クルマをちゃんと撮る!テクニック

mandegan
モーターショーでも使えるテクニック!普段使っているカメラで、ちょっとした工夫で見違えるほどカッコよく!

くらべてみると・・・

画像1
画像2

キチンとしたバランスで撮れているのは画像2。この2枚の違いは撮影した焦点距離。画像1は24mm、画像2は100mmで撮影。

24mmで撮影した画像1は歪曲収差が発生している為、クルマの価値が歪んでいます。一方、100mmで撮影した画像2は圧縮効果を使い塊感を演出しています。

湾曲収差と圧縮効果がポイント

歪曲収差

歪曲収差
方形の物体が方形の像を結ばない。樽型(中心部が膨らむようなゆがみ)、糸巻き型(逆に中心部が収縮するような歪み)、陣笠型(樽型と糸巻き型の複合)の三つの形態がある。ディストーションとも呼ばれる。直線で構成されているはずのビルの稜線が、撮影すると微妙に曲線になるのはこのため。絞り込んでも全く改善されないが、デジタル画像の場合ソフトウェアにより補正できる。魚眼レンズは歪曲を利用してより広い範囲を結像させようというもので、歪曲収差を意図的に利用している。
ザイデル収差 – Wikipedia

圧縮効果(あっしゅくこうか)とは、距離が離れているはずの複数の被写体が、距離を感じさせなくなる、という効果である。望遠レンズで撮影することでこの効果が大きくなる。
圧縮効果 – Wikipedia

難しい話は抜きにして、各焦点距離ごとに比較!

24mmで撮影
かなり歪んで見えます。
35mmで撮影
少しマシになりましたが、迫力がイマイチ…。
70mmで撮影
随分とスッキリとしてきました。
100mmで撮影
70mmで撮影した時よりもより塊感が出ました。

コンデジの倍率で表現すると・・・

70mm=ズーム2倍くらい
100mm=ズーム3倍くらい

です。あくまで目安ですが。

慣れると簡単に迫力のある写真を撮影できます

夜景と一緒に
ガレージにて
駐車場で撮影
夕日の海で

もう一つのテクニック「しゃがんで撮影」

焦点距離と撮影場所のイメージ
実はけっこう遠くから撮影しないとなりません

「しゃがんで撮影」テクニックについてはこちらで詳しく解説!

https://matome.naver.jp/odai/2138499070168258801
2013年11月21日