LGBT、セクマイって何? 基本から当事者の気持ち、お助け情報、おすすめの本も

donamon
学校で学べない、知ってるつもりで不正確な情報だらけの性の多様性について学べたり、セクシャルマイノリティ、LGBT当事者にとっても便利なサイト、法人。より生きやすい社会へ日本の現状を変えようという団体まとめ。より詳しく知りたい人のための本の紹介も。較的新しいものを中心に。

1.LBGT基礎知識編

①バラバラに、ともに。  -多様性に開かれた社会づくり-


https://matome.naver.jp/odai/2138967531848401601/2141119432856278303
「みんな同じで安心」よりも、「みんな違っていても安心」へ。
LGBTの基礎知識やどんな困難に直面しているか、子供たちのための環境の作り方などとても実践的。

LGBT教材や当事者団体、悩み相談などへのリンクも。

LGBTとはなにか、同性愛と性同一性障害、トランスジェンダーの違い、単語説明、どう接すればいいのかなど、簡潔に解説

「「ホモネタ」企画に盛り上がる同級生の姿を前に、少なくないLGBT当事者の学生やその友人たちは凍りついている。ある学生は、「どこまでバカにされるんだろう。楽しいはずの学園祭で、自分の学校が嫌いになっちゃうなんて悲しいよね」と、残念そうに話す」

②NHKオンライン | 虹色 – LGBT特設サイト


https://matome.naver.jp/odai/2138967531848401601/2141119472156867403
NHK教育テレビの番組「ハートをつなごう」から生まれた、多様な性について考えるサイト
応援メッセージや、コラム、漫画、相談機関へのリンク等あります

番組では随時、皆様の体験談や悩み、意見などを募集しています。

番組情報、相談機関や当事者の体験談、感想を書けるカキコミ版へのリンクがあります

③すこたんソーシャルサービル  -1994年からあるサイトです-

マスコミにより同性愛者についての歪められたイメージが作られています

④レインボー金沢 -地域密着型の交流会-

便利な教材などの資料満。保護者や教師の方、是非ご活用ください

2.イベント編

GWにぜひ
2015年もゴールデンウィーク期間中に行われます。
プライドパレードや講演会、交流会、マラソンや映画上映会など様々なイベントが。

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東京以外にも全国各地でいろんな団体がいろんな時期にパレードを行っています(大阪、名古屋、沖縄、青森など)。twitterアカウントあり

3.コミュニティスペース編

特定非営利活動法人SHIPは、

・セクシュアルマイノリティの人々が、自分らしく心身共に
健康に暮らせる社会
・多様性が尊重される社会の実現
を目指してさまざまな活動を行っています。

twitterアカウントあり

サイトから寄付もできます。寄付は活動の維持にとても重要です。詳しくはサイトまで。

横浜にあるLGBTのためのコミュニティセンターです。 学校帰り、仕事帰り、買い物帰りに気軽に立ち寄って、おしゃべりしたり、本を読んだり、リラックスできる場所として利用できます。

SHIPが提供する性的マイノリティ理解のためのリーフレットです。webで読めます


https://matome.naver.jp/odai/2138967531848401601/2141119523757248903
性的少数者の人権啓発NPO。 Q&Aや基礎知識、イベント情報等(かなり)盛り沢山

レインボープライド愛媛が運営する、LGBTをはじめ様々な性的マイノリティの仲間たちが気兼ねなく集まれる常設の居場所です

4.LGBTと結婚、子育てに関する団体

同性婚にまつわる誤解などについて回答します


https://matome.naver.jp/odai/2138967531848401601/2141119699159061803
ネット署名もしています
EMA(いーま)は、日本でも同性結婚が認められる平等な社会作りを目指します。EMA Japan advocates for legal recognition of same-sex marriage in Japan!

サイト上での署名活動もしています
twitterアカウントあり


https://matome.naver.jp/odai/2138967531848401601/2141119540057434303
「特別配偶者法」を創設し、同性同士が不安なく家族としての生活を営める社会の実現を目指す団体。

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同性間パートナーシップをめぐる日本の法制度や生活上の問題についての説明。必見です。

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「日本では、同性愛者は無視されている」今の日本は(当時のアメリカよりも)遅れているのではないか
性的マイノリティ「LGBT」が「親になる」ために必要なことは――弁護士らが考えた

映画「チョコレートドーナツ」試写会とシンポジウムにて。日本の現状は35年前のアメリカよりも遅れていると指摘


https://matome.naver.jp/odai/2138967531848401601/2141119661058557103
本来、愛は自由かつ平等なもの
結婚式を挙げたい方へ。
ウエディングプランニングおよびLGBTにフレンドリーな弁護士、行政書士の紹介による法律面でのライフサポート等を行います

twitterアカウントあり

5.LGBTと職場、学校編 -LGBTは日本人口の約5%、20人に1人-

①虹色ダイバーシティ 性的マイノリティが生き生きと働ける職場へ

性的少数者は「いない」のではなく、「周囲に伝えていない」または「伝えられるような雰囲気ではない」のです
「虹色ダイバーシティ」は、性的マイノリティがいきいきと働ける職場づくりをめざして、調査・講演活動、コンサルティング事業等を行っているNPO法人です。

特に企業や行政機関への講演、研修会等を請け負っています。 twitterアカウントあり

虹色ダイバーシティのアンケート調査から見えた分析

②性と生を考える会

学校の中にも多様な性を生きる子どもがいますが、その存在や苦悩は、必ずしも認識されていません


https://matome.naver.jp/odai/2138967531848401601/2141119777459735003
改訂版ができました!
「子供たちにLGBTについて教えたい!当事者生徒のサポートをしたい!でもどうすればいいかわからない、、」そんな方のための冊子です。

当事者の生徒が日々の学校生活で困ること、カムアウト、家族のこと、将来のことなどLGBTと学校に関する課題と対応が網羅されています。

教職員だけでなく、すべての方に

③ReBit -少しずつ、を何度でも


https://matome.naver.jp/odai/2138967531848401601/2141691974985667803
ReBit は LGBT を含めた全ての子どもがありのままの自分でオトナになれる社会を目指します
教育機関への出張授業(現在まで約100回、1万人以上に向け授業・研修を開催)やLGBT成人式、就活に不安を抱くLGBTのためのキャリア学習会などを実施

LGBT問題を切り口として個人の意識を変え、 また他者の意識を 変えられる個人を創出し、『互いの違いを受け入れあえる社会』を次世代に創ります
ReBitがめざすもの | 特定非営利活動法人 ReBit

④ ゲイリーマンのカミングアウト的思考/日常会話に溢れる嘲笑

ゲイのサラリーマンとして長年務めている方のブログ。LGBTに関する取り組みやニュースを取り上げています。

学校でも、職場でも
性的マイノリティに関すること、特に同性愛ネタは
恰好のお笑いネタであり、嘲笑してよい話とされているのです。
ゲイリーマンのカミングアウト的思考 – Yahoo!ブログ

クラスに1,2名はいるだろうLGBTの生徒は、黙ってその様子を見て 自分に向けられることの無いよう、その場をしのいでいる
ゲイリーマンのカミングアウト的思考 – Yahoo!ブログ

タブー扱いすることで、いじめの根を肯定しています。
笑い話に冷や水を浴びせるのは空気を読めない人間だとして、同性愛ネタを茶化す空気を止められないでいます。
ゲイリーマンのカミングアウト的思考 – Yahoo!ブログ

LGBTの子ども達は、異端視、否定、揶揄や嫌悪される存在として学齢期を過ごすのではなく、LGBTであることを多様な在り方のひとつと捉えて生活できるような環境を望んでいます
http://health-issue.jp/teachers_lgbt_survey.pdf

子供の”将来を変える”先生の言葉があります。約6000人の教員によるLGBT意識調査から

⑤ストップいじめ!ナビ  学校でのいじめをなくすために

見逃されがちな性的マイノリティへのいじめ対策紹介。より詳しく知りたい人のための書籍、授業で使えるDVD等の紹介も

⑥ハートをつなごう学校 LGBTの子供たちへ向けた応援メッセージ

「このハートをつなごう学校は、みんなにLGBTのことを知ってもらうために作られました。
そして何より、自分がLGBTかもしれないと誰にも打ち明けられず、
一人で悩んでいるキミに、沢山の仲間がいることを知ってもらおうと思って作りました。」

⑦Rainbow College  より良い学生生活へ

大学などでLGBTサークルが増えてきました。このサイトは「うちでもセクマイサークルを作りたいけど、何から手を付けていいかわからない」「維持継続が不安」そんな人のためのHow Toサイトです。


https://matome.naver.jp/odai/2138967531848401601/2141156271265683403
各大学のサークルが参加している   ネットワーク
長く続いているサークルからの貴重なアドバイスです。

「「LGBT」といわれる性的少数者のサークルが全国の大学で続々と誕生している。本人たちが悩みを語り合うだけでなく、当事者でない人とのつながりを広げる活動も増え始めた。「居場所」づくりから「発信」へ。」

6.映画祭  青森や愛媛で開催する映画祭もあります

東京・青山のスパイラルホールなどで行われる
日本最大級のセクシュアリティをテーマにした映画祭。ここでしか見られない国内外の映画がたくさんあります。

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大阪、京都などで上映される映画祭
他の映画祭では見られない作品も多数
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7.政策提言、老後支援、その他

①LGBT法連合会  6団体による連合会

正式名称「性的指向および性自認等により困難を抱えている当事者等に対する法整備のための全国連合会」


https://matome.naver.jp/odai/2138967531848401601/2143011548632831103
性的指向および性自認等により困難を抱えている当事者等に対する法整備、を目的としています
性別や人種、宗教による差別が禁じられているように、性的指向や性自認による差別の防止、禁止へ。

そのための 政策提言や法案の策定、学習会の実施などを行っています。

このまとめにも取り上げた複数の団体による連合会です。賛同団体も募集しています。

性的指向および性自認を理由とする私たちが社会で直面する困難のリスト

学校、就職、医療等、当事者が日本で直面する困難について理解を深めるための記事が載っています


https://matome.naver.jp/odai/2138967531848401601/2141119582757868603
性的マイノリティの視点を包括した自殺対策(=生きる支援)に取組む
LGBTの子ども、若者に対するいじめ対策、自殺対策(=生きる支援)などについて取り組みをしている。

LGBT当事者が抱えている政策的課題を可視化し、政治家や行政に対して適切な提言をしていくことによって問題の解決を目指します

人格が無視され「ホモ」がネタとして消費されている現状の問題についても

視聴率稼ぎという視点だけでLGBT当事者を利用していて、利用されているLGBT当事者への悪影響を全く考えていない。大人の偏見にも繋がっていく
レズビアンのタレント、牧村朝子さんと対談「”キャラ化”されるLGBT~いじめ実態調査から考える

③NPO法人パープル・ハンズ 生活者の視点から遺産相続や入院時の安心を

同性婚ができない日本ではパートナーが法的に「家族」として認められないため、そのままでは配偶者の入院時や相続の際に様々な障害が発生します。そこでパープルハンズは現状の制度を利用して当事者の安心を確保するお手伝いをします

性的マイノリティの視点からニュースをチェック

同性婚ができない現状ではパートナーが法的に「家族」として認められず、それにより住居の相続や急病時のパートナーとの面会などで大変な問題が生じます。そこで「任意後見契約」などの現状の制度を使って安心できる方法を紹介。

NPOパネル展では、メンバーに、「高齢期のセクマイが困ること」をイラストで描いてもらいました。ほのぼのイラストだけど、じつは切実……。 pic.twitter.com/9F0OzQrBya

④LGBTの家族や友人による会

あなたがカミングアウトされた人なら

おすすめの本をいくつか

「LGBTの子どもたちにとって、日常生活の中にもたくさんのつらい場面や不安な要素があります。そんな時、身近に一人でも相談できると 思える人がいることが何よりも力になります。 教育に携わる人はもちろん、子どもとかかわる すべての大人に読んでもらいたい1冊です」(紹介文より) 当事者の声が多く掲載されています。

「聞きたいけど聞けなかった素朴な疑問集、同性愛者に出会ったらどうすればいい? 社会的な差別とどう向きあうか? 法的な差別をどう変えるか? 当事者からの質問などなど、わかりやすいQ&A形式でお答えします」痒いところに手が届くQ&A形式で読みやすい

日本の問題点・課題が貴重な最新のデータとともに網羅されています。基礎知識から日本における婚姻、教育現場の現状、カミングアウトと自殺の問題など。また世界における権利の現状も。まだまだ日本国内の統計データが少ない中、主に日本で実施された最新調査データをまとめた貴重な本。リンク先で購入可能

パリで国際同性婚をした牧村さんの本。「同性愛者は“少数派”です。しかし、決して“少数”ではありません。自身が同性愛者であることを公表する人も増え、セクシュアルマイノリティの知識は、現代人の基礎教養となりつつあります」親しみやすいタイトルに対して中身は本格的内容です。よくある誤解や偏見もデータで解きほぐします。

「日本は同性愛者に寛容というのは本当だろうか。なぜ「見えない」存在なのか」(紹介文より)日本で実際に起こった複数の事件を題材に日本社会に何気ない日常にも染み付く異性愛主義とホモフォビアを鋭く書きだす。男性同性愛者から見た現代日本社会論。分厚くないので読みやすい。日本は同性愛者に寛容な国でしょ?と思う人へ

わたしは男? それとも女? 「性分化疾患」と「性同一性障害」。男と女、生まれたときに性別は決まっている――そう疑わない社会で、誰にも言えない苦しみを抱える当事者たち。

日本で初めて「性同一性障害」であることを公表して世田谷区議会議員選挙に立候補し、当選した上川あやさんによる初めてのエッセイ集

LGBTは約20人にひとり、とういことはもちろん職場にもLGBTがいます。会ったことない? それはほとんどのLGBTがそのことを隠さざるを得ない差別や偏見が日本の職場にあるからです。そしてそのことが社員の生産性、職場の生産性を低下させています。いったい何に困っているのか、何を改善すればいいのか、実践例とともに解説。ダイバーシティを実現させるために。

同性愛者のライフプランは、持ち家、保険、老後などなど、いろんなところで「男女夫婦・子どもあり」とはちょっと違う。(中略)そんなゲイたちの疑問に、長年ゲイのエイジング問題を追いかけてきたライターでFPの著者が答えます。セクシュアリティを 超えて、シングルや非法律婚カップルのライフプランニングにも最適な一冊(紹介文より)

前半は家族へのカミングアウトや同性愛者として感じてきたことなど、作者のライフヒストリー。そして後半は法律問題や憲法24条や婚姻制度の考察、なぜ同性婚が必要とされているかなどについて、現役弁護士のゲイカップルが論じます。「「同性愛者の知り合いが一人もいない」「今まで同性愛者に会ったことがない」という人にこそ、この本を手にとってもらいたい」

経済から見たLGBT、当たり前ですが労働者の中にも消費者の中にもLGBTはいます。企業の取り組みなども紹介。価値のある100円の電子書籍

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同性婚阻止しようとする日本の保守政治家の存在

https://matome.naver.jp/odai/2138967531848401601
2015年08月20日