九州大学生体解剖事件
MKウルトラ計画
MKウルトラ計画は、アメリカ中央情報局(CIA)が1950年代から1960年代に行ったとされている洗脳実験。
この実験では「マインドコントロールの立証」「被験者へのLSDの投与による自白の引き出し」等が行われていたそうです。
MKウルトラ計画に関する情報はCIAにより破棄されましたが、残された文章が1975年にアメリカ連邦議会で公表されました。
スタンフォード監獄実験
スタンフォード監獄実験とは、通常の人間でも地位や肩書きを与えられるとその役割に合わせた行動をしてしまう事を証明する心理学の実験。
実験はスタンフォード監獄にて、看守役と囚人役に別れそれぞれの役に合わせた行動を行わせたところ、 囚人はより囚人らしくなり、看守役はより看守らしく、自ら様々な罰則などを与えるようになりました。
この実験では、権力や地位を持った人間と持たない人間が同じ空間に居ると、権力への服従がから理性の歯止めが利かず暴走してしまう事が証明されました。
タスキーギ梅毒実験
この実験では28人が梅毒で志望し、約100人が梅毒による合併症で亡くなりました。1997年にはタスキーギ梅毒実験に対する公式な謝罪をクリントン大統領が行いました。
ナチス・ドイツの人体実験
ナチス・ドイツは第二次世界大戦中に強制収容所に収容された、ユダヤ人・政治犯・障碍者・双子などを使用し様々な人体実験を行いました。
ナチス・ドイツが行ったとされる人体実験には、「双子を人為的に結合させる実験」「麻酔を使用しない手術」「骨・筋肉・神経の移植」 「低温実験」「血液を大量に抜き取る」「加圧室に入れる」「マラリアの感染実験」「マスタードガス実験」「抗菌剤実験」「海水実験」等。
ナチス・ドイツの人体実験の中心人物には、ナチス親衛隊将校であり「死の天使」と呼ばれたヨーゼフ・メンゲレなどがいます。
フリードリヒ2世による人体事実験
学問と芸術を好み、時代に先駆けた近代的君主として評された13世紀の神聖ローマ皇帝フリードリヒ2世。
教育を受けない子供が最初に話す言葉を知るために、 母親や看護師に対し子供に何も話さないようにする実験や、消化の機能を調べるために食事を取った直後の人間を解剖したりしたそうです。
全部、怖過ぎです。。
九州大学生体解剖事件は1945年に九州帝国大学(現九州大学)の医学部で、アメリカ軍捕虜に対する生体解剖実験が行われた事件。
この事件では撃墜されたB-29に搭乗していた8名に対して人体実験が行われ、「海水を血管に注入した代用血液の実験」「結核の治療法の実験」 「臓器の停止や切除を行った際の生存に関する実験」「どの程度の失血により死亡するかの実験」が行われたとされています。
戦後、この事件の関係者は5名が絞首刑、18名が有罪となりましたが、朝鮮戦争に伴う恩赦で釈放されました。