世界衝撃!生きたダイオウイカが水揚げされた!

alexandrite28
生きたダイオウイカが世界初として撮影されたことが話題になりましたが、今回、生きた状態で水揚げされました。二度も快挙を成し遂げた日本。

新潟県の地元漁業関係者も驚いた…

佐渡島東部の両津湾に設置した定置網の中で泳いでいるのを地元の漁師が発見。
佐渡で4メートルのダイオウイカ発見:社会:スポーツ報知

定置網にかかっていたのは、なんと全長約4メートルの巨大イカ。
全長4m!生きた「ダイオウイカ」定置網に 新潟

国立科学博物館(東京)の専門家に照会し、雌のダイオウイカと確認した。

新潟県海洋水産研究所の片岡哲夫副所長は「死骸が浜に打ち上げられることはあるが、生きているのは珍しい」と驚いている。
佐渡で4メートルのダイオウイカ発見:社会:スポーツ報知

しかし、水揚げ後には死んでしまったそうです。

こちらでは生きた状態のダイオウイカが撮影されています。

定置網漁とは
魚の通り道に網をはってかかるのを待つ漁の事。

実はダイオウイカの水揚げは年に数回程あるらしい…

水揚げされると、どこでもこの風景が見られます。

漁協職員が「売り物にならないものを持ってこられても困る」と漁師に返還したこともある。
氷見に3・5メートル!ダイオウイカ水揚げも購入者現れず — スポニチ Sponichi Annex 社会

もの珍しさはあるけど、誰も買い取りたくないんですね…

アンモニア臭が強く食用に適さない。
佐渡でダイオウイカ発見!体長4メートル 定置網の中泳ぐ — スポニチ Sponichi Annex 社会

臭いとなると…美味しいイカのイメージはありません。

アンモニア臭いのは、巨大なイカ類の体組織には浮力を得るための塩化アンモニウムが大量に含まれている為。
ダイオウイカ – Wikipedia

漁師が刺身で食べた経験があるようですが、しょっぱくて食えた代物ではないようです。

ダイオウイカはわからないことだらけ…

世界初、ダイオウイカの泳ぐ姿を撮影できた快挙は記憶に新しい。

これまでの最大記録はノルウェーで採取された胴長5.6m、全長19.8mの個体。ただし、日本沿岸で採取されたものは胴長1.8m、全長6.5mほどと比較的小型で、世界に複数種が存在することが伺える。
ダイオウイカとは (ダイオウイカとは) [単語記事] – ニコニコ大百科

19.8mはでかい…

生態は謎に包まれていて21世紀になるまで生体の捕獲はおろか、画像、映像も撮影されたことがなく、ただ海岸に打ち上がった死体や、マッコウクジラの胃の中から出てくる食べ残しから、生態を推測するにすぎませんでした。
世界の謎と不思議: 世界最大のイカ ダイオウイカ “Giant Squid” 大王烏賊

ほんとつい最近、少しずつわかってきた程度。

ダイオウイカ研究により少しはわかってきた

窪寺 恒己(くぼでら つねみ)先生
日本の海洋生物学者である。学位は水産学博士。

ダイオウイカは水深650~900mの中深層に生息し活発に摂餌していることが確かめられた。
私の研究-国立科学博物館の研究者紹介-

ダイオウイカは世界で1科1属1種。
私の研究-国立科学博物館の研究者紹介-

https://matome.naver.jp/odai/2138918416498587001
2014年01月08日