宮崎駿監督「風立ちぬ」が興行収入120億でも赤字のワケとは?

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2013年7月に公開され大ヒットとなったスタジオ・ジブリの宮崎駿監督の「風立ちぬ」。が、興行収入120億円にもなったとされるも、なぜか映画は赤字だと鈴木敏夫プロデューサーが発言。なぜ、そんなことになるのか?アニメ映画の利益構造をまとめました。

・2013年7月に公開された宮崎駿監督の新作映画「風立ちぬ」

宮崎監督の長編アニメ引退宣言もあり、大ヒットとなった「風立ちぬ」

宮崎駿監督の5年ぶりとなる新作映画『風立ちぬ』が2013年7月20日より全国公開
宮崎駿監督の新作『風立ちぬ』は7月20日公開!オフィシャルサイトで発表 – シネマトゥデイ

宮崎駿監督の引退表明&『風立ちぬ』の大ヒットが社会現象を巻き起こした“ジブリイヤー”
“ポスト・ジブリ”が語る『かぐや姫の物語』 「国宝級」「製作費50億でも安い」 | シネマカフェ cinemacafe.net

宮崎駿監督最後の映画作品としても話題を集めている『風立ちぬ』
『風立ちぬ』公開から54日間で興行収入100億円突破!!おめでとうございます! – A la carte

・映画は大ヒットし興行収入は120億円を超える

興行収入が120億円を超える大ヒットに。ちなみに日本映画で100億円を超えたのは8本目。うち5本が宮崎監督作品

宮崎駿監督の最後の映画作品『風立ちぬ』が、7月20日の公開から54日間で観客動員数800万人、興行収入100億円を突破
宮崎駿監督作品『風立ちぬ』が興収100億円突破 『ポニョ』以来5年ぶり快挙 ニュース-ORICON STYLE-

“引退”発表も追い風となり、公開4か月で、興行収入が120億円を突破する大ヒット。現在、今年の映画興行収入ランキング1位
NEWSポストセブン|ジブリ鈴木P『風立ちぬ』『かぐや姫』は2人の監督への退職金

興収100億円突破は、邦画としては2008年7月19日に公開された『崖の上のポニョ』以来、邦洋合わせると2010年7月10日に公開された『トイ・ストーリー3』以来
『風立ちぬ』興収100億円突破!邦画では2008年以来の快挙 – シネマトゥデイ

・が、スタジオ・ジブリの鈴木敏夫プロデューサーが120億円でも映画は赤字だとあかす

鈴木さんは喜んでいない。まだ採算ラインに届いていいないのだという
鈴木P「『風立ちぬ』は100億稼いでも採算ラインに届いてない」|やらおん!

「『風立ちぬ』はお陰様で興行収入が120億円ですが、これだけでは実は採算がとれない」
NEWSポストセブン|ジブリ鈴木P『風立ちぬ』『かぐや姫』は2人の監督への退職金

「おかげさまで120億くらいの大ヒットですけど、それでも赤字なんですよ(笑)」
「いくらあっても使う…」鈴木Pが語る宮崎駿の“金遣い” – ライブドアニュース

・なぜ大ヒットしても赤字になってしまうのか?

▼宮崎駿監督の制作へのお金の使い方がすごい

宮崎駿監督は、プライベートでの贅沢はなく、映画となると惜しみなくお金をかけるという
「いくらあっても使う…」鈴木Pが語る宮崎駿の“金遣い” – ライブドアニュース

「興行成績がすごいといわれるけど、製作費がものすごい。宮崎駿監督はお金の計算はしません」鈴木プロデューサー
7月公開「風立ちぬ」 スタジオジブリプロデューサー・鈴木敏夫さん「宮さんは戦争をどう描くか」 – ヒデ系の瞳

「宮さんなんかひどいんですよ。みんなを集めて『これはすごくお金がかかる作品だ。でも、お金は鈴木さんが錬金術で何とかしてくれるだろう』って。アハハ」鈴木プロデューサー
「いくらあっても使う…」鈴木Pが語る宮崎駿の“金遣い” – ライブドアニュース

▼こだわりからくる製作費の膨張

監督のこだわりから制作費も膨大なものに

ジブリには約300人の社員がいる。これが制作費を押し上げている。製作に時間がかかればかかるほど人件費など製作費が膨らむ
鈴木P「『風立ちぬ』は100億稼いでも採算ラインに届いてない」|やらおん!

「風立ちぬ」約2年掛けて制作しているので、人件費だけでも20億円程度は支出
風立ちぬの製作費はどのぐらいかかっているのでしょう? – Yahoo!知恵袋

「宮崎監督はとにかくこだわりますよ、お芝居には。それでどんどんどんずれていく。当然お金がいっぱいかかる」鈴木プロデューサー
鈴木敏夫が語る、興収100億円を越えても採算ラインに届かないスタジオジブリの実情 « スタジオジブリ非公式情報サイト【ジブリのせかい】 宮崎駿・風立ちぬ・かぐや姫の物語情報

・今後のビデオやテレビ放映権を入れてやっと黒字になるとも

今後、ビデオ化され、テレビ放映などもされることを考えてやっと黒字になるとも

「風立ちぬ」は、ビデオやテレビ放映権を入れて、ようやく黒字になる
NEWSポストセブン|ジブリ鈴木P『風立ちぬ』『かぐや姫』は2人の監督への退職金

ジブリはまず劇場公開、そして次年度にはDVD販売、次に放映権販売というパターンの健全経営で世界のトッププロダクションになった
宮崎駿の「引退」と日本アニメの過去・未来 | nippon.com

「お客さんに見てもらって、トントンまでいったら大成功です」鈴木プロデューサー
7月公開「風立ちぬ」 スタジオジブリプロデューサー・鈴木敏夫さん「宮さんは戦争をどう描くか」 – ヒデ系の瞳

・そんなジブリの新作で現在公開中の高畑勲監督の「かぐや姫の物語」は制作費50億ともされるが…

「かぐや姫の物語」は黒字化は難しい??

制作期間8年、総製作費50億円という日本映画としては破格の時間と予算をつぎ込んだ高畑勲監督の「かぐや姫の物語」
総製作費50億円の『かぐや姫の物語』に高畑監督「お金のことは考えずに作っちゃう」 | 映画 – ムビコレ

「本当は51.5億なんですよ。みっともないから切り捨てて50億。アハハ。いやあ、よく使ってくれましたよ」鈴木プロデューサー
「いくらあっても使う…」鈴木Pが語る宮崎駿の“金遣い” – ライブドアニュース

「『かぐや姫』は、おそらく放映権などを含めても黒字化は厳しいでしょう」鈴木プロデューサー
NEWSポストセブン|ジブリ鈴木P『風立ちぬ』『かぐや姫』は2人の監督への退職金

「今年はどこまで赤字ができるか。もう高みの見物ですよ」鈴木プロデューサー
「いくらあっても使う…」鈴木Pが語る宮崎駿の“金遣い” – ライブドアニュース

120億の興行収入があっても黒字にならないジブリ作品。が、そこには監督のこだわりといいものを作ろうとする鈴木プロデューサーらジブリの方々の想いが見え隠れします。とはいえ赤字は大変なので、今後のビデオ発売などで黒字になるといいのですが…

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https://matome.naver.jp/odai/2138629573435122901
2013年12月12日