傑作SF・ファンタジー少女マンガ10選

tanyaoyoau
古いorマイナーでネカフェには置いてないものも 男性にもおすすめなものばかり 並びは掲載誌初出順・画像右の年号は掲載期間 ほぼ一時期はまって耽読した作家ばかり 画像下テキストは私見・筋のさわりです 少女漫画 まんが 名作 良作
妖精王 山岸凉子
1977~1978
単行本全4巻 文庫版全3巻
OVA1988発売60分

萩尾望都・大島弓子・竹宮惠子とともに24年組と呼ばれる漫画家の代表的な一人。
耽美派代表作『日出処の天子』、衝撃的『天人唐草』、バレエ漫画『舞姫 テレプシコーラ』など名作多数。
病気療養のため東京から北海道に来た忍海 爵(おしぬみじゃっく)は妖精王の第一従者クーフーリンから、自分が妖精王の生まれ変わりと告げられる。
妖精の国ニンフィデアを魔府の女王「クイーン・マブ」から救うため、鍵となる水の指輪を求め
“魔”周湖(ましゅうこ)へ旅に出る。クーフーリンや子鹿のプックに助けられ、ニンフィデアで古今東西の妖魔に出会いながら、爵は成長して行く。

内藤美和@NAITOMiwa

反対に夜になる情景を絵にしたもので印象的なのが山岸凉子の『妖精王』の一場面。夜の精みたいなのが闇のベールを空にかけていくんだよね。『妖精王』は山岸凉子の象徴主義的な絵が存分に発揮されていたのぉ。
あのシーンは本当にきれいでした

ミミリー@usaginomimily

山岸凉子「妖精王」の愛蔵版的なものを見つけて思わず買ってしまった。この頃の絵が一番好き。今も作品自体は凄いけど、美しい絵を眺める楽しみは得られないのが残念。

スープ@soup_7272

山岸涼子先生の『妖精王』を読み返したくなった RT @rakuen_rakuen 冬の摩周湖(北海道) twitpic.com/byf8us
綿の国星 大島 弓子
1978~1987
単行本全7巻 文庫版全4巻
映画1984公開92分 DVD2004発売

24年組の一人。1970~1980年代の少女感性の担い手。
少女の姿に擬人化した捨て猫チビ猫は、悩める予備校生の時夫に拾われ時夫の家で飼われる事になる。時夫に恋し自分はいつか人間になると信じるが、時夫は女の子に恋していて、美猫のラフィエルから猫は人間にはなれないと告げられる。チビ猫と周囲の人間や猫たちの織りなすガラス細工の世界。

タイトルの「綿(わた)の国」とは、美しい銀猫のラフィエルの台詞にある架空の国。「まっしろで 身も心もしずみこむようなすてきなかおりがする一面の綿の野 そしてそこには目もさめるような美しい猫のお姫様がいて たどりつくとやさしく接吻してくれるんだとさ」
Amazon.co.jp: 綿の国星 (第1巻) (白泉社文庫): 大島 弓子: 本

五代 文彦@fumihiko_godai

綿の国星 漫画文庫 全4巻 完結セット (白泉社文庫) 大島 弓子 amazon.co.jp/dp/B005IW5UXM/… @AmazonJP
ネコミミ&擬人化の元祖。知る人ぞ知る先駆的作品です。日本人として目を通しておくべき極めて貴重な歴史的文献です。アニメ版のDVDも買っちゃったよ…。

森奈津子@MORI_Natsuko

大島弓子「綿の国星」で生まれて初めて猫耳少女を目にしてその愛らしさに感動した我々の世代は、幸運だったと思う。猫耳少女キャラに満ち満ちた今の社会に生きる若者たちは、あの新鮮な感動をもう味わえないのだから。
「綿の国星」読むの何年ぶりだろう 大島先生の作品って歳を重ねるごとに読むときの受け取る感覚が変わっていく気がするなあ
フィアリーブルーの伝説 中山星香
1982~1983
単行本全2巻 文庫版全1巻

1980~90年代ファンタジーの代表手。
『花冠の竜の国』や『妖精国(アルフヘイム)の騎士』シリーズも有名。
銀青色(フィアリーブルー)の鳥は人間の手でさわったら死んでしまうーー。
銀青色(フィアリーブルー)の髪の人々は白鷹に乗り空を駆ける。彼らは鳥の民とよばれ長命・繊弱で森の頂上の銀の都に住んでいた。
闇色の髪と瞳を持つ人々は森を愛し森の都を築いていた。彼らは森の民と呼ばれ短命・頑健だった。
幼い森の民の王子アイオンは母親を鳥の民に殺され、鳥の民の美しい皇女リンに引き取られ銀の都で育てられる。白鷹騎士として逞しく成長したアイオンに、リンは森の民の都へ行く事を命じる。大寒期が来て森は死滅する、その前に鳥の民と森の民の対立を収め、団結して南下するためだった。

藍羽@kanzaki_aiha

@G_AKB 人と人外と言うか短命種と長命種なんですが…中山星香さん著書「フィアリーブルーの伝説」 杉浦志保さん著書「氷の魔物の物語」 もしご存知だったら申し訳ないです(>_<)

モーフ@83luster

やや寒い時代、もうすぐ氷河期がくる。もう中山星香のフィアリーブルーの伝説しか浮かばない。

読書メーター@bookmeter

【銀青色(フィアリーブルー)の伝説 (双葉文庫―名作シリーズ)】美しく、哀しい物語。主人公達が、哀しく、強く、魅力的でした。北欧神話の香がするファンタジー。 http://book.akahoshitakuya.com/b/457572100X
ダークグリーン 佐々木淳子
1983~1988
単行本全10巻 文庫版全5巻

1980~90年代SFの名手による名作。アニメや映画での映像化をぜひ観たいのに実現されていない。
世界中で、人々がR-ドリームと呼ばれる夢から覚めない謎の現象が起こっていた。R-ドリームでは様々なものに変化する侵略者ゼルと戦い続けなければならず、R-ドリームをさまよう人間は、現実では植物人間となり、R-ドリームでの死は、現実での死となる。
美大浪人生・西荻北斗は、最強とうたわれながら現実の自分の姿を知らない少年リュオン、金色の肌の少女ミュロウらと共に、R-ドリームの謎に迫る。

今なお至高の名作。佐々木淳子/ダークグリーン。ガンツよりもマトリックスよりも早く世に出た早すぎた作品。今だからこそ再評価して欲しいね。キャラ萌え要素も満載だし。w ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%80…

zizy@zbgreen

SF好きになるのに影響受けたのは、萩尾望都ももちろんだけど、最初は佐々木淳子の那由他、そして、ダークグリーンだったと思う。小学生の自分に、那由他の衝撃とんでもなかった。そして、何十年ぶりに、読み返そう。

ぐるぐるうづまき@guruguruuzumaki

植物学を志し、光合成の研究者にまでなったのは、実は「グリーン・レクイエム」がかなり大きな影響を与えていたりする。あと佐々木淳子の「ダークグリーン」も。
ムーン・ライティング 三原順
1984~1986
単行本全2巻 文庫版全1巻

1975~1981連載のさまよう子供四人衆『はみだしっ子』で人気を博した。太い描線や濃い絵柄で好悪が分かれるかもしれないが、小説並の緻密な構成と深い心理描写で、作品としての密度の高さは随一。
美食家でレストランを経営する友人トマスから手紙で助けを求められ、D.D.は邸を訪れる。デスクに座っていたのは豚。父の死を契機に変身するようになったトマスは、憧れの祖父の様な狼男にはなれず、みじめな豚になる自分に厭世していた。トマスを豚泥棒と勘違いしている養豚場経営のロビンスは、トマスの使用人の密告で邸を襲撃する。D.D.と豚になったトマスは車で逃げるが、使用人にブレーキを細工されていたため谷底へ転落してしまう。
D.D.とトマスの少年時代・D.D.の実の父親探しを詳細な心理描写でつづった『Sons』は、『ムーン・ライティング』の続編。

Garyo@whimsin

【ムーン・ライティング (白泉社文庫)】狼男の孫は「狼」男にはなれなかつた。どこまで笑つていいのか… http://book.akahoshitakuya.com/cmt/3297329

山崎まどか@romanticaugogo

少なくとも十五年くらい前までは「ジョン・キューザックとジュード・ロウで『ムーン・ライティング』シリーズを映画化すればこの素晴らしい漫画家の人気は世界規模になるはずだ」と夢見ていたな。
いきなり変則技だが先に書かれた「ムーン・ライティング」とその後に書かれた主人公たちの子供時代「SONS」by 三原順 “@tricken: ゆるぼ:『ベルセルク』黄金時代篇や大奥「没日録」篇に類する、過去篇のやたら長い(でもそれがプラスの影響を及ぼしている)マンガ”
UNDER 森脇真末味
1990〜1992
単行本全2巻 文庫版全1巻

冷ややかでシニカルな視点・抽象性がやや山岸凉子と似ている森脇真末味のSF佳作。
短編でも名作がいくつもある。
南極の居住区で連続殺人がおき、少女ノヴァの義兄サラエが捕まる。サラエの身体は歯は矯正済み、目は見えないなど常人と異なっていて、サラエとそっくりの野生児のような男ドギーの存在とあわせて疑惑を抱いたノヴァは、義兄の背景を調べ始める。
ドギーがパパと呼ぶ中央政府の高官、圭は事故死した両親の航空機に載っていたコンピュータから聞こえる声、”ルシファー”の指示どおり政府を動かしていた。

“@HKmoviefan: 「UNDER」 森脇真末味 #今の若者は知らない少女マンガ 「ブレードランナー」にも通じるSFテイストがよかった。単行本1冊だと思ってたら続編があったと随分後に知った!”

みかこ@lummeiwar

森脇真末味さんのwikiみたら日本の漫画家・小説家ってなってたんだけど、小説の作品名がひっかからないでござるぐぬぬ UNDER以降まんがも見かけないけども、新作読みたいなーそんで心を思うさま抉られたいわー
キララのキ 岩館真理子
1996~1998
単行本全4巻 蔵書版全3巻

少女感性の具現者岩館真理子さんの、人形にまつわるサイコファンタジー。
義母とうまく行かない少女十秋は、六年前に死んだはずの同級生キララを木の上に見つける。キララは元気で木登りのうまい転入生で、人形に埋まった家で暮らしていたが、十秋がお気に入りの泣きぼくろのある美しい人形をキララの家の屋上から投げ捨てた時、木に掛かった人形を取ろうとして、落ちてしまう。
一方少年亘の家に木箱に入って宅配便でやってきたキララは、泣きぼくろのある亘の母を「ママ」と呼び、十秋や十秋の義母の前にあらわれては二人を幻惑する。

久谷雉@kijipongpart2

岩館真理子の『キララのキ』を読み返してみたいここ数日。昔、木のてっぺんから突き落としたはずの同級生の幻影(?)につきまとわれる少女の話。ヤングユーが初出だったとはとても信じられないくらい、おそろしく複雑な構成。商業誌でよくこんな作品を連載したよな。。。

高橋栄樹@eikitakahashi

岩館真理子さんのマンガ『キララのキ』再読。相当影響受けたはずなんだけど、今もってこのマンガのストーリーが分からない。そんなとこも影響受けたのかも。

草冠に西@cuervo9

岩館真理子の「キララのキ」が、あの実のお父さんが描けていないなんて批判に晒されたこともあるんだよなあ。あれは空虚な中心なんだから描かなくていいどころか描いちゃダメなんだってば
CLOVER CLAMP
1997~1999
大判単行本4巻 未完
映画1999公開5分 DVD2007発売

大ヒットメーカーCLAMPの90年代のファンタジー作品。作画が繊細・美麗。
クローバーとは、魔法を使える子供の呼称。”一葉” ”二葉” ”三つ葉” ”四つ葉”が存在し、能力が高くなるほど葉数の多いクローバーの入れ墨を身体に入れられる。一巻で一人クローバーがクローズアップされる。
一人しかいない”四つ葉”であるスウは、高い能力を利用されることを厭われ、機械人形に囲まれ孤独に暮らしていた。孤独に暮らすより、たった1つの望みを叶えて幸せになりたいと願うスウは、元軍人の和彦に妖精遊園地に連れて行ってほしいと頼む。

1★ 「CLOVER」CLAMP/ はじめて漫画読んで泣いた作品でした。好要素の色々はCLAMP先生から来てるなあって思うわ〜機械とか少女とか対とか‼詞のような、世界観の空想を掻き立てる漫画
#rtされた分だけ好きな漫画を公表 pic.twitter.com/rgFjunjUGS

donodi@donodi

CLAMPは雰囲気作りはうまいけど最後のまとめ方ががっかり、というのが多い。でもCLOVERはその雰囲気作りのうまさを最大限に生かした詩的で美しい作品。CLAMP最高傑作じゃないかな

しろん@radical_sheep

余白の使い方で一番衝撃を受けたのはCLAMP先生のCLOVERでした。原稿用紙1枚への描画面積が小さい!でもそれが「間」や「演出」を読者に「自由」に想像させてくれる効果をもたらした。
秘密 清水玲子
1999~2012
大判単行本全12巻
TVアニメ2008放映 DVD2008発売 全9巻

1980~90年代のSF作家。本作は設定はSFですがサスペンスよりで、やや条件に該当してないと思いますが、他作品が紹介し尽くされてるので。攻殻やCSIや他のアメリカンドラマシリーズがチラチラする作品(笑)
2060年、警察は死体から取り出した脳にある情報を再現することで可能な捜査、「MRI捜査」を行い、犯罪者の検挙に務めていた。「MRI捜査」を行う「科学警察研究所 法医第九研究室」、「第九」を舞台に、様々な事件と捜査官同士の関係を描く。

清水玲子の「秘密」を連想してしまった→睡眠中の夢見えた!世界初、脳活動を解析 国際電気通信研 – MSN産経west “「夢の内容を客観的に、高精度で推定できる仕組みを構築できた。想像や幻覚の解読にも使える」” on-msn.com/17gkUi2
今年のベスト10.「秘密」清水玲子 悲惨な話が延々と続くのでもう読むのはやめようと思うが新刊が出る度に買ってしまう。犯罪被害者の脳から記憶データを取り出し捜査する話の前例はいくつもあったがもうこの漫画がスタンダードになってしまった。私にとっては。 #manga_b

桜井 青@ao_sakurai

『秘密』清水玲子 全12巻

本当に素晴らしい作品です。
最後まで明確にされない言葉と真意。朝からBLに殺された。
(꒪.̸̸̸̸̸̸̸̸̸̸̸̸̸̸̸̸̸̸̸̸̸̸̸̸̨̨̨̨̨̨̨̨̨̨̨̨.̸̸̨̨꒪ ) 

バルバラ異界 萩尾望都
2002~2005
単行本全4巻 文庫版全3巻

24年組の大御所。SF・ファンタジーは『ポーの一族』『11人いる!』『スターレッド』『マージナル』多々ありますが近作を。
2052年、渡会時夫は夢先案内人として研究所で眠り続ける少女、青羽の夢に入る仕事を依頼される。青羽は父親が心臓をえぐられて殺される事件以来、7年間眠り続けていた。時夫は青羽の夢の中に入り、バルバラという世界で不老不死の住民たちが生きている事、住民が自殺すると、その心臓を食べて生きている者が記憶を受け継ぐ事を知る。
一方時夫の息子キリヤは、度々霊体のような青羽の訪問を受けていた。
“『バルバラ異界』はちょっとごちゃごちゃになってしまって、着地点をどうしようとか言いながら描いてました。” 下記インタビューより そうだったんだ‥
http://matogrosso.jp/sf/sf-03.html

マリ@strange_deck

SFに興味が出たこともあり、萩尾望都『バルバラ異界』読んでます。これ、10年以上前の作品なのね。符合を重ね、現実を浸食するゆめ。「現実」が相対化されていく感じ?

ひとひら@allenemy

心理学的に「神様のような絶対者」って親のことなんだそうだけれど、「訪問者/トーマ」で絶対のものは崩れかけてるし、残酷な神ではぼろぼろに崩れてるし、バルバラ異界だと逆に一周回ってただの人間(対等な個人)になってるのが、なんというか年月って面白いなあと思います。
久々に萩尾望都「マージナル」を読み返した。ずっと、死にかけた惑星の両性具有者の恋愛を下敷きにしたジェンダー実験だと思ってたけど、「残酷な神が支配する」や「メッシュ」、「バルバラ異界」と同じ、親の支配から解放される子どもの再生の物語だった。やっぱり萩尾望都はすごいなあ。

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2014年01月29日