驚くほどリアルで少し不気味…海底に佇む無数の彫刻が凄まじい

lessthanpanda
珊瑚礁を守るために海の底に沈んだ人々(の彫刻)。ディープブルーの世界で、次第に彼らは美しい珊瑚礁として自然に還っていきます。

ディープブルーに佇む無数の彫刻群…海底彫刻美術館とは

▷ 海底美術館
MUSA (Museo Subacuatico de Arte)
MUSA Museo Subacuático
MUSA Museo Subacuático, メキシコ

西インド諸島のグレナダ島近く、彫刻がいくつも並んだ不思議な海底公園
今日の写真 – 海底彫刻公園、グレナダ – ナショナルジオグラフィック 公式日本語サイト(ナショジオ)

400体ほどの圧巻の彫刻群が、深さ10mの海底に沈められています。

海底でじっと声をひそめる彫刻群たち。机に向かう人の像、海の上の地上を見上げる人の彫刻、果物や車もあります
【札幌本店】なにこれ?!海の中?? | 本の「今」がわかる 紀伊國屋書店

それらの“作品”は、驚くほどリアル。今にも動き出しそうです。

海底彫刻には、珊瑚礁を守る目的も。

Jason deCaires Taylor
▷ 1974年生まれ、イギリスの彫刻アーティスト兼水中カメラマン。MUSA(海底美術館)の制作者。

海底に彫刻を沈めて人工サンゴ礁を作り海洋動物達の住処を作っている
海底に沈む環境アート。今にも動き出しそうな美しい彫刻たち! | トラベルハック|あなたの冒険を加速する

彫刻は浅瀬の海底に設置され、サンゴが生育するための人口岩礁となります。

彫刻には特殊なセメントが使われ彫刻自体がサンゴや海洋植物の育成を助け、侵食と崩壊を経て最後は自然に戻るよう作られている
Twitter / oOoEnvyoOo: メキシコ沖の海底に沈む、彫刻家Jason deCaires …

表面に付着する藻は、生態系にとって有利に働く。作品は海洋生物学者との共同作業でもある
『海底美術館』 ジェイソン・デカイレス・テイラー他著 : 書評 : 本よみうり堂 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

時の経過によって、作品には藻やフジツボなどが付着し変化していく様もまた魅力的なアート。

左:実際にモデルになった人
中:海底に沈められた直後
右:時間の経過により生物が付着していく…

モデルとなったのは地元の人達
海底美術館 in メキシコ | 私のまわりのエトセトラ

下は3才から、上は80歳代まで、多くの一般人から石膏で型をとってこれらの作品は制作されています。

モデルとなった人々の年齢や人種もさまざま。

この作品は自然に戻っていく過程が作品
カンクンボート2タンク体験ダイビング$168USD!

なので彫刻自体が珊瑚に覆われ始めても、清掃されることはありません。

いつかは原形が分からなくなるほどに生物で覆われ、海の一部と化す日が来るのでしょう
珊瑚と共存するアート。「カンクン海底美術館」 |

次第に自然に還っていく…神秘の作品群

驚きと賞賛の声

人工物がどんどん生物にまみれて一体となっていく姿が…
とにかく恐ろしく美しい!!
最近購入した写真集|半田カメラ/気になったら とりあえず行ってみるブログ

見ているだけで世界の終末を感じさせる。
「水棺」という言葉が思い出された。
海底彫刻: こすもす

美しい海中に、生活感あふれる実物大の石像たち……まるで時を止められたような光景
不気味で美しいメキシコ・カンクンの海底美術館 : 猫飯

果たしてそれは、太古のアトランティスの記憶か、それとも過去の無数の難破船やハリケーンの犠牲者たちへの鎮魂歌か。
『海底美術館』 ジェイソン・デカイレス・テイラー他著 : 書評 : 本よみうり堂 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

環境と時間の中で刻々と変化する作品は、美術館の閉じた空間で永遠性を見せつける従来の姿とは異なり、現代的な美意識の表れとも言える
海底美術館 [著] ジェイソン・D・テイラー、ジェームズ・バクストン – 大西若人(本社編集委員) – 視線 | BOOK.asahi.com:朝日新聞社の書評サイト

サンゴ礁の再生は果てしなく長く時間が係る事実が存在する。
その事実を「視覚的」に捉えるにはものすごく有用であると思う
Amazon.co.jp: 海底美術館: ジェイソン・デカイレス・テイラー, ナショナル ジオグラフィック, 内山 卓則, 尾澤 和幸: 本

動画で見る海底彫刻公園

神秘的な海底彫刻公園の映像。後半は制作風景も。
https://matome.naver.jp/odai/2139126147881464601
2014年02月07日