【堺雅人】どの堺雅人が好き?【サカイマサト】vol.1

chiyodahana
役によって顔を変える役者・堺雅人。堺雅人が過去の作品で見せた様々な表情を拾っていきます。半沢・リーガルハイ・大奥・南極大陸等

TBS「半沢直樹」(2013)

最終回で視聴率42.2%を記録した大ヒットドラマ「半沢直樹」

上司の不正に断固として立ち向かう銀行員・半沢を熱演。

2013年の顔となった。

一話のラスト、勝負ネクタイを締めるシーンはしびれました。
あれ、ネクタイが襟にはまってない。
うまくできたー。

フジテレビ「リーガル・ハイ」(2012)「リーガルハイ」(2013)

古沢良太オリジナル脚本による弁護士ドラマ。
金に汚い変人弁護士・古美門研介を演じ、演技派のイメージが定着した。
原型をとどめない変顔炸裂。
有名ドラマのコスプレが見られるのもおいしかった。
「リーガル・ハイ」より金田一風扮装。
「リーガル・ハイ」SP(2013春)では中学生の体操着姿を披露。
「リーガルハイ」(2013秋)では北の国からの純。
五郎さんの顔マネもチラッと。

TBS「大奥 ~有功・家光編~」(2012)映画「大奥 ~右衛門佐・綱吉編~」

よしながふみ原作の男女逆転江戸時代を描く「大奥」。
ドラマではその美貌がゆえに無理矢理還俗させられる僧・有功(ありこと)を演じた。
有功は清らかな魂を持ち御仏につかえることを志していたが、権力者春日局によって大奥に連れてこられる。
理不尽な仕打ちに悩む有功に心乱されるファン続出。
家光への愛に苦しむ姿も。
ドラマ大奥に続けて公開された映画版大奥では、智略によって大奥でのし上がっていく右衛門佐(えもんのすけ)を演じた。
同シリーズではあるが、有功とは全くの別人を演じる。
演じ分けにも注目が集まった。
貧乏貴族の出身で野心をたぎらせている右衛門佐。
有功とは全く違う怜悧な男。
まんまと大奥総取締りになり、ニヤリ。
綱吉の色気にくらりとすることも。

TBS「南極大陸」(2011)

TBSドラマ「南極大陸」。
融通のきかない官僚・氷室を演じた。
木村拓哉さん演じる主人公と同じサークル出身なのに、彼を批判し冷たい目で見る。

嫌味なツンケン野郎です。

と思いきや。

南極で思わず犬を抱きしめて泣いてしまう。
南極で夢の登頂を果たし、思わず涙が…。
木村さんに抱きしめられて一瞬身を任すが、次の瞬間「…何すんだよ」とあわてて振りほどく少女マンガ的なシーンも。
お気に入りの帽子。

木村さんを見守る優しいまなざし。

あれっ?

NHK「塚原卜伝」(2011)

剣豪・塚原卜伝(ぼくでん)の青年期=新右衛門を演じた。

若々しくハツラツとした新右衛門ができあがった。

剣の腕は立つが行動が幼く、お付きの左門を困らせてばかりいる。
剣は大好きだよー
悟りを開くためにこんな姿も。

フジテレビ「ジョーカー 許されざる捜査官」

民放初主演ドラマ。
裏の顔を持つ警察官・伊達一義を演じた。
昼の顔の伊達さん。
ストロベリーシェークが好きなことからもわかるように。
アヒル口。
アヒル口。
「んー?」
アヒル口。昼の伊達さんのテーマはアヒル口のようです。

杏ちゃんといいコンビ。
このヘアスタイルはカツラです。
カツラの下は映画の撮影(「日輪の遺産」)で坊主だったからね。
常日頃、部下にいじめられてます。
左 部下 右 上司

夜になると法で裁けない悪者を制裁しちゃうんだー。

アヒル口はしないよ。

決めセリフ「おまえに明日は来ない」

TBS「官僚たちの夏」(2010)

異色の官僚と言われた佐橋滋をモデルに、高度経済成長を推進した通産官僚たちの姿を描いた骨太ドラマ。

堺さんは通産省の若きエース・庭野を演じた。

鳥の巣のようにフワフワモジャモジャした頭がトレードマーク。

本人、役者の道を志すまでは通産省の官僚になりたかったそうです。

夢がかないました。

フジテレビ「トライアングル」(2010)

ミステリードラマ「トライアングル」で主人公とヒロインの前に現れる謎の男、志摩野を演じた。
ストーリーは混乱していたものの、志摩野の物語は幸いにもちゃんと筋が通っていた。
出番最後の方にはこれぞ堺雅人的な美しい語りがある。
ビジュアルは堺雅人の歴史でもかなり良い。
冷ややかな志摩野を堪能する作品。

映画「ゴールデンスランバー」(2010)

メジャー映画初主演。
伊坂幸太郎原作。
首相暗殺犯の汚名を着せられる宅配ドライバー・青柳役。

仙台の町を逃げ回った。

普通の青年が陰謀に巻き込まれていくようすを恐怖の表情で演じた。

追い込まれて泣くシーンがある。
ポロリと涙をこぼしたり、嗚咽だったり。

映画「ラッシュライフ」(2010)

東京芸大の学生による同名の伊坂幸太郎作品の映画化。
四話のオムニバス形式。
映画の出来はいまひとつだが、堺雅人演じる泥棒・黒澤はかっこいい。
クールな泥棒。

劇団☆新感線 舞台「蛮幽鬼」

劇団☆新感線「蛮幽鬼」に出演。
無敵の殺戮者・サジを演じる。無邪気な殺戮マシン=サジはまさに当たり役。
舞台人堺雅人を堪能できる役。

「蛮幽鬼」は舞台を映画として収録するゲキ・シネになっており、そのDVD、BDは購入可能。
主人公は友人にはめられ全てを失った伊達土門(だてのどもん)。囚われた牢獄島でサジと出会い島を脱出、復讐の鬼と化す。
サジは土門(どもん・上川隆也)と友情を誓っているが実は。
登場シーン。
土門によって獄から解き放たれる。セリフ
「これは匙(さじ)だ。脇の下から心の臓に差し込む。これで人は殺せる。これは指だ。目玉の奥にある脳を抉りとる。これで人は殺せる。剣でも槍でも何だって人は殺せる」

楽しそうに人を殺していきます。
一時期は「微笑みの貴公子」と呼ばれることが多かった堺雅人。この舞台はまさに登場からクライマックスまで全編笑顔!笑顔!
なんか言った?

VS早乙女太一。

ははははは。

笑顔です。

この舞台は脚本・演出・共演陣・音楽・舞台美術、最高です。ちょっと高いですが手に入るなら見るべし。

映画「ジェネラル・ルージュの凱旋」(2009)

海堂尊による「チーム・バチスタの栄光」シリーズ第2段「ジェネラル・ルージュの凱旋」の映画化。
タイトルロールのジェネラル・ルージュ=救命救急の医師、速水晃一役を演じた。
リーダーシップがあり決断が早いが、独善的で部下や上司、同僚と衝突する。医療機器メーカーとの癒着を疑われる。まさか堺雅人がジェネラル(将軍)とあだ名がつくような役を演じるなんて!と堺雅人ファン狂喜乱舞。

病院の倫理委員会は速水の独壇場になる。

迫力ある演説っぷりはのちのリーガルハイの古美門に通じるものがある。

役作りで減量。
くわえているチュッパチャプスでカロリーをとっていた。

「さあ…どうなんだろうね」

ニヤリ。

世にも奇妙な物語 春の特別編 (2008年)

短編「フラッシュバック」に主演。

ヴァーチャルマシンで非日常体験を楽しむことができる時代。
殺人を擬似体験したことから恐怖の出来事に巻き込まれていくサラリーマン。

疑似体験をして放心状態。
正体不明の存在におびえる。
ストーリー中、殺人鬼に扮する姿も見られる。

つづく(たぶん)

代表的なものだけをまとめようと思ったらアレもコレも入れたくなって、長くなってしまったのでその2に続けます。

なんだってー!?
https://matome.naver.jp/odai/2139181400291982801
2014年02月08日