本書は、自身のギャンブルのためにオーナー会社グループから100億円を引っ張り出し、現在は塀の中の人となった男の懺悔録。
東大に現役合格、赤字子会社を立て直した20代、42歳で社長就任、有名人との華麗なる六本木交遊、噂に上がった女性芸能人たち…すべてを手にしていたはずの男はなぜ“カネの沼”にハマり込んだのか?カジノで失った106億8000万円。大王製紙創業家三代目転落の記。
ともにした芸能人は元AKB48の大島麻衣、ジャニーズの山Pこと山下智久、加藤ミリヤ、田丸麻紀など数十人
東大・社長・芸能人との交友・毀誉褒貶・転落と逮捕・・・ 堀江氏との共通点は多い。
大王精子
市川海老蔵さん、ほしのあきさん、山下智久さん――。2013年11月15日に出版された大王製紙前会長・井川意高氏の自伝「熔ける 大王製紙前会長 井川意高の懺悔録」では実名で多くの芸能人との交遊録が明かされた。
子会社から総額106億円余りを不正に借り入れ、特別背任の罪で現在服役している身でありながら、芸能人との交遊を楽しげに述懐する様に批判が集まりそうだ。
ジャニーズの山下智久さんや田口淳之介さん、元AKB48大島麻衣さんとの出会いなどを語っている。
元国民的アイドルグループのメンバー2人が高校1年生だった際には都内のバーで遭遇。見つかったら大問題になると思い、ソフトドリンクを飲ませ、タクシー代1万円を渡して帰宅させたというが、「1万円をポンと渡されて味を占めたのだろう。それから数カ月間、2人からは毎日のように『今日は何をやってるんですか?』と電話やメールで連絡が続いた」と振り返っている。
「一言でいえば酒池肉林でしたよ」
ほしのが22歳の頃からブレイクするまで、月に1~2回は食事をする間柄だったといい、
井川氏が飲みの席で「遊びにこない?」と電話をすると、例え忙しくても必ず顔を出してくれるほど
親しかったという。
さらに、ほしのからローションティッシュという高級ティッシュをおねだりされ、
ダンボール1箱分をプレゼントしたとも述懐している。
ほしのあきからローションティッシュという高級ティッシュをおねだりされ、 ダンボール1箱分をプレゼントしたとも述懐
「ローション・・・ティッシュ・・・欲し~の・・・」って言われたら、ぽまえらだって一年分あげちゃうだろ?w
懺悔録にも50人を超える芸能人・著名人が実名で登場している。本紙が事前に入手した懺悔録には、宮沢りえ(40)、市川海老蔵(35)、伊藤英明(38)、ジャニーズ・タレント、ほしのあき(36)らグラドルたち、紺野あさ美テレビ東京アナウンサー(26)、今をときめく滝川クリステル(36)ら総勢50人以上が実名で、そして複数名が匿名で登場している。
海老蔵との初対面で「オレはね、あんたがどんな立派な会社の社長だろうが全然興味はないんだ」と十八番の“にらみ”をきかせられ暴言を吐かれたエピソード
歌舞伎役者とお忍びでデート中の宮沢りえに声をかけて怒られたエピソードから始まり、
東尾修、二谷友里恵とのテキーラ一気飲み対決も。バーで酔っぱらった女優の岩佐真悠子から耳に噛みつかれたとか、ほしのあきとは月に2~3回は食事をする仲で、ダンボール1箱分のティッシュをプレゼントしたこともあったという。
酒席などをともにした芸能人は元AKB48の大島麻衣、ジャニーズの山Pこと山下智久、加藤ミリヤ、田丸麻紀など数十人。西麻布で暴行被害にあった市川海老蔵とも飲み仲間で、海老蔵を殴った側の「関東連合」の石元太一とも面識がある
会社の金も、自分の金も区別出来ない
一部上場企業・大王製紙創業家に生まれ、会長の職にありながら、
なぜ男は子会社から莫大な資金を借り入れ、カネの沼にはまり込んだのか。
その代償として、塀の中に堕ちた男の懺悔がここに――。