沖ノ鳥島の南東約700キロ・メートルの海底でゴジラ発見!

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沖ノ鳥島の南東約700キロ・メートルの海底で、地下のマントルが露出した世界最大のドーム状の岩塊が発見されたそうです。岩塊は東京都の面積の3倍程度の大きさで、その巨大さから「ゴジラ・メガムリオン(巨大な棒状の岩)」と命名されました。何がすごいのか?まとめてみました。

● ゴジラ・メガムリオン

● 地球の構造は?

地球の内部は、層構造をもっています。外側から地殻、マントル、核となっています。
地球のからくり

地殻は花(か)こう岩と玄武岩(げんぶがん)で、マントルはかんらん岩、核は金属の鉄でできています。
地球のからくり

● マントルとは?

地殻の下には、岩石の層が厚くつづきます。地球の表面から2,900キロメートルまではマントルとよばれます。
地球のからくり

マントルは圧力や構成成分の違いによって上から、「上部マントル」「マントル遷移層」「下部マントル」に分かれます
地震波で地球の内部を探る — SPring-8 Web Site

マントルは地殻より深いところにあります。このような深いところの岩石は普通は地表ではみられません。
地球のからくり

● 表に出てこないマントルは、どのように調べる?

地球科学の研究者たちは、地震波の速度を測ることによって地球の内部構造を詳しく知ろうとしています。
地震波で地球の内部を探る — SPring-8 Web Site

地殻がめくり上がり、マントルの岩石が地表に顔をだすことがあります。マントルの状態を連続的に調べられる非常によい材料となります。
地球のからくり

● ということで、ゴジラ・メガムリオンは・・・

通常は直接観察できないマントルを見るための「のぞき窓」として、地球内部の仕組みの解明に役立つと期待される
マントル「のぞき窓」海底で発見、名はゴジラ (読売新聞) – Yahoo!ニュース

マントルは有用金属や宝石になる鉱物を含むため、新たな海底資源として注目されている
マントル「のぞき窓」海底で発見、名はゴジラ (読売新聞) – Yahoo!ニュース

https://matome.naver.jp/odai/2138979325920431501
2014年01月17日