美ら海水族館の巨大水槽を支える日本の技術力が凄かった

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旅行で沖縄へ行く人の多くが訪れる、沖縄美ら海水族館。その目玉はなんといってもジンベイザメが悠々と泳ぐ巨大水槽「黒潮の海」。実はその巨大水槽を実現するのには、日本のものすごい技術力が背景にあったのです。

沖縄美ら海水族館

沖縄本島北西部の本部半島備瀬崎近くにある国営沖縄記念公園・海洋博覧会地区(海洋博公園)内の水族館
沖縄美ら海水族館 – Wikipedia

沖縄の海をそのまま切り取つたようなダイナミックな世界が広がる水族館。
沖縄美ら海水族館|おきなわ物語|沖縄観光情報WEBサイト

美ら海水族館

ジンベイザメが悠々と泳ぐ巨大水槽

黒潮の流れの中に生きる大型のサメやエイ類、回遊魚などを展示している水槽「黒潮の海」
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ジンベエザメやマンタが目の前を泳ぐ姿を見ることができます。
沖縄美ら海水族館

水族館の1階から2階を貫く「黒潮の海」水槽は、長さ35m×幅27m、深さ10m、水量7,500m³で世界でも有数の大きさを誇る。
沖縄美ら海水族館 – Wikipedia

ギネスブック公認の世界最大のアクリルパネル
【沖縄復帰・3 】世界に誇る日本の匠の技(世界最大・日プラの水槽) : 私達の愛する国 日本よ永遠に Japan Forever

その後、2008年(平成20年)10月にオープンしたドバイ水族館アクエリアムのアクリルパネルが記録を更新した。

水槽の巨大な窓は、高さ8.2メートル、幅22.5メートル、厚さ60センチメートルで、7,500トンの水量をせき止めている。
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世界最大の魚類であるジンベエザメの全身を1枚の大きなパネルを通してお客さんに見てもらいたかった
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全長10メートルのジンベイザメや人気者のマンタがゆったり泳ぐ子どもたちの夢空間”を支えるのは、アクリル板を接着する高度な技術力
沖縄美ら海水族館、巨大水槽に職人の技/香川・日プラ社 – 琉球新報 – 沖縄の新聞、地域のニュース

黒潮の海

巨大な水槽は難しいらしい

水圧などによる経年劣化でアクリルパネルに歪みが生じる恐れがある
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アクリルパネルの大きさ

実は一枚板ではなく、何枚もつなぎ合わされている

高さ8.5メートル、幅3.5メートルのこのようなパネル7枚を接着
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大きなプロックで接いであるのですが、一枚の大きなアクリルパネルに見える
沖縄美ら海水族館の水槽 – 建築と柴犬と良いこと一言日記 – Yahoo!ブログ

繋ぎ合わせるだけのアクリルパネル

つなぎ目はよく注意しなければ見えない

同社が開発する水族館用の巨大パネルは、つなぎめが見えないことが大きな特長になっている。
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水槽の中が暗い時にはパネルの継ぎ目が縦に何本も白く見えて良く分かります。
沖縄美ら海水族館/海洋博記念公園

ノウハウがいかんなく発揮され、一本の柱もなく7500tの水圧に耐える巨大な窓が完成した。
水族館の概念を変えた巨大アクリルパネル製作技術 – 第1回受賞者 過去の受賞:第5回ものづくり日本大賞

何枚も貼り合わせているようには見えない

このすごい技術は世界へ

日プラは米国、中国、韓国、中東など各国で大型水槽を受注している。
沖縄美ら海水族館、巨大水槽に職人の技/香川・日プラ社 – 琉球新報 – 沖縄の新聞、地域のニュース

同社のアクリルパネルの製造技術は、実に世界50カ国近くの水族館で発揮されている。
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ドバイ・アクアリウムの巨大水槽
https://matome.naver.jp/odai/2138944212012118401
2014年01月11日