サンティアゴ巡礼路とは・・・
キリスト教の聖地であるスペイン、ガリシア州のサンティアゴ・デ・コンポステーラへの巡礼路。おもにフランス各地からピレネー山脈を経由しスペイン北部を通る道を指す。
サンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路 – Wikipedia
スペイン ア・コルーニャ サンティアゴ・デ・コンポステーラ
1993年に世界遺産に登録。
サンティアゴ巡礼路:約800km
(多くの人が歩く、スペイン・フランス国境のピレネー山脈からの場合。巡礼路自体は、フランスやイタリアなど、遥か遠くまで続いている)
旅の目的は、人それぞれ!
現在、サンティアゴ・デ・コンポステーラを目指す巡礼者は毎年数万人に上る。
その多くは徒歩で、自転車を使う人もいる。少数ながら中世のように馬やロバを使う人もいる。信仰のためだけでなく、観光やスポーツ、単なる目標達成のために歩く人もいる。
CAMINO | 日本カミーノ・デ・サンティアゴ友の会
この巡礼路はキリスト教徒以外の人にも開かれています。一人ひとりの信者の方の心情は分かり兼ねますが、事務所の話では、信者で無い人がこの証明書をもらうことに対してネガティブな気持ちは無い、とのことです。
CAMINO | 日本カミーノ・デ・サンティアゴ友の会
キリスト教徒じゃなくても旅することが可能。
スペイン語も十分にできず、「1ヶ月以上もひとりで歩くのは寂しいし不安だが、毎回素晴らしい出会いがあるのでやっぱりひとりで来てしまう」
第2回 自分探しの聖地 |
そんなスタンプラリー的な要素も。
旅のスタート地点も人それぞれ!!
体力、日程に合わせて、スタート地点を選ぶことができる
時間(40日くらい)がある人は、サン・ジャン・ピエ・ド・ポーから歩くのがオススメ。全行程780km!
フランス 〒64220 サン=ジャン=ピエ=ド=ポル
時間は無い。でも「巡礼証明書」がほしい場合は、残り100km地点である「ブレア」の町からスタート!
スタート地点決めはリンク先の表を参考に!
巡礼者の一日
巡礼者の朝は早い。日が昇る頃には宿を出る人が多い。
追い抜き際、目が合うと笑顔で挨拶された。
「Buen Camino!(良い巡礼を!)」
これが、この道を歩く人々の合言葉だ。
2日目 合言葉は“ブエン・カミーノ” | None.
世界中から巡礼者が集まる。”Buen Camino!”を合言葉に世界中の人々と交流しよう!
宿泊は巡礼者用の宿泊所『アルベルゲ』に!
予約は必要ないので、疲れたところで泊まることができる。
個人経営、公共経営、教会系の三種類がありますが、一般的に素泊まりのアルベルゲが基本です。値段は一泊平均€5.0。夕食は同じアルベルゲの中のレストランか、近所のレストランで巡礼者用の食事が可能です。値段は€9.0-10.0程度。
質問04、宿泊する巡礼者宿(ジット、アルベルゲ)の特徴は?値段、予約は?|順平の欧州細道紀行
宿泊費があまりかからないので、数十日間の旅でも、費用を抑えられる
宿では巡礼者同士、あるいはオスビタレロと巡礼者の交流が頻繁に行われるようだ。そして今、巡礼者はそのこと自体(他者との交流)により大きな意義を見出している
人は今、なぜ「聖地」へ向かうのか – 田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!
旅の途中には、見どころもたくさん!!
そして、旅の終着点、ゴールのサンティアゴ・デ・コンポステーラへ
この香炉は焚いた香を入れた後、聖堂内を振り子のように振る儀式に使われている。
ボタフメイロ – Wikipedia
ただ歩くだけのサンティアゴ巡礼は長く、キツいだけかもしれません。でも、最後に待ち受けている感動は想像以上のものでした。
「心が洗われる」と話題の100kmサンティアゴ巡礼に行ってきた | 世界新聞