。これをかぶっていれば、低体温症になるリスクはほぼ無くなります。 pic.twitter.com/yeo1Ku5aO7
ケロ爺@kero_jiji
(6)その他
テールライトやヘッドライトの上に積もった雪を取り除き、捜索に来た人が遠くからでも見えるようにしておくこと。
雪道のドライブは危険がいっぱいードライバー必見のサバイバル術:英日2か国語ニュース:So-netブログ
イギリス・abc Good Mornig Americaで放送された「雪道で立ち往生した車から脱出するサバイバル術」より
吹雪や大雪のときは、視界が最悪です。特に「ホワイトアウト」という現象は周囲が真っ白で何も見えなくなります。
ライトを点灯して、自分の車の所在をアピールし、追突事故などにみまわれないように注意が必要です。
ライト点灯には、エンジンを止めてしまうとバッテリーあがりにつながりますので、バッテリーあがりに注意しながら、間隔をおいてエンジン停止することをオススメします。
車内での雪の日のトラブル対策の方法 | nanapi [ナナピ]
あまり長く車の外にいないで、車内にとどまり、シートベルトを着用すること。雪の中で車が止まっているとしても、後方から別の車がぶつかってくることがあるから。
雪道のドライブは危険がいっぱいードライバー必見のサバイバル術:英日2か国語ニュース:So-netブログ
イギリス・abc Good Mornig Americaで放送された「雪道で立ち往生した車から脱出するサバイバル術」より
車が突っ込んでくる可能性のある状況ではシートベルトも。
さらに電源の確保である。電車内において暇な時間は携帯やスマホをいじっている人物は多いが、閉じ込め状態となった場合は、いつ電源が無くなってしまうかもわからない。緊急の連絡などに備えて、なるべく電力を消費しないようにしたい。
電車、飛行機、大雪で立ち往生、長時間の閉じ込め対策法 – IRORIO(イロリオ)
(7)車中に用意しておいたほうがいいもの
フリースの毛布、緊急時用食料、そして救急箱を車内に用意しておくこと。緊急時には、トランクが使えなくなる場合がある。毛布は体が濡れた場合、体を温めてくれる数少ないアイテムの1つだ。
雪で立ち往生した車から脱出するサバイバル術ーその1:英日2か国語ニュース:So-netブログ
イギリス・abc Good Mornig Americaで放送された「雪道で立ち往生した車から脱出するサバイバル術」より
雪を貯めておくことの出来る容器を用意すること。緊急時には、体内に水分を補給するのに雪が必要になることがある。
雪で立ち往生した車から脱出するサバイバル術ーその1:英日2か国語ニュース:So-netブログ
イギリス・abc Good Mornig Americaで放送された「雪道で立ち往生した車から脱出するサバイバル術」より
雪を直接口にすると体が冷えてしまうので、ためておいて水になったものを飲む方がいいようだ。子供用のバケツが安くて小さくて丈夫という情報も。
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☆雪上にSOSを描く、赤いペイントスプレー
☆閉じ込められ防止脱出ハンマー
☆ブースターケーブル
☆ワイヤーロープ
☆寒冷地作業用ゴム手袋=人数分
☆長靴=人数分
☆金属製スコップ
☆脱出用厚手の段ボール・毛布
☆除氷剤
☆さび止めスプレー
☆凍結防止剤
☆融雪剤
☆雨具
☆水=人数×3リットル
☆食料=人数×3食(そのまま食べられる、消化のよい、栄養バランスの良いもの)
☆携帯用トイレ=人数分+α(凝固材、消臭剤)
☆マスク=人数分
☆トイレットペーパー
☆ティッシュペーパー
☆保温シート
☆消毒薬
☆ウエットティシュ
☆毛布=人数分
☆寝袋
☆救急箱(胃薬、消化剤、鎮痛剤、解熱剤、下痢~め、風薬、傷絆創膏、傷薬、栄養剤、包帯、O角巾など)
☆使い捨てカイロ=人数×3個
☆携帯電話充電器
☆折りたたみバケツ
☆ブルーシート
☆エコノミークラス症候群対策=弾性包帯
☆ゴミ袋
☆予備の手袋、靴下
☆タオル
☆懐中電灯(予備電池とも)
☆その他(サングラス、アイマスクなど)
大雪対策 車の雪対策 雪道の歩き方(原始人歩きとペンギン歩き)
携帯電話の充電器は、シガーライタープラグタイプも常備しています
スマホ、iPhone、docomo&SoftBank、au用全てあります
非常時じゃなくて日常的にもあると便利なので
質問・疑問に答えるQ&AサイトOKWave
OKWaveの体験談より
▼「北海道のタクシーの運転手さんが、お客さんを遠いお客さんの自宅まで送っていった帰り道に、すさまじい豪雪に遭遇した話」より
そのタクシーの運転手は猛吹雪の中、「もう走れない。この積雪では、車ごと雪に埋もれてしまう」と判断したとき、
車を道路の真ん中に止め
(道路のはしっこだと、雪に埋もれて誰にも気づかれずに、雪がとけるまで発見されないかもれないので)車に積んであったトランクの毛布(ふとん?)を取り出し
(凍死しないように、ぜひとも雪道を走る人には必需品です)アンテナをおもっきりのばし、そのアンテナの先に目印のようなものをつけ
(雪に埋もれても、そこに車があるのがわかるように)車のエンジンを止め
(マフラーが雪に埋もれたとき、車内に逃げ込んでくる排ガスで窒息死することを防ぐため)窓を少しだけ開け
(雪で包まれて酸欠になるのを防ぐため)体力を消耗しないように眠りについて
(発見されるまで、なるだけ体力を保持するために。。。 けれど凍死しないように、毛布などで必ず対応 新聞紙も有効)おきたら救助されていた
という話を読んだことがあります(ちょっとうろ覚えですが。。。)
豪雪で立ち往生した時のために